107198酒は酒でも医薬品の“薬用酒”|ずっと健康で呑みたいから「養命酒」のパワーを学ぶ!

酒は酒でも医薬品の“薬用酒”|ずっと健康で呑みたいから「養命酒」のパワーを学ぶ!

田村 巴 (たむら とも)
田村巴

男の隠れ家の神出鬼没な編集者・田村巴は年がら年中“休肝日”がない生粋のお酒好き。そんなほろ酔い編集が美味い酒を求めて今宵もぶらりと旅に出る──。

血の巡りがどうにもよろしくない、今日この頃。それならば、天下の「薬用養命酒」に頼ろうぜ! という今回のお話しです。

ほろ酔い編集・田村巴のちょっと一杯やらないか? 第17杯

この1年ほど整骨院で月に2回、整体の施術を受けることで、なんとか人間のカタチを保っている田村です。こんにちは。

人間は否が応でも年齢を重ねる生き物です。そして歳を取ると、なぜか身体に望みもしない変化がジワジワと訪れます。個人の感想で言えば、40歳を超えたあたりで急に胃もたれを感じるようになりました。

ラーメンにチャーハン、そして餃子。30代まではそんなメニューも一度に食べられましたが、今じゃラーメン一杯で満腹です。スープの完飲なんてもっての外。たくさん食べられなくなって悲しいけれど、ある意味コスパは良いです。

そして45歳の現在。この数年は古の編集者らしくなく、健康と若作りに燃えています。アンチエイジングな化粧水をジャバジャバ振りかけ、爪磨き、脱毛、整体にトレーニング……。おっと話が外れてきました。

つまり今、田村にとって最もホットな話題はズバリ“楽しく健康”。30年後、小綺麗な年寄りになりたいので、外見を整えつつ、内(蔵)面も整えたい。だが、ワタシは酒が好き。そう、三度の飯より酒が好きー!!

ということで、今回、目を付けたのが「養命酒」なのです。非常に前置きが長くなりましたが、このコラムを読んでいる全国100万人くらい(?)のコアな読者様も、きっと養命酒に興味があるはず。そう、だってボクらは立派な中年なんだからっ!

生薬の豊富さにビックリ!

さて、ご存知の通り、養命酒は酒と名が付く医薬品。つまり国が認可したお薬です。厳密には「第2類医薬品」に分類される薬用酒。意外と知らない人も多いそうですが、養命酒にはアルコール分が14%も入っています。一般的な日本酒やワインと同じくらい。

「薬なのに、お酒?」と不思議に思いますが、呑兵衛の代表的な言い訳「酒は百薬の長」という言葉もあるし、何しろ養命酒を買うには薬局に行かねばなりませんから、あくまでも「お酒」ではなく「医薬品」というわけです。

そんな養命酒がどんなものなのか、しっかり学ぶため長野県駒ヶ根市にある「養命酒 駒ヶ根工場」を訪ねました。製造に携わる小野さんと中沢さん、さらに養命酒製造株式会社が近年取り組んでいる「くらすわの森」に携わる石川さんにお話しを伺います。

養命酒の箱詰めラインを延々と眺め続ける田村。大丈夫、病んでません。

「そもそも養命酒の歴史は1600年代初期まで遡り、江戸時代から続く伝統的な薬用酒です。使用されている自然の生薬は14種類あり、独自の製法でつくられています」(小野さん)

「それぞれの生薬は〝巡らせる・補う・温める・取り除く〟という効能ごとのグループに分けられ、お互いを補って幅広い効能を導き出します。基本的には体調を整えたり、病後の回復、冷え症や食欲不振、肉体疲労、虚弱体質などが挙げられます。血の巡りを良くして皆さんの健康をサポートするものです」(中沢さん)

ちなみに、とっても気になる質問をしても良いでしょうか。1日3回、1回につき20㎖の用法用量は厳守ですか?

「朝昼夕の食事前と就寝前のタイミングから、ご都合に合わせて3回を選んで服用してください。面倒だからと、1日1回60㎖なんて飲み方は絶対にダメです。テキーラのショットじゃないですからね(笑)」(小野さん)

実は1日1回20㎖の養命酒を嗜んでいるのですが、小野さんによれば「1日の容量をオーバーしなければ、少ない分には問題ありません。ご自身の生活に合わせて飲んでください」とのこと。

だそうですよ、皆さん、用法用量は守りましょうね。

ちなみにこの駒ヶ根工場では、工場見学が無料で楽しめます。最新のプロジェクションマッピングを使った展示や、瓶詰めなどの製造ラインをたっぷり見学可能。

さらに2024年にオープンした隣接する「くらすわの森」には、カフェやベーカリー、マルシェなどがあり自然豊かな環境で1日が過ごせます。

養命酒製造の工場見学はバラエティに富んでいます。さまざまな生薬の効果効能をパネルで勉強したり、「くらすわの森」で美味しいものをいただいたり、つまり最高!

「施設内のショップなどすべて弊社で運営しています。信州十四豚のソーセージやハムが味わえるミートデリや、素材と製法にこだわったパン、旬の野菜や果物を使ったジェラートなど、ぜひ皆さんに味わって、楽しんでいただきたいです」と語るのは石川さん。

ショップでは養命酒はもちろん、これまで培った技術と知識を基に、ボタニカルにこだわったジン「香の森」なども売っていて、田村は例の如く、散財してきました!

養命酒製造ではお酒や味醂などもつくっていて、どれも美味しい。特にジン「香の森」と「香の雫」はオススメ。

養命酒 駒ヶ根工場

“くらすわの森”と共に楽しむ

風光明媚な中央アルプスの麓に広がる豊かな自然の中で、長期的な健康維持を目的として製造される養命酒の凄さがわかる、行って損はない工場です。

養命酒 駒ヶ根工場
長野県駒ヶ根市赤穂16410
TEL/0265-82-3310
開場時間/9:30〜16:30(最終入場15:30)
定休日/水曜、年末年始(休業日あり)
料金/無料(予約不要)
https://www.yomeishu.co.jp/

【著者プロフィール】
田村 巴(Tomo Tamura)

1979年北海道出身、フリー編集者。長年「男の隠れ家」に携わり現在は「男の隠れ家デジタル」編集長も務める。毎日の晩酌が人生をより良くすると信じて疑わない。

文/田村 巴 撮影/Noriy.k

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田村 巴 (たむら とも)
田村 巴 (たむら とも)

1979年、北海道出身。バイク(チョッパー)専門誌「HARD CORE CHOPPER」、フリーペーパー「MOLE Magazine」、ライフスタイル誌「男の隠れ家」を経て、現在は「男の隠れ家デジタル」編集長。

バイクやクルマでの日本一周・目的を決めない旅が趣味。好きな分野は「飛行機」「クルマ旅」「地方の土着的な風習や歴史」「ミステリー」など。UFOや都市伝説に興味深々。好きなものは「巨大建造物」「道の駅・SA(道の駅きっぷ収集)」「キャンプ」「ガジェット」「カメラ」「ボストンテリア」。

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