爆発的なアウトドアブームを経て多様化がすすむ近年のキャンプ志向。いま話題のソロキャンプでは、大自然の中で時間を忘れてくつろげる落ち着いた環境が欠かせない。

ここからは、関東エリアを中心にソロキャンプと相性がいい人気のキャンプ場12選を紹介する。それぞれの施設の基本情報や各スポットの特徴をまとめてチェックしよう。

初心者ソロキャンパーにおすすめのキャンプ場選びは?

  • 24時間管理人が常駐している
  • 炊事棟、トイレ、売店など設備が充実
  • 車をサイトに横付けできる
  • ソロ用サイトがある

初心者キャンパーにおすすめのキャンプ場は、管理人が24時間常駐しているキャンプ場や、キャンプをするうえで便利な設備が整っている高規格のキャンプ場、車を横付けできるキャンプ場がいいだろう。

こうしたキャンプ場なら、いつでも相談ができたり、忘れ物を買い足したり、荷物の運搬が楽にできるため、安心してソロキャンプを満喫できるはずだ。

また、ソロキャプサイトを設けているキャンプ場なら、周辺のサイトもソロキャンパーが多いため、比較的静かに過ごせておすすめだ。

また、自転車や徒歩でのソロキャンプをする場合は、アクセスが便利なキャンプ場も選定基準になるだろう。

無料ソロキャンプ場多数!ソロキャンパーのための検索サイト

「YAMAKAS」(ヤマカス)は、ソロキャンパーが快適に過ごせるソロキャンプサイトを検索できるサイト。無料のソロキャンプサイトを始めとする100施設以上が揃っていて、炊事場やトイレ、シャワーの有無などの条件を絞っての検索も可能だ。

さらに、山の所有者とソロキャンパーをつなぐマッチングサービスも展開されている。

初心者でも楽しめる、ソロキャンプの魅力

かつてはアウトサイダーの道楽といった感の強かったソロキャンプだが、近年は日々の雑多を逃れて贅沢な時間を過ごすソロキャンパーが増えている。

そこで、現地でファミリーキャンプのテントに囲まれて本来の目的がブレてしまうことのないように、ソロ慣れしている経験者から、ソロデビュー間もないビギナーまで満足できる人気のソロキャンプ向け施設を紹介する。

▼ソロキャンプデビューに役立つマスト道具は?

ソロキャンプデビューに最低限必要な道具は、テント、シュラフ(寝袋)、マット、ミニテーブル、椅子、キッチン道具、ランタン。これを基準に、あらたに道具を追加していくのがスムーズだろう。

悩みがちなソロキャンプ用のテント選びは、定番のドーム型テントに加え、ワンポールテントやパップテントなどが人気だ。また、なるべく設営に時間をかけたくない場合は、ワンタッチテントを選ぶのもあり。それぞれ特徴が異なるため、使う環境に応じて選びたい。

関東エリアのソロキャンプおすすめキャンプ場

関東エリアのキャンプ場は、豊かな自然とアクセスの良さで選びたい。都心から日帰りもできる気軽な距離でひとり、ゆとりをもった非日常が楽しめる。

農園内のキャンプ場で味覚も満足「有野実苑オートキャンプ場」(千葉県)

車で都心から90分でアクセスできる、農園内のオートキャンプ場。ファミリー層にも人気だが、ソロ専用サイトは離れた場所にあるので静寂を確保できる。駐車場からサイトまで徒歩1分、指定炉で直火も可能だ。

有野実苑オートキャンプ場
千葉県山武市板中新田224
電話番号:0475-89-1719
チェックイン・アウト:12:00~翌11:00
料金:2600円(サイト料+施設管理料)
アクセス:東関東自動車道「酒々井IC」より約30分

プッシュクラフトも満喫できる「outside BASE」(群馬県)

