104794健康志向の高まりに合わせた「革新的な低アルコール日本酒“アルゴ”開発の裏側と旨い理由」

健康志向の高まりに合わせた「革新的な低アルコール日本酒“アルゴ”開発の裏側と旨い理由」

田村 巴 (たむら とも)
田村巴

男の隠れ家の神出鬼没な編集者・田村巴は年がら年中“休肝日”がない生粋のお酒好き。そんなほろ酔い編集が美味い酒を求めて今宵もぶらりと旅に出る──。

日本酒なのにアルコール度数が5%!? 約3分の1にアルコール度数を抑え、且つ“ちゃんと日本酒らしい”味わいの「アルゴ」とは一体どんな酒なのか?

ほろ酔い編集・田村巴のちょっと一杯やらないか? 第14杯

実は今月も京都伏見からお届けします。先月に引き続き、月桂冠さんへお邪魔して、話題の低アルコール日本酒「アルゴ」について話を伺ってきました!

最近、日本酒に限らずビール業界など、さまざまな分野で低(微)アルコール製品が活発化しているのをご存知でしょうか。

2024年2月に厚生労働省が公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」は、アルコールによる健康障害を防止することが目的となっています。美味しくて楽しい大人の嗜み“飲酒”は節度と適量を守り、健康を損なわない程度に留めることが大事。

そんな中、ほろ酔い編集・田村は月桂冠が2024年9月に発売したアルゴに注目したのです。というわけでアルゴの製品開発に携わる、青木俊介さんにお話を伺いました。

米らしい甘みと旨み、そして酸味がアルゴの特徴と語る青木さん。飲みごたえと満足感に自信を持っている。

「低アルコールの技術基礎研究は1990年代から行っており、アルゴの開発は発売の5年前からスタートしていました。そこに厚生労働省のガイドラインもあり、低アルコール志向の高まりに合わせアルゴの商品化が決定しました」

ちなみにアルゴはどうして5%なのでしょう? さらにアルコール度数を抑えることもできるのでしょうか。

「日本酒の製造的には可能です。ただ月桂冠として味わいや風味に自信を持て、且つ、低アルコールで最も美味しい度数が今の段階では5%だったのです」

他製品の1.3倍の米を使ってつくられる「アルゴ」。希望小売価格は、720ml・880円、300ml・380円(ともに税別)。

健康診断の前日以外に休肝日のない田村ですが、とはいえ日本酒がいくら大好きでも毎日呑むのは案外厳しいもの。

そんな中、キラ星の如く現れたアルゴは、ほぼビールと同じアルコール度数で気兼ねなく呑める。シーンも選ばず食前・食中・食後、どのタイミングでも呑みやすい。平日でも翌日を気にすることなく楽しめます。

それもひとえに日本酒らしさを追求し、生貯蔵で繊細な香りと味わい、旨みをコントロールする月桂冠の開発力と技術力があってこそ。まさしく今の時代にピッタリな日本酒といえるでしょう。

リキャップできてちょうど良い少量サイズの「THE SHOT」シリーズは、アウトドアにも良し!(価格:左3点266円、右220円、税別)
「鳳麟」の純米大吟醸(左/価格:720ml 3000円、税別)と純米吟醸(右/価格:720ml 1800円、税別)は、国内外でも高く評価され、月桂冠がこだわり尽くした唯一無二の日本酒。
優しく対応いただいた月桂冠の皆様と社屋の前で記念写真を一枚。月桂冠のより良い製品づくりを学べました。

今月の相棒

日本酒業界をリードする老舗「月桂冠株式会社」

京都伏見を代表する酒蔵の月桂冠。一般の方向けには、近くにある「月桂冠大倉記念館」で歴史史料の見学や日本酒の試飲が可能。

月桂冠株式会社
京都府京都市伏見区南浜町247
https://www.gekkeikan.co.jp/

文/田村 巴 撮影/Noriy.k

【著者プロフィール】
田村 巴(Tomo Tamura)

1979年北海道出身、フリー編集者。長年「男の隠れ家」に携わり現在は「男の隠れ家デジタル」編集長も務める。毎日の晩酌が人生をより良くすると信じて疑わない。

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田村 巴 (たむら とも)
田村 巴 (たむら とも)

1979年、北海道出身。バイク(チョッパー)専門誌「HARD CORE CHOPPER」、フリーペーパー「MOLE Magazine」、ライフスタイル誌「男の隠れ家」を経て、現在は「男の隠れ家デジタル」編集長。

バイクやクルマでの日本一周・目的を決めない旅が趣味。好きな分野は「飛行機」「クルマ旅」「地方の土着的な風習や歴史」「ミステリー」など。UFOや都市伝説に興味深々。好きなものは「巨大建造物」「道の駅・SA(道の駅きっぷ収集)」「キャンプ」「ガジェット」「カメラ」「ボストンテリア」。

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