33296独学でできる英語スピーキング練習法11選|初心者~中上級者までレベル別練習法を解説

独学でできる英語スピーキング練習法11選|初心者~中上級者までレベル別練習法を解説

男の隠れ家編集部
編集部
英語学習において、日本人が最も苦手と思われるスピーキング。

独学で練習している方のなかには、「初心者は何から始めればいいのか」「今の状態からレベルアップするには何が足りないのか」「最適な学習方法がわからないと」など、さまざまな悩み事を抱えているのではないだろうか。

スピーキングを上達させるには、スピーキング力が向上する仕組みを知り、適切な練習法を大量にこなしていくことが必要となる。

この記事では、独学でできる英語のスピーキング練習法を紹介するとともに、どんなステップでスピーキングが上達していくかを解説していこう。
目次

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独学でスピーキングをマスターするコツ

<POINT>
・目的が明確なら、英語学習は挫折しない!
・目的が明確なら、達成に向かってモチベーションを維持できる
・目的が明確なら、独学での英語学習も孤独じゃない!

独学で英語のスピーキングを上達させるのは、決して簡単ではない。この記事を読んでいるということは、実際にスピーキング力に伸び悩んでいる人もいるのだろう。

そんなときは、まず、独学でスピーキングを上達させたいという思いと向き合ってみよう。何らかの場面で「自分の意思や気持ちを英語で伝えたい 」という目的があるはずだ。

  • ビジネスシーンで英語を使う場面が増えてきた
  • 外国人の友達を作って交流したい
  • 新規企画の英語プレゼンテーションを控えている
  • 海外の顧客と商談ができるようになりたい
  • 長期海外出張にアサインされるようになりたい…etc

このように、「どんな場面でどんな内容を伝えられるようになりたいのか」と具体的な目的をイメージし、それを達成するために何が必要かを自分に問いかけてみよう。

たとえば、英語での商談が目的なら、ビジネス英語のほか、自社が属する業界用語や商品・サービスに関する専門用語を使いこなせるようにならなければいけない。

また、海外旅行で現地の人と交流したいという目的であれば、日常的に起こるできごとや、身の回りのことを英語で表現することを重点的に習得していくべきだ。

目的の明文化は、英語学習のモチベーションを維持するためでもある。スピーキングの練習は反復学習が基本となるため、時にはつまらないと感じることもあるかもしれない。

そういったときに「何でこんな単調な反復練習をしているんだっけ?… そういえば、商談を1人でできるようになるために必要な過程なんだ!」と思えるように、最初に目的は明確にしておこう。

独学でスピーキングが上達しない7つの原因

細かく分析すると、「文法知識が足りない」「発音できない音がある」「頭の中でスムーズに英作文ができない」など、スピーキング上達の妨げになっている要因は多くある。

ここでは、独学でスピーキングが上達しない主な原因を詳しく解説していこう。上達しない原因を把握しておけば、よりスピーキングの練習が効率的になるはずだ。

スピーキングの練習量が足りない

スピーキングができない1番の原因は、「今までスピーキングに費やしてきた練習量が少ないから」だ。

しかし、これらの要因はリーディング、リスニング、ライティングにも影響することだ。スピーキング力だけが極めて低い原因は、単純に「英語で話す=スピーキング」の機会がほとんどなかったからだろう。

今の20代後半以上の社会人は、まだ小学校からの英語学習は義務化されておらず、中学・高校の英語の授業でも読み書きが中心で、英文音読をすることはあっても、英語を話すことはほとんどなかった。

仮に週1時間のスピーキング授業に、中高6年間で取り組んだとしても、たった70時間にしか及ばないのだ(35週間計算の場合)。

また、これまで日本は英語を話せなくても特に生活には支障がなかったため、「上司が外国人になった」「海外拠点との会議が増えた」という必然的に英語を話さなければいけない理由がない限り、スピーキング練習をするきっかけがなかったのだ。

そして、その必然性を感じたのが今なのではないか?学生時代まじめに英語学習に取り組んできたとしても、英語を話す練習をしてこなかったなら、「英語の読み書きができるのに話せない!」のも当然だ。

まずは、スピーキングの練習量が足りないことを自覚し、これまでのリーディングの勉強量に追いつくつもりでスピーキングに英語学習のリソースを割くことにしよう。

身の回りの表現を知らない

英語学習を続けていると、「こういうときって英語でなんて言うんだろう?」と思うことが増えてこないだろうか?

「スピーキング練習が足りないとは言え、リーディングではたくさんの英文に触れてきた!」と思っていても、意外と言えないのが身の回りの表現や日常的な出来事だ。

実はこの現象、「英語表現がすぐに口から出てこない」というよりは、そもそも「その表現を知らない」という場合が多いのだ。

例えば、日本語で何気なく使う以下の表現。ササッと英訳できるだろうか?

・口で言うほど簡単じゃない(言うは易く行うは難し)
・よしっ! やる気出てきた!
・とりあえずビールにしよう!

特に難しい単語や例外的な文法は必要ないのだが、意外と出てこないという人が多いのではないだろうか。英訳は以下の通り。

日本語英語
口で言うほど簡単じゃない(言うは易く行うは難し)It’s easier said than done.
よしっ、やる気出てきた。OK, I’m getting psyched up.
とりあえずビールにしよう!Let’s start with beer !