最適生活研究家のオーナー・田中ケン氏がソロユーザーを歓迎してくれる「自然との共存」がコンセプトのキャンプ場。

東京ドーム3個分の敷地に1日45サイトのみの受付なので、ハイシーズンでも快適に過ごせるのがうれしい。直火が使えるブッシュクラフトサイトは、不便を楽しみたいワイルド志向のソロキャンパーにおすすめだ。管理棟ではハンモックやピザ窯のレンタルも用意されている。

outside BASE
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢2032-2457
電話番号:予約センター03-3306-4559(火・水曜定休)
チェックイン・アウト:14:00~翌13:00
料金:2100円(1名)
アクセス:上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」より約50分

南アルプスを望む大自然に抱かれる「ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ」(長野県)

冬場は利用者の7割がソロキャンパーという人気スポット。林道の終点に位置する隠れ家のようなフィールドで、24時間スタッフが常駐している。場内では貸切露天風呂(30分500円)も楽しめる。

ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ
長野県上伊那郡中川村大草7833
電話番号:0265-88-2695
チェックイン・アウト:13:00~翌11:00
料金:1500円(利用料+サイト料)
アクセス:中央自動車道「松川IC」より約30分

浅間山を間近に感じる「北軽井沢スウィートグラス」(群馬県)

小川のせせらぎが聞こえる浅間高原のキャンプ場で、1年を通してひとり贅沢なソロキャンプが楽しめる。ソロサイトの近くにはレンタルグッズもそろう管理棟があるため、初心者でも安心だ。「絹糸の湯」まで車で10分。

北軽井沢スウィートグラス
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
電話番号:0279-84-2512
チェックイン・アウト:13:00~翌11:30
料金:1000円~
アクセス:上信越「碓氷軽井沢IC」より約50分

荒川を目の前にひとりの時を楽しむ「長瀞オートキャンプ場」(埼玉県)

埼玉県の景勝地・長瀞でリーズナブルにソロキャンプが楽しめる。豊かに流れる荒川では、ライン下りやラフティングなどのアクティビティも充実。ゆったり過ごせる平日やオフシーズンの利用はさらにおすすめ。

長瀞オートキャンプ場
埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1
電話番号:0494-66-0640
チェックイン・アウト:12:00~翌11:00
料金:1000円~
アクセス:関越自動車道「花園IC」より約20分

東海エリアのソロキャンプおすすめキャンプ場

都心から少し足をのばせば、街の喧騒を忘れて雄大な自然に浸ることができる。気が向けば付近の景勝地にも立ち寄ってみたい。

世界遺産・白川郷が間近な「白山ブナの森キャンプ場」(岐阜県)

初心者向けのデッキサイトもある大自然の中のキャンプ場。電気が通っていないので野趣あふれるソロキャンプが楽しめる。世界遺産「白川郷」をはじめ、日本三大霊山のひとつ「白山」やエメラルドグリーンの「白水湖」にも近い。大白川露天風呂まで徒歩10分。

白山ブナの森キャンプ場
岐阜県大野郡白川村平瀬ワリ谷
電話番号:05769-6-1187
チェックイン・アウト:13:00~翌11:00
料金:1300円~(利用料金+サイト料)
アクセス:東海北陸自動車道「荘川IC」「白川郷IC 」より約1時間

南伊豆のソロ向けキャンプ場「ぼっちの森」(静岡県)

現役サラリーマンが運営する、週末だけのソロキャンプ専用キャンプ場だ。ユネスコクラブ内に所在する2000坪の敷地には現在10のソロサイトがあり、すべてのデッキサイトは電源完備されている。今後も森林サイトなどが順次増設される予定。下賀茂温泉まで車で15分。

ぼっちの森
静岡県賀茂郡南伊豆町加納1232-65
電話番号:090-7020-3470
チェックイン・アウト:土曜9:00~翌16:00(連休11:30~翌11:00)
料金:2000円~
アクセス:伊豆縦貫自動車道「月ヶ瀬IC」より約1時間30分

