週末はどのようにして過ごしているだろうか? 趣味に没頭する、睡眠時間に当てている、ぼーっとスマホを眺めているなど、週末の過ごし方は人によってさまざまだ。
もし週末に時間が余っているのなら、その時間を「勉強」に当ててみるのはいかがだろうか?勉強をして知識やスキルを身につけることで、自身の成長や別職種への転職につながったりする。
しかし、手当たり次第で勉強しても大した効果は得られないため、本記事で紹介する5つのジャンルから選ぶことをおすすめする。週末に時間が余っている人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
■ジャンル1.お金の仕組み
1つ目のジャンルは、お金の仕組みだ。税金や貯金、投資、為替など、これらのお金の仕組みについては、残念ながら学生時代にほとんど学習していない。
お金の仕組みを勉強して理解すれば、正しく安全にお金を増やし、その上で無駄な出費を抑えることができるだろう。また、投資詐欺や情報商材などに騙される心配もなくなる。より多くのお金を扱う社会人だからこそ、お金の仕組みについて深く理解しておく必要があるのだ。
お金の仕組みの勉強には、正確な知識を身につけたいなら書籍、手軽に仕組みを知りたいならYouTube、プロから知識を得たいならマネーセミナーといった方法がある。SNSでも情報を発信しているアカウントが多々あるため、興味がある人はぜひ一度覗いてみよう。
■ジャンル2.英語
グローバルな人材を目指したいなら英語を勉強しよう。世界で活躍するためには英語の知識が必要不可欠であり、日本企業でも英語力を求める傾向が強くなっている。
英語を学んだからといって、0から1で何かを作れるようになるわけではないが、いずれどこかで英語力が必要なシーンに出くわすはずだ。そのときに勉強しても手遅れであるため、将来に投資をする感覚で英語を勉強してみてほしい。
英語の勉強は、英単語の読み書きと最低限の文法を学び、そのあとに日常会話の学習を始めるのがおすすめ。最短で英語力を身につけたい場合は、勉強アプリやスクールを利用しよう。
■ジャンル3.プログラミング
社会人が勉強すべきジャンルとして、プログラミングもおすすめだ。単純なプログラミングスキルもそうだが、このジャンルを勉強すればプログラミング的思考が手に入る。
プログラミング的思考とは、物事を解決するための順序を細かく分析し、より効率的な最適ルートを導き出す思考のことである。つまり、プログラミングを学んでその思考を身につければ、目標達成に向けてより適切なアクションを起こせるようになるのだ。
プログラミング学習は大きなメリットが見込まれることから、小学校でのプログラミング教育が必修化している。もちろん、単純なプログラミングのスキルも、業務の効率化やデータ計測・集計に役立てることができる。
勉強の仕方は、書籍やネットにて独学で学ぶ方法、もしくはプログラミングスクールに通って短期間で習得する方法の2つが主流だ。スクールは費用が高額なので、予算と相談して勉強方法を決めよう。
■ジャンル4.マネジメント
社会人にはマネジメントの勉強も必要だと言える。社会人として会社に務めていると、いずれは上位のポジションに昇格し、部下をマネジメントする管理職に就任する可能性がある。
管理職になったときに「どう教育していいかわからない」という状態だと、管理職として十分に活躍できない。管理職研修でスキルが身につく場合もあるが、自発的に学んでいる人が多い印象だ。
マネジメントについて勉強する場合、書籍や講座で学習するのが一般的である。もしくは、マネジメントの知識が身につく資格取得を目指すのも一つの手だ。
■ジャンル5.OAスキル
5つ目のジャンルはOAスキルだ。OAは「Office Automation」の略称であり、OAスキルは業務の自動化・情報化するスキルを指している。
一般的にはMicrosoftの「Word」や「Excel」、「PowerPoint」などの操作スキルを表す場合が多い。これらツールのマクロを使いこなせれば、普段の業務をより効率化することが可能だ。
OAスキルの情報は、ネットやSNSで発信されている。YouTubeにもわかりやすい説明動画が投稿されているため、OAスキルを勉強したい人はぜひ一度視聴してみてほしい。
■まとめ
今回は、社会人が勉強すべき5つのジャンルを紹介した。興味深いジャンルは見つかっただろうか?
趣味に没頭する、友達と遊びに行く、睡眠時間に当てるなど、週末の過ごし方は人それぞれだ。もちろんこれらの過ごし方を否定するつもりはないが、空き時間を勉強に当てれば新たな知識やスキルが身につき、人生の選択肢をより広げてくれるはずだ。
ぜひ本記事を参考にし、週末に勉強時間を取り入れてみてほしい。楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。
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