答えをみたら「なるほど」と思えるものもあるだろう。だがすぐに口から出てこないのは、スピーキングの才能ではなく、「表現を知っているか否か」というだけの問題の場合も多い。

TOEICや英検の試験対策やリーディング教材では、ビジネス、政治、司法、環境などのトピックを取り扱うことが多く、このような日常的な出来事や動作の表現を目にする機会が少なかっただろう。

言いたいことを英語で組み立てられないのではなく、“まだその表現を習っていないだけ” なので、その都度調べて使える表現を増やしていけば大丈夫だ。

そのためには、やはりスピーキングの機会を増やして、「これ英語でなんて言うんだろう?」と思う癖をつけていくことが重要だ。

私たち日本人が必要性を感じて英語のスピーキングを強化しようと思い立ったときに、ほかのリーディングやリスニングに比べていまいち上達が感じられないのは、スタート時に「スピーキングの練習量」と「使える英語表現」が不足していることにある。

このスタート時の課題を念頭に置いて、スピーキングの練習メニューを組み立てていこう。

スピーキングに対して苦手意識がある

独学でスピーキングが上達しない理由として、苦手意識がある点が挙げられる。

これはマインドの話になるが、「スピーキングを間違えてしまう」「スラスラ話せない」と思い込んでしまい、過度な苦手意識を抱え込んでいるパターンだ。

実際に人は、「自分にはできない」と思い込んでしまっていることは、なかなかできるようにならないもの

今は英語を話せる人でも、練習を始めた最初は失敗を繰り返している。誰でも最初は間違えるのが当たり前。まずは、苦手というマインドを取り除くことが重要だ。

比重がインプットに偏っている

独学でスピーキングが上達しない人は、勉強がインプットに偏り過ぎていることが多い

もちろんインプットは重要だ。単語や文法を知らなければ話すことができないため、ひたすら机に向かい頭に知識を詰め込む作業は怠ってはいけない。

しかし、それだけでスピーキングを上達させることはできない。

インプットとアウトプットは必ずセットで行うことが重要だ。知らない単語や文法があっても恐れず、アウトプットの機会を増やすことでスピーキングは上達していく。

英語脳を鍛えていない

スピーキングが上達しない人は、英語脳が鍛えられていない可能性が高い。

英語脳とは、見たり聞いたりした英語を英語のまま理解できる能力のこと。日本語に置き換えてから英語に変換している場合は、まだ英語脳にはなっていない。

スピーキングを上達させるためには、英語脳を鍛えることが重要だ。英語脳になると英語を話す際に日本語が介入しないため、英会話のレスポンスが速くなる。

英語脳を作るためには、英語を英語のまま理解する作業を繰り返すことが重要だ。多少の時間は必要だが、大人になってからでも継続的な練習で英語脳は作ることができる。

英語を話す場が少ない

独学でスピーキングが上達しない人は、英語を話す場が少ない可能性がある。

繰り返しになるが、スピーキングを上達させるためにはインプットとアウトプットが重要だ。独学の場合は、このバランスがインプットに偏ることが多い。

スピーキングを上達させるためには、英語を話す機会を増やすことが重要だ。英語は、以下のような場所で話すことができる。

  • 英会話カフェ
  • オンライン英会話教室
  • 旅行者に話しかける
  • 言語交換アプリ
  • 外国人が多いbarへ行く

英会話カフェは、英語を話している日本人や外国人と交流できる場だ。会員制だが、共通の目的を持つ友人を作ることもできる。

また、最近ではアプリを使い英語を話すこともでき、旅行者や外国人が多いbarへ積極的に顔を出して交流を深めるのもおすすめだ。

積極的に英語を話す場を増やしながら、スピーキングの上達を狙っていこう。

失敗が恥ずかしいことだと考えている

スピーキングの失敗は決して恥ずかしいことではない。しかし、なかなか上達しない人のなかには失敗をネガティブな方向に考えている方が多い。

ネガティブ思考は成長を妨げる要因だ。「自分はミスが多いから話せない」と思い込んでしまうだけで、英語を話す場からも足が遠のいてしまうだろう。

スピーキングは実践を重ねることが成長への道だ。厳しい言い方だが、失敗を恐れずに何度も挑戦しなければ決して思うような上達は望めない

もしも失敗を笑う人がいれば、そんな人は放っておけば良い。誰でも最初は失敗する。重要なのは、失敗を恐れずに挑戦することだ。

英語スピーキング上達の基本

スピーキングの上達は、「正しい英文法や英語の音を習得し、英作文をひたすらアウトプットすること」が基本。

だが、この英作文アウトプットの幅を広げるためには、“英単語” や “英語特有の言い回し”など英作文素材の「インプット」も重要だ。

言いたいことが山ほどあっても、それをどう英語で表現するのかを知らなければ、いくら考えても正しい英作文をひねり出すことはできないだろう。

それは「アウトプットは自分の頭の中にあるものからしか引き出せない、つまり現時点での自分の知識量に左右される」ということだ。

独り言でもアウトプットを鍛えつつ、適切な教材を活用してインプットも行いながら、表現の幅を広げていこう。英会話の独学については、以下の記事詳しく紹介している。

ぜひこちらも合わせて読んでほしい。

初心者向けの英語スピーキング練習法4選

独学で勉強している方は、スピーキングの練習法を知りたいという方が多いだろう。ここでは、初心者におすすめの練習法を紹介していく。

話すための英文法を習得する

スピーキングを上達させるためにはインプットが重要だ。初心者の方は、まず話すために必要な英文法を習得しよう

全く英文法を知らなくても単語の羅列だけで会話はできるかもしれないが、それでは流暢に英語を話せているとはいえない。

英文法を習得する際は、以下のポイントを意識してほしい。

  • 中学英語レベルの文法をマスターする
  • 一冊の問題集を繰り返し解く
  • 実際に声に出して読み上げてみる

問題集は何冊も買う必要はない。初心者の方は中学英語レベルの文法のマスターを目指し、一冊の問題集を繰り返すことが重要だ。