関西エリアのソロキャンプおすすめキャンプ場

関西エリアは標高2000m以下の山が多いのが特徴。登山客やファミリー層が気軽に利用できるキャンプ場が多数あり、ソロキャンプ初心者におすすめのフィールドも増えている。

棚田を利用した絶景のキャンプサイト「天滝公園キャンプ場」(兵庫県)

小さな棚田をソロキャンプ用サイトとして利用しているユニークなキャンプ場。段差で仕切られたバルコニー風のサイトはプライベート感があって楽しい。サイトは今後も増設される予定だ。

天滝公園キャンプ場
兵庫県養父市大屋町筏822
電話番号:079-669-1584(平日9:00~17:00) 
チェックイン・アウト:13:00~翌12:00
料金:2500円~
アクセス:北近畿豊岡自動車道「養父IC」より約25分

平日限定ソロキャンププランが好評「かぶとの森テラス CAMP&LOCAL FITNESS」(三重県)

鈴鹿川の源流からほど近く、場内に小川が流れるキャンプ場。平日に限ってソロキャンプを受付ており、手ぶらで訪れてもソロが楽しめる。サイクリングやノルディックウォーキング、トレッキングなど豊富なフィットネス体験も人気。

かぶとの森テラスCAMP&LOCAL FITNESS
三重県亀山市加太中在家8125
電話番号:0595-98-0605
チェックイン・アウト:14:00~翌11:00
料金:2000円~
アクセス:名阪国道「南在家IC」より約2分

熊野古道や串本まで好アクセス「円満地公園オートキャンプ場」(和歌山県)

平坦な芝生サイトで、初心者でも気軽に和歌山の自然を満喫できる。世界遺産「熊野古道」へもアクセスしやすいオートキャンプ場。近年のソロキャンパー増加に伴い、ソロのニーズに寄せた料金プランやサイト運営が進んでいる。

円満地公園オートキャンプ場
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大野216
電話番号:0735-56-0771
チェックイン・アウト:13:00~翌11:00
料金:1500円~
アクセス:紀勢自動車道「すさみ南IC」より約1時間20分

四国エリアのソロキャンプおすすめキャンプ場

他のエリアと比較しても森林面積が広く、上質な温泉や美しい水景に恵まれた四国エリア。キャンプ場が豊富でよく整備された施設が多い。まさにキャンプ天国といった印象だ。

太平洋を望むソロエリアは3区画「ONIWA」(高知県)

お遍路さんやバイク乗りユーザーが多いというキャンプ場は、ドッグランも備えている。サイトにはきれいな芝も整備されていて好評だ。愛犬と一緒にソロキャンプを楽しみたいユーザーにぴったり。海水浴場やレンタサイクルも近い。

ONIWA
高知県安芸郡芸西村西分乙1307
電話番号:0887-37-9997
チェックイン・アウト:13:00~翌11:00
料金:1000円~
アクセス:高知東部自動車道「芸西西IC」より約2分

九州エリアのソロキャンプおすすめキャンプ場

ど真ん中に鎮座する阿蘇山を中心に、魅力ある低山や海岸線に魅力的なキャンプ場が多い九州エリア。温泉が豊富で、絶景が臨める開放的なスポットも少なくない。

白砂青松の益丸海岸に面す好立地「くにの松原キャンプ場」(鹿児島県)

日南海岸国定公園「益丸海岸」に隣接する松林の中のキャンプ場。志布志港から近く、九州観光の拠点として多くのキャンパーが利用する。

ファミリーキャンプとは離れた場所にソロ用エリアがあるため、ひとりでも利用しやすく、バイクや自転車、徒歩のユーザーは予約なしでもサイトが確保されている。全エリアで高速Wi-Fiが利用可能。

くにの松原キャンプ場
鹿児島県曽於郡大崎町益丸226-1
電話番号:099-476-3611(10:00~17:00)
チェックイン・アウト:15:00~翌10:00
料金:540円(バイク・自転車キャンパーのみ)
アクセス:東九州自動車道「曽於弥五郎IC 」より約30分

