男の隠れ家デジタルの読者の皆様、こんにちは。
ロリポップレンタルサーバー byGMOペパボから収益化ブログの情報を発信している林田です。
趣味をきちんとアウトプットと題したこの連載、これまでのお話は読んで頂けましたでしょうか。まだの方はぜひこれまでのお話も読んでみててください。
▼過去の連載はこちらから
第3回までで、収益化ブログをどのように始めてどのように続けるかを説明しました。第4回の今回は収益化ブログをどのように成長させれば良いのかというお話をします。
今回も難しい話はそこそこに、楽しんで読めて楽しんで実践できる内容でお届けします。それではやっていきましょう!
収益化ブログの成長とは?
まずは『収益化ブログを成長させる』とはどういうことかについて明確にしておきましょう。
これまで収益化ブログの始め方、収益化ブログの続け方を説明してきましたから、おそらくこの記事を読んでくれている読者の皆様はブログを運営し、新規記事を更新して増やし続けることはできるでしょう。
ではその記事が増えていく状態を『ブログの成長』と呼ぶかというとそれは少し違うと私は考えます。
例えば収益化を目指さない日記ブログであれば、記事が増えブログが続いていくことそれこそが目的であったりもしますのでそれで良いとも思いますが、収益化ブログは違います。
収益化ブログは、あくまで収益の発生、収益の増加を目指すものです。
この前提で考えると、収益化ブログの成長とは主に以下の指標を用いることができるでしょう。
収益化ブログ 成長の指標:PV(ページビュー数)
PV数とはブログがどの程度読まれたかの指標となる数字です。
ブログが3ページ読まれたら3PVとなります。3人が1ページずつ読んでも3PVですし、1人で3ページ読んだ場合でも3PVです。
このPV数がなぜ大事かというと、収益の発生や収益の増加のベースとなる指標だからです。
Googleアドセンスといった表示広告の場合 0.1PV〜1PVで1円といったように、収益の単価をPVベースで測ることができ、これをPV単価と呼びます。
このPV単価はブログによって差があるのですが、一旦は単純にPVが増えれば最終的な広告収益は増えることになると考えて大丈夫です。
次にアフィリエイトの場合を考えてみましょう。
アフィリエイト広告におけるの成果確定までのステップは、
ブログ記事の閲覧 ⇒ アフィリエイトリンクのクリック ⇒ 成果発生 ⇒ 広告主の承認 ⇒ 成果確定
となります。このそれぞれのステップを計測指標に変換してみますと、
PV数 ⇒ CTR(クリックされる割合)⇒ CVR(成果が発生する割合) ⇒ 承認率(ASPが成果を承認する割合) ⇒ 成果確定
※ CTR:Click Through Rate , CVR:Conversion Rate
となります。これに具体的な数値を当てはめてみましょう。
10,000PV ⇒ CTR 1% ⇒ CVR10% ⇒ 承認率 80% ⇒ 8件
これが2万PVだったらどうでしょう。
20,000PV ⇒ CTR 1% ⇒ CVR10% ⇒ 承認率 80% ⇒ 16件
当然ですが倍の成果数となります。
CTRやCVRを改善することでももちろん成果数は増えますが、母数となるPV数を増やすことは成果件数の期待値の上限を上げるためにも非常に重要なポイントです。
PV数の上位指標としては、検索エンジン上での表示回数、検索エンジンからの流入数、検索エンジン以外からの流入数等があるのですが、まずはPV数を意識しておくと良いでしょう。
収益化ブログ 成長の指標:収益額
収益化ブログですから、ブログの成長の指標として収益額は最も重要な指標です。
前の項で説明をしたPV数が入り口の指標だとすると、収益額は最終的な出口の指標だと考えてください。
ブログの最終的な収益が決定されるまでには上で説明したPV数やその他の指標
それ以外にも様々な要素、指標があります。
それらの要素と指標は多岐に渡り、またそれぞれが複合的に影響し合うので、『この指標が良かったから成果が増えた』であったり、『この指標が悪かったから収益が落ちた』といった単純な話にはなりません。
