今回は、編集部おすすめの東京の大人向けプログラミング教室を比較解説。あわせて、通学・オンラインそれぞれのメリット・デメリットや、選び方のポイントを紹介しよう。
定額制で通い放題&学び放題!
テックジムは、東京・永田町の本校を中心に、全国展開するプログラミング教室。都内の校舎は永田町・渋谷・八王子の3校で、夜は22時までと仕事帰りにも立ち寄りやすいのが魅力だ。
初心者が学びやすいように、基礎知識がなくてもプログラミングに専念できるような特別なカリキュラムを採用。費用は月額22,000円の定額制で、通い放題&自由にコース変更できる点も高ポイント。イベントやセミナーも多数開催しており、必要に応じて自由に参加できる。
まずは無料カウンセリングで、学習に関する悩みを相談してみては。
東京の大人向けプログラミング教室おすすめ5選
フリークス|永田町
月額10,780円から学習できるサブスク型のプログラミング教室。プログラミングスキルを身に付ける「スキルアップコース」とITエンジニアへ転職を目指す「転職コース」の2種類があり、どちらも未経験からプログラミングを学ぶ人向けのカリキュラムになっている。
どちらのコースを選んでも講師は現役エンジニアで、HTML、JavaScript、Pythonなど全カリキュラムを受講可能。自分の目的に合わせて学べ、質問は授業中だけでなく授業後もOK。自宅で自習している際に疑問に思ったことは、チャットで聞くこともできる。
教室は東京・永田町駅の目の前にあるので、通いやすいのもメリットのひとつ。また、オンラインとの併用もでき、自分の都合にあわせて学習を進めやすい。
講師 | 現役エンジニア |
コース・料金 | スキルアップコース…月額10,780円 転職コース…月額21,560円 |
アクセス | 永田町駅よりすぐ |
無料カウンセリング | ○ |
その他 | オンラインとの併用可 |
リンク | 公式サイト |
テックブースト|渋谷
JavaScriptやRubyなど、目的に必要な言語を選択して学べるテックブースト。授業ではオリジナルアプリ制作を通して、現場で必要なスキルを身に付けていく。
受講期間は、1日の学習時間に合わせて3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月から選択。さらに、1回1時間マンツーマンで学習をサポートするメンタリング制度も用意しており、必要に応じて利用できる。
公式は現役エンジニア100%。教室は渋谷駅から徒歩約5分の距離にあり通いやすいが、別途月額22,000円の費用がかかる。オンラインも選択できるので、まずは教室に通いながら学習を進め、慣れてきたらオンラインに変更するのもよいだろう。
講師 | 現役エンジニア |
コース・料金 | スタンダードコース・ブーストコース…月額32,780円 ※別途入学金が必要 ※教室利用は別途月額22,000円 |
アクセス | 渋谷駅より徒歩約5分 |
無料カウンセリング | ○ |
その他 | オンラインも選択可能 |
リンク | 公式サイト |
KENスクール|新宿・池袋・北千住
開校31年の歴史を持つKENスクール。個別指導にこだわっており、現役エンジニアとマンツーマンで学べるのが魅力だ。短期集中、働きながらなど、一人ひとりのペースにあわせて学習を進めていく。
コースは、「プログラミングコース」「Web・DTPデザインコース」など複数あり、それぞれ目的に合わせて細かく分かれているため、より自分の目的に合った学習がしやすい。また、グループ会社と連携した転職支援サービスも無料で受けられる。
講師は現役エンジニアや現役プロのクリエイターのみ。校舎は新宿・池袋・北千住にあり、それぞれ駅から徒歩5分以内とアクセスしやすいのも高ポイントだ。
講師 | 現役エンジニア |
コース・料金 | Javaプログラマー養成コース…6ヶ月 401,500円 C言語プログラミング講座(基礎)…3ヶ月 17,0500円 など |
アクセス | 新宿駅より徒歩約3分、池袋駅より徒歩約1分、北千住駅より徒歩約4分 |
無料カウンセリング | ○ |
その他 | ― |
リンク | 公式サイト |
テックジム|永田町・渋谷・八王子
