33246独学で英会話を効率的に習得する勉強法|初心者向けおすすめ英語教材

独学で英会話を効率的に習得する勉強法|初心者向けおすすめ英語教材

編集部
海外旅行やビジネスシーンで、「不自由なく英語が話せたら」と思う瞬間は、誰もが経験したことがあるだろう。しかし、英会話スクールに通うにはお金も時間もかかり、少しハードルが高く感じる人もいるのではないだろうか。

では、独学で英会話を習得することはできるのだろうか。

その答えは「英会話を独学で習得することは不可能ではないが、工夫が必要」ということ。

ただやみくもに単語を暗記したり、ドリルを解くような受験勉強のような方法では、仮にテストでいい点数が取れても、英語を“話せる”状態に近づくことはできない。

この記事では、海外留学や英会話スクールへの通学なしで、独学で効率的に英語力を上げるための、おすすめ教材とコツをお伝えしたいと思う。
目次

独学で英会話学習を始める前の準備

独学で効率的に英語力を習得するために大切なのは、自分の英会話レベルの「スタート」と「ゴール」を認識しておくことだ。

英語が上達したかを判断するには、自分の「現在の英語力」と「目標とする英語力」のギャップを理解していないと、どんな知識や練習を補うべきか知ることができない。

目標とするゴールを独学で達成するために、まずは現在の英語力を正しく把握しよう。ここでは、そのためにやっておきたい2つのポイントを紹介する。

1. 現在の自分の英会話レベルを知っておく

自分の英会話レベルを知るために、洋画や英語のニュースを観てどれくらい理解できるかで測ることも可能だが、客観的で最もわかりやすい指標となるのは、公式試験のスコアである。

様々な資格・検定試験が存在するが、「英会話レベル」を把握するためには、「スピーキング」のテストが含まれているものを選ぶと良いだろう。

主な資格・検定試験のテスト項目を表にまとめた。

▼主な英語資格・検定試験

スピーキングリスニングリーディングライティング
英検
TOEIC
TOEIC SW
TOEFL iBT
IELTS
VERSANT

日本でメジャーな英語試験といえば「英検」だが、結果はスコアでなく「合否」で判断され、受験回数は年3回に限定されてしまう。また英検と同様に有名な「TOEIC」も試験項目に「スピーキング」が含まれておらず、英会話レベルを測る方法としては不十分と言えるだろう。

そのため、効率的かつより的確なスコアを求める場合は、「TOEIC SW」(スピーキングとライティングに特化した試験)や、四技能を測ることができる「TOEFL iBT」「IELTS」がおすすめ

スピーキングスキルのみをチェックしたい場合は、ビジネスで使える実践的な英語力を測るために作られた「VERSANT」のスピーキングテストもおすすめだ。非公式ではあるものの、20分という短い時間で受験することができる。

2. 英会話学習のゴールを設定する

母国語である日本語でさえ、日々新しい表現に出会うように、言語学習に終わりはなく、英語の習得も例外ではない。そのため、今の状態がどうなったら「英会話が上達した」と言えるのか、を自分で定義する必要がある

日常会話の上達、ビジネス英語の習得など、具体的に英語を使うシーンを考え、目標を設定しよう。

▼英会話学習のゴール設定例
・海外旅行で不自由のないコミュニケーションが取れる
・社内の英語を用いたミーティングで発言できるようになる
・英語でのプレゼンテーションが苦ではなくなる
・英語圏の駐在員として活躍できる

独学で英会話を学ぶメリット・デメリット

英語を学ぶには、単語・英文法・コミュニケーションの3つの要素が必要ということを伝えてきた。では、これらを独学で学ぶことには効果的な学習方法と言えるのだろうか。

自分にあった最適な学習方法を選択するために、独学で英会話を学ぶメリット・デメリットを確認してほしい。

独学で英会話を学ぶメリット

▼独学のメリット
・自分に無理のないペースで学習できる
・自分の好きな教材で学習できる
・費用を抑えることができる

独学で英会話を学ぶ最大のメリットは、自分に合ったペースで学習を進めることができる点にあるだろう。特に忙しい社会人にとっては、仕事の合間を縫って学習時間を確保することができる点は、独学の大きな利点と言える。

また、教材やオンライン英会話での勉強は、スクールに通うよりも圧倒的にリーズナブルな費用で済むため、継続がしやすい点も習得に時間がかかる言語学習において重要なポイントだ。