インプットとアウトプットの繰り返しで記憶は定着していくため、問題集は書いて解くだけではなく実際に声に出して読み上げよう。

オススメ教材『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』

英文法の習得を目指す方におすすめの教材は、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』だ。

「瞬間英作文」とは、見たり聞いたりした日本語を瞬時に英語に変換して口に出すトレーニング

記憶のなかに散らばっている単語や文法をピックアップして英作文をするスピードを鍛えるのに非常に効果的だ。

著者・森沢洋介氏による『瞬間英作文シリーズ』は、文法と単語を中学レベルに絞り込み、 「条件反射的な日本語⇒英語の変換ができるまでの繰り返し学習法」 をフォーマット化したトレーニング帳だ。

出典:Amazon

中学レベルの単語と文法のみで構成されたシンプルな例文しかなく、負荷の低いトレーニングを大量にこなすことができる。

レビューには「例文に実用性がなく覚えても使えない」という意見がある通り、本書の例文は、使う場面を想定しづらいものやそのまま使うと不自然な感じがするものも見られる。(以下、掲載例)

日本語英語
お父さんは古い辞書を僕にくれた。My father gave an old dictionary to me.
彼女は1枚の写真を私たちに見せた。She showed a picture to us.
それを犬にあげなさい。Give it to the dog.

しかし、本書のコンセプトは頭でわかっているつもりの基礎文法を自由にかつ瞬発的に使いこなせるようになることなのだ。

著者の森沢氏は、瞬間英作文トレーニングについて自身の体験談を以下のように語っている。

トレーニングを始めた当初は、自分の力不足を痛感しました「これは本です」という文を疑問文にしただけで、“Is this is a book?” と “is” を2回使ってしまったり、「彼は早起きですか?」に三単現のルールを忘れ、“Do he get up early?” と言ってしまうなど、文法を知っていることと、使いこなせることは全く違うのだということを痛感させられました。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』より引用

表現の幅を広げる

英文法を自由に使いこなす土台ができたら、次は使える表現の幅を増やしていこう。

英語を自在に話すうえで覚えるべき単語や表現にはキリがないが、初期段階として「基本動詞」の活用を習得しておけば英語の表現力や会話力はグンと上がる。

“get” “make” “have” などの基本動詞は、前置詞や単語との組み合せによってさまざまな動作やシチュエーションを表現できる応用性の高い動詞だ。

また英語を話す人たちは、日常レベルのカジュアルな会話においては数多くの動詞のなかでも基本動詞を多用する傾向がある。

オススメ教材『バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング』

基本動詞を使いこなせるようになるのに有効な教材は、「瞬間英作文シリーズ」の『バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング』だ。

出典:Amazon

14種類の基本動詞の解説に加えて、800以上の例文が収録されている。基本動詞を解説した良書はこれまでにもあったが、例文をこれだけ収録したトレーニング本はほかになかった。

“get”だけで100の例文が収録されている。(以下例文)

日本語英語
私の部屋は日当たりが良くない。My room does not get much sunshine.
弾が兵士の右腕に当たった。The soldier got a bullet in his right leg.
面倒なことにはなりたくないよ。I don’t want to get into trouble.

この動詞を使うために無理矢理作った感がある例文もなかにはあるが、本書の狙いは「動詞や前置詞の本質的な意味をイメージし、基本動詞を瞬発的に使いこなせるようになる」ことだ。

英会話のレッスン時に活用していると、講師が「こういう言い方の方が自然だよ」「別の言い方にこういうのがあるよ」と教えてくれるので、覚えたことはどんどん使っていこう。

独り言でアウトプットの練習

独学のスピーキング練習法では、アウトプットは独り言がおすすめ。

例えば、「ふと思ったことを英語にしてみる」「洋画の1シーンを真似する」など、日常生活のなかで英語を話す機会を積極的に作ってみよう

もちろんオンライン英会話や英会話カフェなどでネイティブと会話するのが効率的だが、その機会を作るのが難しい場合も独り言で上達は望める。

また、聞き手を想定して自分で英会話を続けていくのも良いだろう。独り言は周りに誰もいないため、気軽かつ無料で行える最高のスピーキング練習法だ。

英作文を作り英語に慣れる

英作文を作り英語に慣れるのも、初心者におすすめのスピーキング練習法だ。

スピーキング力を伸ばすためには、自分が伝えたいことをどう説明するかを理解していないといけない。その力を養ってくれるのが英作文だ。

初心者の方は、1日の終わりに英作文を作る習慣をつけよう。その日にあった出来事やうれしいこと、自分の趣味や好きなことを書くだけでも問題ない。

さらに、独学では難しいが自分が書いた英作文を添削してくれる人がいれば完璧だ。

中級者向けの英語スピーキング練習法4選

中級者向けの英語スピーキング練習では、「インプットとアウトプットの両方をバランスよく取り入れられる英語学習法」がおすすめだ。

自分が興味がある分野や話せるようになりたい内容の音声付きスクリプト教材を選び、以下の要領で学習を進めてみよう。

  • ディクテーション:聞こえてきた英語音声を一言一句書きとる
  • リピーティング:まとまりごとに音声を止めて、声に出して繰り返す
  • オーバーラッピング:聞こえてくる音声にぴったり被せてスクリプトを読む
  • 音読:音声を聞かずにスクリプトを読む

