現存十二天守の城を学ぶ。「姫路城」(兵庫県姫路市)|平成の保存修理を経て、生まれ変わった美しい白鷺の城

慶長14年(1609)に築城された姫路城。江戸時代に池田氏によって近世城郭として整備されて以来、天下の名城として受け継がれてきた。「平成の保存修理工事」を経て、往時の勇姿を取り戻した。

月明かりに浮かぶ、美しき国宝5天守のひとつ「彦根城」(滋賀県彦根市)|多種多様な破風が彩る3層の天守〈現存十二天守を学ぶ〉

大坂の陣を挟んで前後2期、約20年にわたる工事の末、 近世城郭と中世城郭の手法を融合して造られた井伊家の居城。 琵琶湖のほとり、彦根山上に頂く天守は小規模ながら、 意匠性・戦略性に富む国宝5天守のひとつとして今も君臨する。

戦国の世の空気をまとい、実戦を見据えた造り「松本城」(長野県松本市)|案内人とともに松本城をあるく〈現存十二天守の城を知る〉

現存十二天守のなかで唯一の平城である松本城。信州の地にどしりと構える漆黒の姿からは、国宝たるその所以を感じずにはいられない。

〈現存十二天守の城を知る〉羽柴・織田・徳川が競った「犬山城」(愛知県犬山市)|木曽川のほとりで美濃をにらむ、国盗りの要諦となった名城

美濃との国境である木曽川沿いに位置する 尾張国犬山は、羽柴勢と織田・徳川勢が覇権を競った場所である。 対岸からの雄姿が特に美しい国宝犬山城天守は、数多くの謎を秘めながらも日本史の転換点を今に伝える。

山陰地方唯一の現存天守「松江城」(島根県松江市)|江戸時代の城ながら、安土桃山の伝統を継ぐ実戦向け天守〈現存十二天守の城を学ぶ〉

山陰地方で唯一、現存する天守として、その名を知られる松江城。 「関ヶ原」の後に築かれながら、その漆黒の外観や、極めて実戦的な構造が特徴である。 織田信長の安土城、 豊臣大坂城の面影を宿した、 その重厚さに武士の魂を見るようだ。