基礎知識なしでもプログラミングに専念できる独自のカリキュラムが特徴的なテックジム。自習型のプログラミング学習法により、通常600時間かかる学習を約1/3の200時間に短縮。モチベーションを維持しながら、ビジネスレベルで通用するプログラミングスキルを身に付ける。
コースは、「Python基礎コース」「Ruby on Railsコース」など受講者のレベルや目的に合わせて選べる複数のコースを用意しており、なんと月額22,000円で通い放題。書いたコードをその場で現役エンジニアに見てもらいながら進めていく。
教室は、永田町駅、渋谷駅、八王子駅にあり、どれも駅から徒歩3分以内。また、西葛西校の開校準備も進んでおり、より選択肢が広がるだろう。
講師 | 現役エンジニア |
コース・料金 | Python基礎コース、Ruby on Railsコースなど/月額22,000円で通い放題 ※別途入会金が必要 |
アクセス | 永田町駅よりすぐ、渋谷駅より徒歩約1分、八王子駅より徒歩約3分 |
無料カウンセリング | ○ |
その他 | ― |
リンク | 公式サイト |
インターネット・アカデミー|新宿(新宿三丁目)・渋谷
1995年に開講した日本初のWeb専門スクール。授業は「ライブ授業」「マンツーマン授業」「オンデマンド授業」の3タイプがあり、自分の生活リズムやスケジュールにあわせて毎回自由に選択できる。さらに、ソフトを完備した教室のPCを使って自習(フリーレッスン)をすることも可能。自習中も常駐のインストラクターに質問できるので、集中して学習したい人におすすめだ。
コースは、「プログラミングコース」「デザインコース」「マーケティングコース」の3つに分かれ、それぞれ多彩なカリキュラムを用意。未経験から学びやすい入門コースもあり、はじめてプログラミングに触れる人も安心して学習に臨めるだろう。
講師は、現役エンジニアやWebデザイナー。校舎は新宿・渋谷とアクセスしやすい駅に全3校舎を構える。また、オンライン授業にも対応しており、その日の都合で学習場所を決められるのも大きなメリットのひとつだ。
講師 | 現役エンジニア |
コース・料金 | 現役エンジニア・現役Webデザイナー |
アクセス | プログラマー入門コース…月額約5,500円 プログラマーコース…月額約18,480円 など |
無料カウンセリング | ○ |
その他 | オンラインとの併用可 |
リンク | 公式サイト |
通学とオンラインのメリット・デメリット
通学のメリット・デメリット
通学型の一番のメリットは、講師と直接顔を合わせて学習できること。質問するとリアルタイムで返答がもらえるため、分からないことをすぐに解決できる。また、学習時間が固定されることで、日々のルーティンに「プログラミングを勉強する」ことが組み込まれ、自然と学習する癖がつく人も多いようだ。
さらに、通学型は同じくプログラミングを学ぶ仲間に出会えるのもメリットのひとつ。同じ目標を持つ仲間同士で切磋琢磨しあうことで、モチベーションも高まるだろう。
一方で、デメリットは通学にかかる時間が生じること。また、シフト制や残業が多い人の場合、同じ時間に教室に通うことがそもそも難しいということもあるだろう。オンラインと比べて費用が高くなりやすいのも覚えておきたい。
オンラインのメリット・デメリット
オンラインのメリットは、やはり好きな時間・場所で学習できること。PCとインターネット環境さえあればどこでもすぐに学習に取り組めるので、隙間時間なども有効活用できる。不規則な働き方をしている人でも、自分の生活リズムやペースにあわせて学べるのは有難い。
さらに、通学型と比べると比較的費用を安く済ませられるのもメリットといえる。交通費など、受講料以外の費用も抑えられるのも高ポイントだ。
一方デメリットは、やはりモチベーションを維持しづらいこと。自分のペースで学習できるのは一見良いことばかりに思えるが、「今日は疲れたから明日やろう」など甘えてしまいやすい。また、メンター(講師)への質問時間があらかじめ決められていることで、リアルタイムに回答を得られないこともある。