ここでは、それぞれの練習法を一つずつ詳しく解説していく。

ディクテーション:聞こえてきた英語音声を一言一句書きとる

英語の音を聞いて書き取るディクテーションは、リスニング力を向上させるのに効果的なトレーニングだ。

ここでは、スピーキング練習を繰り返し集中して取り組むための前準備として、スクリプトの内容や単語・文法をしっかりと理解しておくために行う

文法知識に抜けがないか、英語の音やリズムに対応できているか、単語のスペル・音・意味を知っているかといった自分の弱点を洗い出しておこう。

リピーティング:まとまりごとに音声を止めて、声に出して繰り返す

リピーティングは、音読学習の中でもっともよく使われる基本トレーニングで、文章の切れ目や息継ぎ箇所など音声の区切りごとに音声を止めて、声に出して繰り返す練習法だ。

ネイティブの音声を注意深く確認しながら自分の声に再現することで、正しい発音を身に付けることができる。手本音声の直後に自分の音声が続くので、録音すると発音のチェックをしやすい。

また、英語を英語のまま意味のまとまりごとに理解する練習にもなり、長めの英文を読み上げるときや自分が英作文をするときにも自然な位置で区切りを入れられるようになる。

オーバーラッピング:聞こえてくる音声にぴったり被せてスクリプトを読む

オーバーラッピングでは英語の音声を流して、音声にオーバーラップするように同時に発音する。ただタイミングを合わせるだけでなく発音・リズム・強弱などすべての要素をマネるようにするとよい。

英文を読みながら音にも集中して声に出すことは想像以上に難しく、最初はネイティブのスピードについていけず、とにかくスクリプトを読むことで精一杯になるだろう。

逆に考えると、このオーバーラッピングで英文をスラスラ読めるレベルに達したときが、目で見て耳で聞いた英文を瞬時に理解して声に出すという一連の流れを無意識に近い状態でスムーズにできているということだ。

音読:音声を聞かずにスクリプトを読む

音読は音声のガイドがなくても、自分で自然な英語の音をアウトプットできるようになるための最終フェーズだ。

オーバーラッピングで身に付けた発音・リズム・強弱を再現しながら、詰まらずに読めるようになるまで繰り返す。

このように、音声付きスクリプト教材が1つあれば、「ディクテーション」「リピーティング」「オーバーラップ」「音声ガイドなしの音読」などさまざまな音声学習ができ、かなりのスピーキング練習量になる。

単語や文法、発音などの新しい知識をインプットできるだけでなく、アウトプットを繰り返すことで忘れないうちに記憶を体に定着させ、リーディング、リスニング、スピーキングの実用技能もバランスよく鍛えることができる。

各フェーズでどれくらい繰り返し練習するかは、それぞれ「できるようになるまで」だ。教材のレベルによっては5回で済むこともあれば20回以上必要なときもあるだろう。

さまざまな英文に触れ、英語の音のルールやパターンが定着してくると、徐々に少ない回数で習得できるようになってくる。慌てず「1つずつ最後までやりきる」ことを重視してスピーキング練習を重ねていこう

上級者向けの英語スピーキング練習法3選

上級者には、より英語を流暢に話せるようになるためのスピーキング練習が必要だ。特に独学で勉強している方は、以下のポイントを意識してほしい。

<独学でスピーキングを上達させるためのPOINT>
・インプットとアウトプットをバランスよく取り入れよう
・インプットは中学レベルの単語と文法でも十分
・「基本動詞」の活用を習得しておけば表現力・会話力UP
・音読学習でスピーキング練習量を上げる
・リアルな英語の場面をスピーキング教材にする

ここでは、上級者におすすめの3つの練習法を紹介していこう。

リアルな英語の場面を真似る

スピーキング教材として、海外ドラマや洋画のワンシーンなどの動画を活用すれば、音声に加えて映像から生きた英語を学ぶことができる。

正確なスクリプトがある動画を選び、これまで通り「ディクテーション」「リピーティング」「オーバーラッピング」などの音読学習でスピーキング練習を行うことに加え、話し手の身振り素振り、表情の変化、感情の込め方などを細かく観察し、そっくり真似てみよう。

プロのナレーターによるフラットで規則正しい録音音声とは違い、実際に英語を話す場では、話し手が噛んで言い直すことも、その場で何を言うか考える間もある。

またまったく同じ英文でも、目の前にいる仲の良い友人に伝えるときと大衆に向けてプレゼンテーションをするときでは、イントネーションやリズム、話すスピードなどが異なるはずだ。

「感情」「表情やジェスチャーなど体を使った表現」「言語(英文)」を互いにリンクさせることによって、表現力のバリエーションが増すとともに、シチュエーションや雰囲気にあった英語を自ずと使いこなせるようになる。