ですので、『収益化ブログが成長しているか』の指標としてまず重視すべきは当たり前ですが『収益が伸びているか』なのです。
もし記事をコンスタントに書いて公開しているにも関わらず、なかなか収益が増えなければ、そのブログはどこかに問題があります。
その場合は、PV数を始めとする収益額を決定する前段階の指標や要素を確認すると良いでしょう。
ネットにはブログに関する先人たちの知恵が様々公開されていますので、自身が悩んでいることを検索してみてください。
収益化ブログの成長:読者に寄り添った記事を書く
収益化ブログの成長を決める指標として『PV数』と『収益額』を挙げました。
ではこのPV数と収益額を伸ばすために具体的にどのようなことに取り組むべきかをお話します。
まずは『読者に寄り添った記事を書く』です。
収益化ブログにおいて読者に寄り添うとは具体的に言うと『抱えている検討や課題などの読者の状況を想定し、解決方法を提案する内容の情報を発信する』ということです。
これは収益化ブログにおける記事執筆の考え方の基本です。
この考え方が記事に取り入れられていることで収益が発生しやすくなるからです。収益が発生しやすくなる理由としては
- 重要な検索キーワードでの検索結果に表示されやすくなる
- 単価の高い広告が掲載される可能性が高くなる。
- 購入などのアクションが発生しやすくなる
などが挙げられます。
つまり前項までで説明をしたPV数、収益額のいずれに対してもポジティブな効果が期待できます。
収益化ブログの成長:ターゲットを意識したカテゴリー設定
これは、第一回のお話でも少し触れましたが、ブログ全体でカテゴリーに統一感を持たせるということです。
なぜブログ全体でカテゴリーを統一させることが良いのでしょうか。それはPV数に大きく影響をするからです。
例えば検索エンジン上でとあるキーワードで一位に表示をされたとしてもそのキーワードで検索をした人全員がクリックをしてブログを訪れてくれるわけではありません。
これが5位以下や、10位以下の2ページ目以降などになってくると更にクリックしてブログを訪れてくれる人の数は減ります。
つまり検索エンジンから読者を自分のブログに呼び込むことは簡単なことでは無いということです。簡単なことではないと言うと脅しみたいな表現になってしまって本意では無いのですがそうなんです。難しいんです。
ですので、一度ブログに訪れてくれた人には目的の記事だけでなく『気になる記事』を読んでもらうことが重要です。
これは『検索エンジンからブログに来てもらう』に対して、『ブログに来てくれた人に別の記事を読んでもらう』ほうが効率的に1PVを得ることができるからです。
例えば私のブログのとある日の検索エンジンからの流入数は271件でしたが、その日のPV数は413件でした。一人あたり1.52ページを見ていることになりますね。
これは正直あまり良い数字とは思わないのですが、それでも一人が1ページだけ見て帰ってしまう状況に比べれば、最低限のブログ内での回遊が発生していると考えて良いでしょう。
このように、収益化ブログを効率的に成長させるのであれば、ブログ全体でどのようなターゲットを想定し、カテゴリーが設定されているかは重要なポイントです。
収益化ブログの成長:アウトプットの質を高める
アウトプットの質を高めるというのは、更に具体的に言うと『言語化の質と量を高める』ということです。
言語化の質と量を高めるのがなぜブログの成長に重要なのでしょうか。それは収益額に直結するからです。
ブログというのは主に写真と文章で構成されます。ですので記事を読みに来てくれた読者に対して、写真と文章で説明し、解決や納得をしてもらう必要があります。
例えば庭木の切断をするのにチェンソーの導入を検討していた人がブログに訪れてくれたとします。その時に、
『このチェンソーがよく切れるのでオススメです!』
と説明されるのと、