独学で英会話を学ぶデメリット

▼独学のデメリット
・リアルなコミュニケーションに限界がある
・時間やモチベーション管理が難しい
・教材や勉強方法を自分で決める必要がある

独学で英会話を学ぶデメリットは、ひとり、もしくはオンラインでは、どうしても実生活のシチュエーションを再現することが難しい。リアルな会話の中で「これは英語でどう表現すればいいんだろう?」という疑問が表現の幅を広げていくため、独学の場合は自分自身で想像力を働かせる必要がある。

また、モチベーションの維持や、上達レベルのや課題設定の客観的判断の難しさも、独学で英会話を学ぶデメリットとして挙げられるだろう。

独学で英会話を上達させる基本4ステップ

生まれたての赤ちゃんが大人と対等に会話できないのと同じように、最初から一気にネイティブスピーカー並みに話せるようになる術はない。英会話の習得には、地道な努力が必要だ。

英会話を上達させるためには、自分の英語力がどの段階で、どのようにステップアップを目指すかを考える必要がある。英語初心者の状態からスムーズに話せるようになるまでの流れを確認してみよう。

全く話せない → なんとなく相手の言っていることが理解できる → 短い単語やカタコト英語なら言える → 短い文章でなら会話できる → スムーズに話せるようになる。

簡単な理解から始まり、単語、文章、会話と少しずつ表現が豊かになっていくことがわかるだろう。ここでは独学で英会話を上達させるために必要なプロセスを4段階に分けて紹介していこう。

1. 英語に触れる機会を増やす

日本国内にいても、工夫次第で英語環境を作り出すことは可能。日常生活で触れる情報を日本語から英語に切り替えることができないかを考え、自然に英語が目・耳に入ってくる環境作りを行おう。

▼英語環境を作る方法
・ケータイやPCのデフォルト言語を英語にする
・英語のラジオや音楽を積極的に聞く
・海外ドラマや洋画を英語音声で観る

2. 単語の暗記

実際の会話で必要な単語数は、2,000語程度で十分とも言われるが、大人のネイティブスピーカーの語彙は20,000〜35,000と約10倍にもおよぶ。

ネイティブスピーカーの場合、4歳の子どもの時点で5,000語は理解していると考えられており、自然な会話力を身につけるためにベースとなる単語数を増やす必要性は明らかだ。

▼ネイティブスピーカーが有する単語数
中学生: 約20,000語
高校生: 約22,000語
大学生: 約22,000〜25,000語
大人: 約25,000〜35,000語
(参考:http://testyourvocab.com/blog/

幅広い英語学習コンテンツを提供するアルクによる、「標準語彙水準SVL12000」は「どんな英文にも登場する最重要の単語が含まれている(本文より抜粋)」されているが、それでもなおネイティブが有する単語数には圧倒的に足りないことがわかるだろう。

つまり、英会話力を高めるには、基礎となる英単語の暗記を軽視せず、少しでも多くの単語を理解することが重要だ。

(参考:必要な単語数:https://www.alc.co.jp/vocgram/article/svl/

英単語の暗記は、独学で進めやすい英語力の基盤となる学習だ。ネイティブスピーカーと英語学習者のボキャブラリーには大きな差があるため、どんなに覚えてもやりすぎということはない。

ベーシックな教材から始めて、徐々に上級編へとステップアップし、ニュースやビジネスの話題も理解できるような単語力を目指そう。

▼おすすめの英語教材一覧
改訂第2版キクタン【Basic】4000語レベル (アルク学参シリーズ)
改訂第2版キクタン【Advanced】6000語レベル (アルク学参シリーズ)
英単語ターゲット1900 5訂版 (大学JUKEN新書)
速読速聴・英単語 Core1900 ver.5 (速読速聴・英単語シリーズ)

3.英作文の練習をする

単語力をつけたら、単語を組み立てて文章にできるよう、英作文を学んでいこう。あくまで英語を話すための文法学習なので、ただ受験対策のように闇雲にドリルを解くだけはあまり意味がない。

英会話の上達に繋げるのであれば、第1文型から第5文型を覚えたら、自分で実際に伝えたい英文を考える英作文の特訓を行おう。日常でよく使うトピックを英語で伝える練習として、英語で日記を書いてみるのも良い。