スピーキング練習に役立つアプリを使う

現在は、独学でもスピーキング練習ができるアプリが多くある。

完全無料から有料のものまで幅広く、AIを使用してスピーキング練習ができるアプリは、対人型と遜色がないほどスムーズに英会話ができる

スピーキング練習に役立つおすすめのアプリは以下の通りだ。

  • Real英会話
  • スピーク
  • AI英会話スピークバディ
  • ロボット英会話 TerraTalk
  • トーキングマラソン

これらのアプリはスキマ時間に続けられるようゲーム感覚になっており、感情が豊かなAIとの会話になるため、人と話すのが苦手な方でも気軽に続けることができる。

ある程度の単語や文法のインプットが完了した上級者の方は、スピーキングに特化した専用アプリを使い、積極的にアウトプットの機会を増やしていこう。

オンライン英会話でアウトプット

ネイティブスピーカーとの会話はオンライン英会話がおすすめ。

ネイティブと話すメリットは、瞬発的なスピーキング力が向上する点だ。また、オンライン英会話であれば発音の向上も期待できる。

いくら英単語や文法を覚えて基礎が固まっていても、相手からの予想していない質問に素早く答える力は実際に会話しなければ鍛えることができない

もちろん、実際に英会話教室に通うことでもスピーキングは鍛えられるが、特に忙しい社会人はスキマ時間で行えるオンライン英会話の方が有用性が高いだろう。

オンライン英会話を探している方は、ぜひ以下の記事も参考にしてほしい。

英語のスピーキングを上達させる7つのステップ

スピーキングの練習量をこなしていく過程で、スピーキング力がどのように形成されていくかというメカニズムを押さえておくと、より学習効果を高めることができる。

英語のスピーキングを上達させるには、以下の7ステップが重要だ。

自分が今、成長過程のどのフェーズにいて、何を重点的に鍛えなければいけないかを意識して、先ほど紹介した各レベル別練習法に取り組むといいだろう。

話すための英文法を学ぶ

スピーキングとは、その場で思ったことを声に出して話すということ。つまり、頭の中で英作文をして瞬時に口からアウトプットするということだ。

そして、英作文をするには「単語と英文法」が必要になる。特に英文法は正しい英文を作るルールなので、これを知らなければいくら使いたい単語を覚えても伝わる英文を話すことはできない。

つまり、英作文をするにはまずは英文法をしっかりと押さえる必要があるのだ。

英語を話せるようになることを目的とした文法学習は以下の手順で行う。

  • 英文法の文法事項を読んで理解する
  • その文法事項を使って英作文をする
  • 実際に口に出して何度も練習する

これまでは、1つ目の「英文法の知識をインプットする」ことを中心に行なっていても、覚えた文法知識を実際に使っていかないことにはスピーキングに活かすことはできない。

とにかく実際に自分で使ってみなければ実用的な英文法を習得できないので、文法書に向き合って1冊熟読してから英作文の練習をするのではなく、新しい文法事項を覚えるたびに英作文をして習得していくようにしよう。

英作文をひたすらアウトプットする

「頭の中で英作文→声に出す」という一連の処理の高速化をするには、「意識的な反復練習」と「慣れによる無意識化」が鍵となる。

このステップ2.は、これまで圧倒的に不足していたスピーキングの練習量を補い、自分が話したいことを無意識的に正しい英文法を用いてアウトプットできるようになる過程となる。

「スピーキングの練習をしよう!」と腰を据えて英作文をするだけでなく、外を出歩くときやお風呂に入っているとき、暇さえあれば英語で独り言をつぶやき、英作文をする習慣をつけるとよいだろう。

もし、いきなり口に出すのが難しければ、まず英作文をライティングで書き出してみるというのも「頭の中で英作文→アウトプット」の練習になる。

書き出した英文は目で認識して読むのではなく、文字を見なくても言いたいことがパッと口から出てくるまで何度も口に出してスピーキングによるアウトプットを鍛えていこう。

シンプルなフレーズを意識する

スピーキング力を向上させるには、常にシンプルなフレーズを意識することが重要だ。

英会話では、まずは相手に伝えることが大切。あえて難しい単語や表現を使おうとするのではなく、相手に伝わるシンプルな表現を意識してみよう

あれこれと難しく考えすぎてしまい、相手に伝わらない表現になってしまうと、スピーキングの練習は思うように進められない。

中学レベルの英文法でも会話はできるため、まずはシンプルなフレーズのみを使い話せるように意識してみよう。

相手に伝えるための英語の音を習得する

英文法の知識を活用して英作文をアウトプットできるようになっても、それが“音”として正しく発声できていなければ、相手に伝わらない

少なくとも相手がストレスなく聞き取れる英語の音を習得していきたい。

ただし、英語の音は、現状自分が正しくできているかどうか、また改善されたかどうかをチェックするのが難しく、間違ったまま定着してしまうことがある。

できれば、オンライン英会話の講師や発音矯正スクールなどで定期的にプロにチェックしてもらったほうがいいだろう。

英語の音のルールには大きく分けて下記2つの要素がある。

  1. 発音
  2. 音の変化やリズム

「発音」は英語の音素材そのものの質を高めるためのもの。

また「音の変化やリズム」は、英文の抑揚、音の連結・消失、息継ぎ(文の区切り)といった、相手に滑らかに聞こえやすくするためのいわゆる「英語っぽさ」を演出する要素だ。

発音

英語には日本語にはない発音が子音・母音ともに多く存在する。

リスニングのトレーニングや単語を覚える際に発音をチェックしている人もいるだろうが、今一度ひとつひとつの発音を勉強してみてほしい

ステップ2.の「文法事項の無意識化」と同様、発音矯正も力を抜いて楽に発音できるようになるまで、練習を積み重ねて口や舌の筋肉を馴染ませていくしかない。

YouTubeなどの動画から発音方法を学ぶこともできるが、英語の発音に関する解説書を手元に置いておくことをおすすめする。

参考書籍
1. 英語耳:口の形や舌の位置を矯正する発音教本
2. 英語喉:喉を使って息を音にする発声教本

音の変化やリズム

<POINT>
・まずは英文法をしっかりインプット
・何度も、何度も反復練習してアウトプット
・正しい発音を身に着けて相手にしっかり伝える

最初は聞いた英文をとにかく繰り返しマネて口で丸覚えする感じになるが、練習を続けていくことで、初めて読む英文でもお手本音声なしで英語のリズムで読めるようになってくる