空前のアウトドアブームに乗って、ソロキャンプ人口は今後ますます増えることが予想される。せっかく一人で贅沢な時間を過ごしにきたのだから、ソロキャンプの醍醐味を楽しめる場所選びは重要だ。四季折々に美しい大自然の中で、静かに深みのある時間を過ごせるのがソロキャンプの魅力。最適なフィールドを見つけて、より充実したひとときを楽しみたい。


▼ソロキャンプで快眠できる寝床は?|寝袋・コット・マット

ソロキャンプのマストアイテムのひとつ「寝袋」(シュラフ)選びは、快眠に直結するだけに慎重に選びたい。

キャンプをする時期を明確にしたうえで、素材や形状を選択するのがスムーズだ。マミー型や封筒型などの「形状」、化繊とダウンなど中身の「素材」、快適に寝られる気温の参考になる「快適使用温度」の3項目を加味しつつ希望する条件に合ったものを探そう。

「モンベル」・「ナンガ」・「イスカ」などは、その高い機能性から多くのキャンパーからの支持を集めている定番人気メーカー。寝袋選びに迷ったらこれらを選ぶのもおすすめだ。

また、コスパがいい寝袋や、夏におすすめの寝袋、ダウンを採用した冬におすすめの寝袋、車中泊におすすめの寝袋など、自身のキャンプスタイルに合ったものを探したい。

手軽に快適な寝床を確保できる「コット」(簡易ベッド)を使うソロキャンパーも多い。

コットならではの快適な寝心地でより過ごしやすいキャンプになること間違いなしだ。ロータイプとハイタイプ、さらにはハイ・ローの切り替えができる2wayタイプなどがある。

キャンプコットは、地面のでこぼこを感じることなく、冬の底冷え対策としても便利。キャンプでの快眠を簡単に手に入れられる手軽な道具。

加えて「キャンプマット」を併用するのもおすすめ。キャンプマットは、空気を注入する「エアマット」や、広げるだけですぐに使える軽量な「ウレタンマット」、空気とウレタンが採用されている「インフレーターマット」、安価で手軽な「銀マット」などの種類がある。底冷え対策が必須となる冬のキャンプにも効果を発揮するはずだ。

▼ブッシュクラフトや料理にに最適なナイフは?

多彩なキャンプシーンで役立つナイフは、あればなにかと便利。料理に使ったり、ブッシュクラフトをしたりなど幅広い展開で意外に出番は多いもの。

アウトドアナイフは、専用の鞘が付属した「シースナイフ」、折りたたみ式の「フォールディングナイフ」、複数のツールがセットになった「ツールナイフ」の3種があり、使う用途にとって選ぶのがスムーズだ。

▼焚き火台でソロキャンプを満喫したい!

焚き火台は、キャンプをより充実させてくれる便利なツール。焚き火でリラックスした時間を過ごしたり、冬に暖をとったり、焚き火で豪快に調理をしたり。

丈夫で扱いやすいステンレス製や、無骨な雰囲気が独特の鉄製、軽さが魅力のチタン製など、多彩な素材の焚き火台がラインナップ。ソロキャンパーにピッタリの小型サイズも豊富に揃っている。

ユニフレームやコールマン、スノーピークなど、定番人気の焚き火台は、丈夫な造りで長期間使えるほか、調理もしやすく多機能なモデルが多い。ほかにも、デザインにもこだわったものが多数展開されているので、自身の優先したい条件を踏まえて最適な焚き火台を選んでほしい。

▼ソロキャンプにピッタリのランタンは?

ランタンには、ガソリンタイプ、ガスタイプ、LEDタイプなどがあり、置く場所によって3種を使い分けるのがおすすめだ。

ランタンは、サイトを明るく照らしてくれる「メインランタン」、テーブルの上に置く「テーブルランタン」、テント内の灯には「テントランタン」を用意するのがベターだ。また、夜間の移動時に便利なミニライトやヘッドライトをなどを用意しておくとより安心だ。