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国内で現存する数も少ない貴重な1台「サンビームレイピア」(1963年)

会社員の石井義晴さん(62歳)の愛車は、英国の伝統が踏襲されている、まさにクラシックカーの真髄ともいえる美しいフォルムのサンビームレイピア。ヒルマンミンクスの2ドアハードトップ版で、いすゞがノックダウン生産をした時の手本になったイギリス車である。
【品川5】のナンバーを継続したい「モーリス1100」(1963年)

フォトグラファーの奥村純一さん(47歳) が2013年、個人売買で手に入れた1963年のモーリス1100。前オーナーがボディをレストアしてあったのをおよそ180万円で購入した。
驚くのは、前々のオーナーがホンダの四代目社長の川本信彦氏だったことだ。それが判明したのが2014年のあるイベントで川本氏本人から「懐かしいね。昔乗っていたんだよ」と声をかけられたことからだった。
レストアを引き継いだ愛車に乗る「ロータス エラン Sr.I 26Rタイプ」(1964年)

ライトウエイトスポーツカーの傑作「ロータスエラン」。角田さんは1964年の26Rタイプを破格値で知人から購入。当時のワークスカーでは珍しいカバー付き固定ライトや、クーペの美しいラインが魅力的。
きっかけはスロットカーレーシング「ロータス エランSr.1」(1963年)

小山 修さん(喫茶店経営・57歳) はクルマに興味を持ったのは、幼い頃に流行っていたスロットカー。当時、丸みを帯びたボディを持つロータスエランに惹かれたのがきっかけだ。
スポーツカーの原典はこのクルマにあり「MGミジェットMKⅡ」(1965年)

昔のマンガに出てくるスポーツカーのイメージを思い浮かべると、MGミジェットMKⅡのシルエットだと教えてくれたのは、1965年製のこのクルマを28年間所有している矢野啓氏さん(自営業・58歳)。子供の頃に思い描いたスポーツカーのイメージをずっと持ち続け、英国の2人乗りのライトウエイトスポーツカーに乗ることを夢見てきたのだという。