発音にしても音の変化にしても、日本語を話すときの唇や舌の動きや息づかいと異なるため、普段使わない筋肉を反復練習で鍛えていくことになる。

最初は唇や舌がプルプルしてしまうが、筋肉がついてくるとナチュラルにその形をキープできるようになる。

継続すれば効果が見え始め、しばらくトレーニングをやめるとまた衰えていくところも筋トレと同じだ。

自分の発音が正しいかチェックしてもらう

読解力や速読力といった指標が明確で実力を自己判定しやすいリーディングとは違い、スピーキングは発音や流暢さ、英作文に適切な表現を使えているかなどを自分で判断するのが難しい

不自然な表現やあまり使わない表現ばかりを覚えても仕方ない、1人で練習を続けて間違った発音が定着してしまうと矯正するのが大変なのだ。

自分の発音が正しいかどうか、自然な英語を話せているかどうかを知る一番良いい方法は、英語を不自由なく使いこなせる人にチェックしてもらうことだ。

プロの英語講師にチェックしてもらうことで、「自分の弱点はどこか」「何から鍛えていくべきか」「優先的に取り組むべきトレーニングは何か」といった適切なアドバイスを受けられる。

独学に比べて学習の無駄が少なく、最速でスピーキングを上達させることができる。

英会話の練習を積み重ねることが重要

実は、スピーキング力とリスニング力を別々に鍛えても、自分と相手の双方でコミュニケーションを交わす英会話力は完成しない。

英会話は、自分の伝えたいことを一方的に話し続けるだけでなく、相手の主張や反応にも耳を傾けて話の感想を述べたり、時に予想外の質問に即興で答えたりという、言葉のキャッチボールを続けていく。

相手の英語を聞いて即座に理解するリスニング力と自分の思考を言語化するスピーキング力を組み合せて、スムーズなやり取りを続けるには、誰かと英語を使って会話をする練習を重ねる必要がある

スピーキングと英会話の上達はオンライン英会話が効率的

スピーキング力を向上させ、英会話を完成させることを自宅にいながら独学で実現できるのが「オンライン英会話」だ。

オンライン英会話は、英語学習におけるメリットが多いため、初心者の段階から始めておくことをおすすめしたい

  • アウトプットの機会が増えること
  • 自然な英語に触れられること
  • 英語に関する悩みや疑問をすぐに聞けること
  • 英語学習のモチベーションを維持しやすいこと

ただし、繰り返しになるが、スピーキングの向上には兎にも角にも練習量が必要だ。1日25分間の英会話レッスンのみでは、かなり長期的に継続しないと英語力の底上げを図るのは難しいだろう。

以下で紹介する、1人でもできるスピーキング練習法で圧倒的な練習量をこなし、オンライン英会話でその練習の質を高めることで、スピーキングの成長効率を上げていこう。

<POINT>
・チェックしてくれる相手がいるとスピーキングはさらに上達
・スピーキング×リスニング=会話力
・独学での英会話を完成させるのにオンライン英会話が役立つ

社会人におすすめのオンライン英会話・英語コーチング7選

社会人が効率的にスピーキングを学びたいのであれば、独学よりもオンライン英会話でコーチングを受けるのがおすすめだ。

おすすめのオンライン英会話7選は以下の通り。

サービス名特徴
産経オンライン英会話PLUS講師からのレッスンレポートが受講後に届く
ビズメイツビジネス英語特化型のオンライン英会話
mytutor自分のペースで学習できる月額制とポイント制を採用
Kimini英会話ライフスタイルや目的に合わせて選べるプランが豊富
DMM英会話月額4,880円から始められるため費用が安い
レアジョブ専用のスマホアプリでインプット学習が可能
hanaso毎日25分のレッスンが1回200円代と格安

なお、男の隠れ家が厳選したおすすめのオンライン英会話は以下の記事でも詳しく解説している。興味がある方は、ぜひご覧いただきたい。

産経オンライン英会話PLUS

通常産経グループのオンライン英会話サービス「産経オンライン英会話PLUS」は日常会話をはじめ、ビジネス英会話や職業別英会話など様々な学びたい分野に合わせて、1200種類以上の教材が基本プランに入っている。

講師陣はフィリピン人講師のほか、ネイティブ講師や日本人講師から自由に選べるので、発音を重点的に学びたいや学習方法など、その時のニーズに合わせられるのも産経オンライン英会話PLUSがオススメできるポイント。

講師からの詳細なレッスンレポートが毎回の受講後に届き、語彙や発音、言い回しなどレッスン中に気づいた点をフィードバックしてくれる

また、空いた時間を活用できるのも嬉しい。早朝5時から深夜25時まで好きな時間に受講ができ、開始5分前まで予約も可能。仕事が忙しい社会人の隙間時間を活用しやすいのだ。

スクール名産経オンライン英会話PLUS
入学金0円
期間
料金通常プラン:
・プラン200(1ヶ月10コマ)/4,620円
・プラン620(1日1コマ) / 6,380円
・プラン1240(1日2コマ)/ 12,100円

・講師種別必要コイン数
フィリピン人講師:20コイン
日本人講師:200コイン
ネイティブ講師:200コイン
中国人講師:200コイン
キッズレッスン講師:90コイン
無料体験(カウンセリング)カウンセリング(30~60分)

