49314浮き出る血痕「合元寺の真っ赤な壁」|【武将の怪談 その3】黒田孝高(大分県)

浮き出る血痕「合元寺の真っ赤な壁」|【武将の怪談 その3】黒田孝高(大分県)

男の隠れ家編集部
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戦国時代から江戸初期にかけて生きた戦国武将で大名の黒田孝高。大河ドラマ『軍師官兵衛』で描かれたといえばピンとくるだろう。そんな彼もまた、不思議な出来事に遭遇していた。

合元寺の真っ赤な壁

黒田孝高の入府に抵抗した宇都宮鎮房は最後には和睦した。しかし中津城に招かれた宴席の最中、騙し討ちに遭う。この際、同時に合元寺で待機していた鎮房の家臣も討たれた。

その時、返り血を浴びた壁は何度塗り替えても血痕が浮き出るため、赤く塗られたと伝えられている。

【データ】
黒田孝高
天文15年(1546)~慶長9年(1604)

合元寺
大分県中津市寺町973番地
アクセス:JR「中津駅」より徒歩約7分

文/野田伊豆守 写真提供/(一社)中津耶馬渓観光協会
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