おすすめのトレーニング方法は「瞬間英作文」。瞬間英作文とは、日本語文を見てそれを瞬間的に英訳する練習のこと。テストのように熟考する時間はなく、日常の会話では瞬時にレスポンスを返す必要がある。そのため、伝えたいことをパッと英語で話すトレーニングは、英会話力を高めるうえで非常に有効な方法だ。

初心者でも取り組みやすい「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズを使って、アウトプットの練習を繰り返そう。

4. コミュニケーション力を高める

瞬間英作文で簡単な文章の組み立てに慣れたら、次は会話の練習に進もう。英語で“会話”をするためには、やはり実際に話す訓練をすることを最も重要視すべきだからだ。

前提として、聞き取れない英単語・英文を、自分で活用することはできないため、単語と英作文を基礎知識をしっかりと身につけた上で、コミュニケーションのフェーズに移行しよう。

特にビジネスシーンでは、実際の英会話のテンポに慣れることが大事なため、ネイティブスピーカーが話す音源を繰り返し聴き、リスニング力も同時に高めていくことが必要。

英語を話せる知人がいないという人は、アウトプットの場として気軽に会話の実践ができる「オンライン英会話」を有効活用すると良い。

わからないことがあったら日本語で質問することができる日本人の先生や、同じように英語が第二言語で英語学習者の気持ちがわかる多国籍な先生、きれいな発音のネイティブスピーカーの先生など、自分の英語力や目指したいゴールに応じて先生を選び、一緒に学習をしていくことができるため、独学であっても客観的なアドバイスをもらいながら実践的な練習を重ねられる。

独学で英語リスニングスキルを磨くおすすめ教材

再生時間の短い英語動画コンテンツは、気軽にリスニングを勉強するのにおすすめ。移動時間やスキマ時間などを有効活用してリスニングスキルを磨こう。初心者にもおすすめの、無料で見られる動画コンテンツを3つ紹介しよう。

Daily English Conversation

日常で使う会話がシーンごとにまとまって繰り広げられる動画コンテンツ。1シーンは2~3分ほど。字幕付きで、文字と音を同時に確認することができる。

English Singsing

日常会話の場面で使う会話を英会話初心者向けにつくられた動画。1つの動画(約3分)の中で会話が4回繰り返される。

TED

「TED」とは世界の経営者や専門家、教育者のプレゼンが無料で見れる動画サイト。10分~20分の短い動画で、英語字幕や日本語訳を見ることができる。リスニングだけでなく、表現力の向上にもピッタリ。抑揚の付け方やトーン、表情、身振りなどを真似してみるのもおすすめだ。

繰り返しトレーニングを重ねることで上達するリスニングスキル。リスニングをもっと上達させたいという人は、以下の記事で紹介している方法も試してみてほしい。

独学で英語ライティングスキルを磨くおすすめ教材

日常会話での英作文は、前述の「瞬間英作文」シリーズで繰り返しトレーニングをするのがおすすめ。

一方、ビジネスのシーンでは、会話でのコミュニケーションだけでなく、英文メールや英語の資料などで英語を書くライティングスキルが必要な場面も多い。英会話のスキルだけでなく、ビジネス文書を作成できるスキルも習得しておく必要がある。

大切なのはビジネス文書のテンプレートや模範文面にたくさん触れること。型を覚えてライティングの基本を学ぼう。おすすめは次の4冊。

1.『英文ビジネスEメール実例・表現1200
→ビジネス英語の定型表現を覚える
2.『英語「なるほど!」ライティング―通じる英文への15ステップ
→英語ライティングの基礎を固める
3.『ネイティヴチェックで鍛える ビジネス英文ライティング
→ビジネス特化のライティングルールが身につく
4.『関谷英里子のたった3文でOK!ビジネスパーソンの英文メール術
→伝えるべき内容を伝える技術を習得

詳しい書籍紹介やその他のライティングの勉強方法を以下の記事で紹介している。

独学で英語スピーキングスキルを磨くおすすめ教材

スピーキング力は独学では習得できない、と考えている人はいないだろうか。会話は相手がいて成り立つものだが、実はスピーキングに役立つ英語の表現力は、独学でも十分に上達させることができる。

例えば、「話せる英語」をコンセプトにしている英語学習アプリ「スタディサプリEnglish」。

出典:スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース

1日最短3分から、自分にあったレベルの内容を学習することができ、「新日常英会話コース」「ビジネス英語コース」など、目的に合わせてコースが選べる。

ビジネス英語を習得したいなら、「ビジネス英語コース」がおすすめ。ビジネスシーンで実際に使うフレーズや表現を使ったドラマ形式レッスンを受けられる。ネイティブの発音を真似しながら、実践的なシチュエーションで使える表現を覚えられる。