ビズメイツ

「ビジネスで成果を上げる」をコンセプトにした、ビジネス特化型のオンライン英会話。

講師は全員ビジネス経験者。さまざまな業界・職種で豊富な経験を持つ講師を集めているため、自分の業種・職種に近い講師を選択することで、実践的に使えるビジネススキルを習得することができる。

レッスンタイプは、業務別・業種別など4タイプ。30段階のレベル別教材を用意しており、初心者からネイティブレベルの英語力を持つ超上級者まで、自分のレベルにあわせた学習に取り組める

レッスンでは英会話の基礎やコミュニケーションスキルだけでなく、「文化や価値観の受け入れ方」「リーダーシップ」「信頼関係を築くための人間性」など、ビジネススキルに関する学習も。

グローバルな舞台で活躍していきたい人におすすめだ。

スクール名Bizmates(ビズメイツ)
入学金0円
期間
料金毎日25分プラン
・毎日25分×1レッスン / 13,200円
・毎日25分×1レッスン+ビデオレッスン / 14,190円

毎日50分プラン
・毎日25分×2レッスン / 19,800円
・毎日25分×2レッスン+ビデオレッスン / 20,790円
無料体験(カウンセリング)無料体験レッスン(25分)×1回
※カウンセリングとレベルチェック含む

mytutor

出典:mytutor

ビジネスや留学対策に強みをもつオンライン英会話。

ビジネスや留学・検定試験対策に関するコースが豊富で、特に専門講師を採用した独自カリキュラムで学習できるIELTS・TOEFL対策コースが好評。

この資格対策は、ポイント制プランを活用した短期間集中型の受講もできるため、仕事で資格が必要になる人にもおすすめだ。

料金は、月額・ポイント制に分かれ、自分の学習ペースにあわせて選択できる。レッスン開始30分前まで予約ができるので、不意に時間が空いたときにすぐレッスンを受けられるのも高ポイントだ。

スクール名mytutor
入学金0円
期間
料金・月額料金プラン
毎月8回コース / 6,980円
毎月12回コース / 8,980円
毎月16回コース / 10,980円
毎月20回コース / 12,980円
毎月30回コース / 17,980円

・ポイント制プラン
30ポイント / 22,000円
50ポイント / 29,800円
100ポイント / 49,800円
125ポイント / 59,800円
無料体験(カウンセリング)無料体験レッスン(25分)×2回

Kimini英会話

Kimini英会話
出典:Kimini英会話

1,500名以上の講師陣が在籍する「Kimini英会話」。

毎日6~24時までの間でオンラインレッスンを受講でき、スキル別トレーニングで単語や文法、スピーキングなど、自分が苦手な部分を集中的に学習できる

全国の小中高など200校以上に導入された実績があり、レベル別・目的別の豊富なコースが150も用意されているため、初心者から上級者まで幅広い層が利用可能だ。

また、コースはいつでも自由に変更でき、複数のコースを同時に進めることも可能。一人ひとりに合わせてレッスンを最適化してくれるため、効率的に進められるだろう。

スクール名Kimini英会話
入学金0円
期間
料金・スタンダードPlusプラン
6,800円/月額
・ウィークデイプラン
3,400円/月額
・ウィークデイPlusプラン
4,400円/月額
無料体験(カウンセリング)10日間の無料体験

DMM英会話

DMM英会話
出典:DMM英会話

24時間365日いつでもオンラインレッスンを受けられる「DMM英会話」。

世界124ヶ国10,000人以上の講師が在籍。入会金と教材費が無料で月額4,880円から始められるため、費用を抑えたいと考えている初心者には特におすすめだ。

ネイティブだけではなく日本人講師も在籍しており、14,447以上の教材はすべて無料で利用できるため、インプット時の問題集にも困らない。

また、ChatGPT搭載のAI英会話で会話の練習が可能であり、レッスン専用システムで録音ができる。疑問があれば予約なしで気軽に相談できる点も魅力だ。

スクール名DMM英会話
入学金0円
期間
料金・スタンダードプラン
19,980円/毎日4レッスン
11,980円/毎日2レッスン
6,980円/毎日1レッスン
4,880円/毎月8レッスン

・プラスネイティブプラン
72,980円/毎日4レッスン
38,980円/毎日2レッスン
19,880円/毎日1レッスン
12,980円/毎月8レッスン
無料体験(カウンセリング)無料体験

レアジョブ

レアジョブ
出典:レアジョブ

朝6時から深夜1時まで毎日オンラインレッスンが受けられる「レアジョブ」。

ネイティブだけではなく日本人講師によるレッスンや学習相談が可能で、スマホアプリを使いインプット学習を進められる。

5,000を超える教材から自分に合うものを自由に選ぶことができ、レッスンは自動録音機能が付いているため、いつでも日々の学習を振り返ることが可能だ。

月額7,980円で毎日25分のオンラインレッスンを受講でき、今なら初月1円の激安キャンペーンも開催されている。

2回分の無料体験レッスンも受けられるので、興味がある方はぜひチェックしてほしい。

スクール名レアジョブ
入学金0円
期間
料金・日常英会話コース
7,980円/月額(毎日25分)

