日本の4大カバン産地の一「豊岡」。古い歴史を持つ鞄産業の地で生まれた「豊岡鞄」のプライド
メイドインジャパンの鞄といえば「豊岡鞄」。鞄産地で知られる兵庫県の豊岡は、日本の鞄の歴史を牽引し、時代に合わせて進化・前進してきた。安価で大量に作れる外国製とは違い、職人たちの裏打ちされた技術で作られる鞄は手に馴染み、そして耐久性も高い。しかし、その歴史は決して平坦なものではなかったのだ。
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一産地で陶器も磁器も生産する「瀬戸焼」(愛知県)|現代に至るまで火をつないだ、陶工たちの高い志
陶器・磁器の産地として知られる愛知県の「瀬戸焼」。その歴史は鎌倉時代まで遡ることになる。瀬戸焼には時代を隔てて2人の開祖がいて、そのどちらの技術も進化を遂げながら現代まで、その火を絶やさずにきたのだった。
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受け継がれる刀匠の技。刀鍛冶の魂とプライドが古も今も宿り続ける「関の刃物」(岐阜県関市)
岐阜県関市は刃物の町として世界的に知られる生産地だ。かつて戦国武将の刀を鍛え上げてきた刀匠たちのプライドが、800年の時を経た現代でも強く残っている。時代が変わり生活用刃物を生産する一方、美術工芸品として刀を作る技術はこれからも絶えることはないだろう。
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世界有数の金属産業の町“燕三条”。「金属」の加工で異なる道を歩んだ燕と三条、それぞれの姿
近年、新潟県の燕市と三条市は金属産業の町というだけでなく、「アウトドア・ブランドの聖地」としても馴染みがあるのではないだろうか。それもひとえに歴史に裏打ちされた卓越した金属加工の技術があるからこそ、現代の生活スタイルや趣味・趣向に合わせた製品開発、製造が実現するのだ。
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