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目が合ってしまった瞬間の運命の出会い「フォルクスワーゲンTypeⅠビートル」(1974年製/ドイツ)|憧れのクラシックカースタイル

ある日、柏木泰弘さん(会社員・51歳)が視線を感じて振り返ると、そこにいたのがプロサーファーの友人が所有していた1974年製のフォルクスワーゲンTypeⅠビートルだった。その眼差しは柏木さんに訴えかけていた。
空冷エンジンが奏でる音に惚れる「フォルクスワーゲン Type Ⅱ」(1966年/ドイツ)| 憧れのクラシックカースタイル

このクルマの魅力はなんといっても「オシリ」だと主張する毒島将人さん(会社員・40歳)。オシリとはルックスのことでもあり、空冷水平対抗エンジンが奏でる音でもあるという。
おもちゃと一緒で手元に置きたいクルマ「フォルクスワーゲン TypeⅢ」(1961年/ドイツ)|憧れのクラシックカースタイル

今から30年ほど前、友人の影響で英国車にはまったという中田功さん(60歳)。トライアンフTR4、ミニ、ADO MGとずっと英国車一筋だった。それが2年前、120万円で購入した1965年製のフォルクスワーゲンTypeⅢのオーナーに。このいかにもクルマらしい、つまり子供が描くクルマの絵のようなスタイルに惚れてしまったからだった。
古いクルーキャブを7年かけてレストア「VW タイプ2 クルーキャブ(1967/ドイツ)」|憧れのクラシックカースタイル

これまで56年式のフォードF100やホンダS600、15台のバイクに乗ってきたという鷲頭健二さん(会社員・52歳)。12年前に友人が持っていたVWタイプ2クルーキャブを引き取り、雨ざらしでボロボロだった状態から7年かけてレストアした。
車の前面が1枚ドア。修理するのが大変「BMWイセッタ300」(1957年/ドイツ)|憧れのクラシックカースタイル

戦後、イタリアのミニカー「イソ・イセッタ」をBMWがライセンス生産した車である。子どもの頃から自宅にあったというこのイセッタは、もともとGHQが日本に持ち込んだものらしい。それが巡り巡って大矢卓嗣さん(60歳)の父親が兄弟と共に買ってきた。