以下の記事では、通学型・オンラインを含めたプログラミングスクールについて比較解説している。自分にとって一番いいスクールを見極めるためには、複数のスクールの特徴を比べることが重要だ。ぜひスクール選びの参考にしてほしい。
通学型プログラミング教室の選び方
最後に、通学型プログラミング教室の選び方を解説する。以下の4つのポイントを抑えることで、より自分に合う教室に出会えるはずだ。
講師が現役エンジニアであるか
1点目は、講師が現役エンジニアであるかどうか。スクールによっては、講師がアルバイトや実務未経験の人間を採用しているところもあるが、やはり現場を一番理解しており、最新のスキルを身に付けている現役エンジニアには勝てない。
教養としてプログラミングを学びたいと考えている人も、「今」必要とされているスキルを身に付けることで、今後副業やフリーランス、あるいは転職といった道も見えてくるかもしれない。一世代二世代前の内容を学ぶのではなく、今必要とされていることを学ぶのが重要なのだ。
質問しやすい環境であるか
2点目は、質問しやすい環境であるかどうか。気兼ねなく質問できるのはやはりマンツーマン。特に希望がなければ、マンツーマンで学べる教室を選ぶとよいだろう。
自宅や会社から通いやすい距離であるか
3点目は、通いやすい距離にあるかどうか。いくら授業料が安くても、スクールまで片道数時間かかるようであれば、通うことにストレスがたまったり、交通費が嵩んで結果高くついてしまったりと、さまざまな問題が生じる可能性がある。
理想の距離は、ドアtoドアで30分程度。教室選びの際は、自宅や会社からの所要時間や電車賃なども確認しておくのがおすすめだ。
無料カウンセリング・体験を実施しているか
4点目は、無料カウンセリングや体験を実施しているかどうか。各教室のホームページや広告を見て、「ここなら自分に合っている気がする」と思っても、いざ通い始めてみたら「想像と違った」「雰囲気があまりよくない」など、モチベーションを維持しにくくなってしまうことも。
そういった事柄を避けるためには、やはり無料カウンセリングや無料体験を受けてから受講を決めるのがおすすめ。教室の雰囲気が分かるだけではなく、教室やコースの概要に関する説明を受けられたり、気になることを質問できたりと、不安や悩みを解決する有意義な時間になるはず。
もし、気になる教室が複数あるのであれば、すべての無料カウンセリング・体験に参加してから最終決定をするとよいだろう。
▼あわせて読みたい
- プログラミング初心者は何から学べばいい?
- プログラミング初心者は、正しい勉強の流れを知ることで、より効率よく学習を進められる。初心者が実践すべきプログラミング学習のステップは以下の通りだ。
ステップ1:基本的な仕組みを知る
ステップ2:勉強できる環境を用意する
ステップ3:最終的な目標を決める
ステップ4:勉強する言語を決める
ステップ5:勉強する方法を決める
ステップ6:学習サイクルを構築する
ステップ7:オリジナルのサービスを作る
学習方法は書籍を読む、Webメディアを利用する、専門学校へ通う……などさまざまだが、本気でプログラミングスキルを身に付けたい人は、プログラミングスクールへ入学して勉強するのがおすすめ。近年はオンライン完結のスクールも多く、忙しい社会人でも学習しやすいだろう。
→おすすめのプログラミングスクール比較はこちら
- プログラミング教室の選び方は?
- プログラミング教室を検討する際、以下の4つのポイントで比較しながら選ぶとよいだろう。
・講師が現役エンジニアであるか
・質問しやすい環境であるか
・自宅や会社から通いやすい距離であるか
・無料カウンセリングや体験を実施しているか
プログラミング教室には「通学」「オンライン」の2パターンがあるが、通学型のメリットは講師と直接対面で指導を受けられること。また、「○曜日の×時から授業」と学習時間が固定されるため、日々のルーティンに「プログラミングを勉強する」ことが組み込まれ、勉強する癖がつくだろう。
→通学型プログラミング教室の選び方
一方、オンラインのメリットは、好きな時間・場所で学習できること。PCとインターネット環境さえあればどこでも学べるので、隙間時間を有効活用しやすい。また、通学型と比較して費用が安いのも魅力のひとつだ。
→通学型・オンラインの違い