・ビジネス英会話コース
12,980円/月額(毎日25分)
無料体験(カウンセリング)カウンセリング&体験レッスン(2回分)

hanaso

hanaso
出典:hanaso

好きな時間・曜日に格安でオンラインレッスンを受講できる「hanaso」。

毎日25分のレッスンを1回200円代で受けることができ、毎日プランや回数プラン、週2回プランなど、豊富なプランが揃っている点も大きな魅力。

各レッスン5分前から予約が可能で、朝6時から夜24時55分までと時間帯も長いため、仕事が忙しい社会人の方でも気軽に利用できるだろう

また、関正生先生監修の教材や市販教材など、自身のレベルに合った最適な教材を教えてくれるため、インプット学習にも困らない。

オンラインレッスンでは、レッスンメモを取ることが可能。講師から指摘された点はすべてメモで記録できるため、スキマ時間に見返して復習できる。

スクール名hanaso
入学金0円
期間
料金・回数プラン
4,980円/月額(月8回)
6,780円/月額(月12回)
7,980円/月額(月16回)

・毎日プラン
7,980円/月額(毎日25分)
14,480円/月額(毎日50分)

・週2日プラン
4,980円/月額(週2日25分)
7,980円/月額(週2日50分)
無料体験(カウンセリング)無料体験(25分)

独学に限界を感じたらコーチが伴走してくれる「英語コーチング」がおすすめ!

独学で英語学習を進めていると、「上達を実感できない…」「やり方があっているのか?」などと不安になったりすることも。

独学で限界を感じている人には、英語コーチングを利用してみるのがおすすめ

専属のコーチが英語のレベルや目標に合わせてオリジナルのカリキュラムを作成してくれるサービスで、効率よく英語学習を続けられることから、注目を集めているサービスだ。

英語コーチングとは?

専属コーチはカリキュラムの作成のほか、学習の進捗管理や声掛けによるモチベーションの維持など、テクニックだけでなく精神面でも手厚くサポート。日々の英語学習の効果を最大限に引き出してくれる。

スピーキングスキルを上げたいなら、英会話レッスンなどアウトプットに力を入れている英語コーチングスクールを選ぶのがおすすめだ。

まずは、無料カウンセリングで英語学習のヒントをもらってみてはいかがだろうか。

▼英会話スキルアップにおすすめの英語コーチングスクール

サービス名特徴
スピークバディパーソナルコーチングAI英会話アプリ「SpeakBuddy」で対話練習
フラミンゴオンラインコーチング初心者でも安心の日本人コーチが在籍
レアジョブ スマートメソッドコースオンライン英会話レッスン80回付き

以下の記事では、男の隠れ家編集部が厳選した評判がいい英語コーチングを紹介している。興味がある方は、こちらも合わせてご覧いただきたい。

英会話レッスン80回付き!話せる力がつく英語コーチング

レアジョブが手掛ける「スマートメソッド」は、「知っている」ではなく「話せる」力を底上げする英語コーチング。自主学習に重きを置くコーチングが主流の中で、「スマートメソッド」はアウトプットを重視した会話レッスンがメイン。マンツーマンの会話レッスンを50分行い、レッスン内容の振り返りを基にした内容を自習学習することで、受講者の一人ひとりの課題をつぶしながらスピーキング力のレベルアップを図る。

期間は16週間(4ヶ月)と少し長めだが、確実にスピーキング力を付けたい人にはおすすめ。まずはレベルチェックテストと無料カウンセリングを受け、これからの英会話学習の指針を立てよう。

無料カウンセリングを受ける

まとめ

今回は、英語のスピーキングが上達する仕組みと自分の現状レベルに合った練習法についてお伝えした。初心者レベルから上級者レベルまで到達しようと考えると、取り組むべきことは膨大で気が遠くなるような道のりに感じるだろう。

スピーキングに限らず英語学習の基本は反復練習であり、また上を目指せばその学習範囲にはキリがない。そのため、スピーキングを成長させ続けるには、まず自分の現在地と次のステップアップに向けて今取り組むべきことに尽力し、一つひとつ目標をクリアしていくしかない。

目標に合ったスピーキング練習法をひとつ選択し、莫大な量をこなして、一度自分で成長を感じることができれば、その後のモチベーションにもつながる。その次はまた新たな目標を立てて最適な練習法を自分で選択できるようになっているだろう。

スピーキング学習は典型的な量質転化だ。正しい方法さえわかっていれば、量をこなすことで必ず成長する。スピーキングを上達させたい目的を見失わず、是非熱意をもって取り組んでほしい。

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スピーキングを上達させるコツは?

インプットとアウトプットをバランス良く取り入れることが大切。基本的な単語や表現を身につけたあとは、音読トレーニングを繰り返すようにしよう。音読トレーニングは、以下の4ステップで進めると良い。

1. ディクテーション:
聞こえてきた英語音声を一言一句書きとる
2. リピーティング:
まとまりごとに音声を止めて、声に出して繰り返す
3. オーバーラッピング:
聞こえてくる音声にぴったり被せてスクリプトを読む
4. 音読:
音声を聞かずにスクリプトを読む

詳しくは「中級者向けの英語スピーキング練習法」をチェック。

独学でのスピーキング学習におすすめの教材は?

スキマ時間に効率よく学習をすすめるには、英語アプリ「スタディサプリENGLISH」、シャドーイングにおすすめなのは無料動画サービス「TED」、瞬間的に英文を話すトレーニングに最適な書籍「瞬間英作文トレーニング」など。

詳しくは「英語のスピーキング練習におすすめ!話せるようになるアプリ&教材6選」で解説している。

スピーキングを上達させるには、プロによるチェックも必要。その手段としてオンライン英会話もおすすめだ。オンライン英会話については「オンライン英会話おすすめ人気22社比較」「英語の発音矯正におすすめのオンライン英会話スクール」をチェック。

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