キーフレーズの習得→スピーキング練習→キーフレーズの確認という流れでレッスンを行い、総合的なスピーキングスキルが身につけられる。

ほかにも独学でスピーキングを練習するためのおすすめの教材と、その使い方を以下の記事で紹介しているので参考にしてほしい。

気軽に実践練習ができるオンライン英会話

新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛によるリモートワークのニーズが高まっている。海外出張や留学もなくなり、今後のキャリアに不安を感じる方も多いのではないだろうか。 そんなときにこそ、自宅にいる時間を有効活用して、オンライン英会話でスキルアップを目指そう

  1. ビジネスに活かせる:Bizmates(ビズメイツ)など
  2. IELTS・TOEFL対策コースが充実:mytutor(マイチューター)など
  3. 相手に顔を見せなくてもOK:EFイングリッシュライブなど

学習目的やレベルに応じて、実にさまざまなレッスンから自分に合ったものを選ぶことができる。まずは無料体験から、気軽に始めてみるのがおすすめだ。

以下の記事にはおすすめのオンライン英会話レッスンをまとめている。各サービスの特徴のほか、自分に合うサービスの選び方を紹介しているので参考にしてほしい。

どのサービスを選んでいいかわからないという人もいるだろう。そんな人のために、編集部でレベル別におすすめのオンライン英会話サービスをピックアップした。自分のレベルに合わせて選んでみてはいかがだろうか。

初級者におすすめ:Kimini英会話

出典:Kimini英会話

Kimini英会話は、学研が運営するオンライン英会話スクール。学研監修の多彩なコースを用意しており、総合英語をはじめ、ビジネス英会話、発音、ニューストークなど自分に合わせたコースを自由に選べ、進捗はシステムが自動的に管理&案内をしてくれるので、進め方に悩むことなく続けられる。

無料体験が10日間と、長く設けられているので気軽に試してみるのがおすすめだ。

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初級〜中級者におすすめ:ネイティブキャンプ

出典:ネイティブキャンプ

月額6,480円のお得な料金で、レッスン受け放題のネイティブキャンプは、アウトプットの機会を増やしていきたい初級〜中級者にぴったりのオンライン英会話。

ネイティブスピーカーをはじめ、世界100ヶ国以上のバラエティ豊かな先生が在籍しているため、旅先でも役立つ実践的なリスニング・スピーキング力を身につけられる。

発音対策や、ビジネス英語、TOEIC対策など、自分の目標に応じたレッスン内容を選択できる点も魅力だ。

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中級〜上級におすすめ:ベルリッツ

出典:ベルリッツ

日常英会話からビジネスレベルまで英語力を伸ばしたい人は、全国に約60校を展開する大手英会話教室の「ベルリッツ」がおすすめ。140年以上もの歴史があるベルリッツ・メソッド(R)による高いクオリティのレッスンを受けられ、短期間で語学力を身に付けることができる。

オンライン英会話レッスンは、早朝5時から深夜0時10分まで開講。通学かオンラインかを日によって選べるマンツーマンレッスンや、完全オンラインのマンツーマンレッスン、外国人教師と英語だけで行われる最大3名のオンライングループレッスンのほか、教師とのマンツーマンライブ・コーチングとオンライン英語学習を組み合わせたプログラム「Flex(フレックス)」などがある。

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英会話の独学には工夫が必要だが、単語・英作文・コミュニケーションの3つのアプローチにより、目標達成が可能であることを伝えてきた。

基礎力となる単語・英作文のインプットはもちろんのこと、英語を話すという点ではアウトプットとなる「コミュニケーション」が何よりも重要な学習パートである。

自分に合ったペースでマンツーマンレッスンをリーズナブルな金額で受けることのできる「オンライン英会話」は、独学で英会話を学ぶ人にとってまさに最適な実践の場と言えるだろう。まずは無料体験レッスンで現在の英会話力をチェックしてみてはいかがだろうか。

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「Kiminiオンライン英会話」では10日間の無料体験が可能。学研が提供している豊富なコースから1日1回分のレッスンを選んで受講できる。目的に合わせたコースを集中的に利用したり、さまざまなコースを体験したりしながら自分に合うものを探してみよう。

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・リアルなコミュニケーションに限界がある
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