『チェンソーには大径木用と小径木用など様々なサイズがあります。チェンソーはいわゆる大は小を兼ねるの考え方で選ぶべきではありませんから、求められる状況に対して適切なものを選ぶ必要があります。ハンドルの位置はトップとリアがあり、用途により使い分けられるべきです。またエンジンか電気式かの違いや排気量や操作性、メンテナンス性などでプロ用から一般作業用まで様々な価格帯のものが国内海外の多くのメーカーから販売されています。庭木の手入れで使う用途であればトップハンドルの小径木用が向いていますが、もし住宅街で頻繁に作業が発生するようでしたら騒音レベルの低い100vの電気式が良いかもしれません。また、一度の作業が数本で終わるような使いかたでしたら充電式もお勧めできます。それらを踏まえ今回のケースで私がお勧めできるチェンソーはこれです。なぜなら〜』
と説明されるのでは、後者のほうが納得感があるでしょう。これが言語化の質と量だと思ってください。
実際には長い文章を羅列するだけでは読んでもらえませんので、適宜改行や強弱、ハイライトをつけたり、箇条書きできるものは箇条書きをするなど情報の視認性を上げる必要があります。
このように言語化の質と量が向上すると、その記事からの収益発生の確率が上がります。
また整理された情報量の多さは検索結果の順位に対してもポジティブな結果が期待できます。
このような背景からブログの成長のためにはアウトプットの質を高めることがとても重要です。
収益化ブログの成長:収益化を狙う記事とそれ以外とを分ける
これは様々な考え方があると思うのですが、私が好きな方法です。
上の項でアウトプットの質を高める話をしました。収益を発生させる、向上させるためには客観的に整理された質の高いアウトプットは確かに重要です。
ですが、趣味をアウトプットしている収益化ブログではどうしても情熱的に、感情的に文章を書きたくなる時や記事があるものです。
また、特に何を買って欲しいであったりを考えずに記事を書きたいときもあります。そんなときは敢えて特に構成に拘らず記事を書きます。
そのような感じで敢えて収益化を狙っていない記事がブログ内に存在していることは私は問題ない。むしろブログ運営者の人格が見えることでオリジナリティが発揮できるので良いとことだと思います。
そこで大切になってるのが、その敢えて収益化を狙っていない記事から収益化を狙う記事に導線が設置してあるかということです。
収益化記事への導線を設定することで、収益化を目指さない記事の存在価値が高まりるからです。
私はこの収益化を目指さない記事を書きすぎたので少し反省しているところですが、そこはバランスですね。良いバランスで楽しんでブログを書いていきたいと思います。
収益化ブログの成長:ブログのファンを作る
例えば私はブログ関連の情報を発信している多くのブログの中で、『クロネのブログ講座』というブログのファンです。
理由は様々あるのですが、特に挙げたいのは『この人が体験してこの人が良いと思うものを勧めてるな』ということが感じられるという点です。
このファンを作るということは、ファンとなった人がまたブログに訪れてPVが増えることも期待できますが、それ以上にファンになった人が自分の知らないところで推奨してくれるからです。
実は私はこの「男の隠れ家デジタル」さんでこのクロネさんのブログ講座の話をするのは2回目です。
なのですが、面識はクロネさんとはありませんし当然ですが経済的なつながりもありません。
私が一方的に『収益化ブログを説明する時に参考になるブログ』として紹介をしているものです。
このブログのファンを作るという方法は私自身まだ確立されたノウハウを持っているわけでは無いのですが、私自身が思うポイントとしては
- 自身の体験や経験に基づく、独自の考察を含む
- 運営者の人格を感じ取ることができる
- 情報の推し方が自然
- ポジションが明確ではあるが、他を否定しすぎない
などがブログのファンを作るためのには重要だと感じます。
大切なことは読者や市場に迎合することではなく、自身のオリジナリティを持ってファンを作っていくということだと感じます。
今後も趣味をアウトプットする収益化ブログの情報をお届けします
今回は収益化ブログの成長のさせかたについてお話をしました。
今回の記事を読んで頂きブログを始めてみようかなと思った方はぜひロリポップレンタルサーバーでブログを始めてみてください。
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