そこで、本記事では、私が過去7年間で使用してきた英語教材の中から「本当に役に立った!」「これはオススメできる!」と思えたものをまとめた。

《本記事の筆者の英語学習歴》
2011年:オーストラリアでのワーキングホリデー
2012年:IELTS Academic 6.5(L:6.0, R:5.5, W8.0, S:6.0)
2017年:TOEIC 930点(L490 R440)

海外経験はあるが、いろいろな教材を使って英語学習に本腰を入れ始めたのは帰国してから。今回紹介する教材も、すべて帰国後に日本で勉強しなおしたものだ。

英会話も英語試験も、始める時期や年齢は関係なく、勉強すれば上達でしょう。独学で早く成果を出すコツは、「“質の高い教材”を徹底的にやり込む」ことだ。

今回は、“質の高い教材” のみをご紹介しようと思う。これから英会話を勉強する人、良質な教材を選びたいという人の参考にしていただきたい。

独学で英会話を上達させる3タイプの教材とそれぞれの目的

今回紹介する英会話の上達におすすめの教材は、下記3タイプに分けられる。

  1. 英会話教材:英会話で使えるスピーキング力を強化
  2. 英語参考書:英会話教材と併用して弱点を補強
  3. オンライン英会話:自主トレーニングで学んだことを試す実践の場

「英会話教材」は、英会話で使えるスピーキング力を身に付けることを目的とした総合教材。各社独自のノウハウを駆使して、必要なトレーニング法やカリキュラムがまるっと構成されており、指示通りに学習を進めていくだけで英語力が上がるようになっている。

あれもこれもと複数手を出すと、それぞれを部分的にやり残すところがあったり、広く浅くの勉強になってしまい非常に効率が悪いので、質の高い教材から「これ!」と1つ決めたものを徹底的にこなしてみよう。

「英語参考書」は、英会話教材の副教材として活用する市販の参考書。文法や発音など、英会話に必要とされる部分的要素を鍛えよう。

「オンライン英会話」は、英会話教材で鍛えたスピーキング・リスニング力を、実際の会話に落とし込む実践の場だ。考えていることを 「英語で“話す”」スピーキングだけでなく、「英語で相手に“伝える”」コミュニケーション力を磨こう。

【レビュー付き】本気でオススメしたい英会話教材2選

ここでは、本当にオススメしたい2つの英会話教材を、実際の内容や使ってみた評価・感想とともに紹介しよう。

  1. スタディサプリ (新)日常英会話コース
  2. 1000時間ヒアリングマラソン
スタディサプリ
新日常英会話コース
1000時間ヒアリングマラソン
料金・コース月額1,980円・1年コース / 54,780円
・6ヶ月コース / 30,800円
・体験キット / 550円
対象レベル初心者~中級者中級者~上級者
音声ネイティブによる収録音声ネイティブ含む多国籍の生録音
ジャンル日常英会話時事、トーク、スピーチ、ビジネス、映画、日常

1. スタディサプリ 新日常英会話コース|独学英会話教材の完成系

「スタディサプリ」は、初心者から中上級者向けに全7レベル各240レッスン用意されており、実用的な日常英会話を学びたい人であれば、全員におすすめしたいアプリだ。

日常会話で本当によく使う実用的なフレーズをあるあるなシチュエーションとリンクさせて学ぶことができ、特にスピーキングのトレーニングは徹底されている。

講師陣は英語学習者なら誰もが知っている有名人ばかりで、月額1,980円で好きなだけ講義を受けられると思えばコスパ最強だ。(ちなみに新コースがリリースされる前は、月額1,000円)

▼スタディサプリEnglishを本気でおすすめできるポイント
・教材の開始レベルが英会話「超初心者」から可能
・アウトプットの練習をしやすい、練習のノウハウをものにしやすい
・教材のボリュームがすごい。1日あたり70円程度で受講し放題
発音チェッカーがかなりシビアで精密
・ディクテーション・クイックレスポンスなど、本来は中級者向けのトレーニングを入門レベルから身に付けることができる
英語学習者が挫折しにくいように工夫されている
・フレーズやシチュエーションがかなり実用的で、レッスンが追加され続ける (教材のアップデートが続く)
▼こんな人におすすめ
・他の英会話教材で挫折してしまったことがある
・日常で使える英会話を身に付けていきたい
・英語勉強法がよくわからず自分で計画が立てられない
・スピーキングを習慣化させたい

「スタディサプリEnglish 新日常英会話コース」の
7日間無料体験を受ける

1レッスンの流れは以下の通り。まとまった時間を確保しなくても、小分けに進めれば問題ない。

リスニングと内容理解クイズ(3~5分)
 ▼
ディクテーション(3~5分)
 ▼
重要表現・文法のレクチャー(3~15分)
 ▼
発音チェック付きスピーキング練習(5~15分)
 ▼
仕上げにクイックレスポンス(2~5分)

このように、用意されたレッスンを進めていくだけで、理想の独学系英会話学習ができるようになっている。

ディクテーションやクイックレスポンスは、英語力向上のために必ず取り入れてほしい王道トレーニングであり、なかなか実践できる人は少ない。

地味で労力のかかるディクテーションは、面倒で取り組まなかったり、慣れるまで効果を実感しづらくて途中でやめたり、またクイックレスポンスは教材選びに苦戦したりで、どちらもなかなか手を出しにくいトレーニングであることは確かだ。

そこを初心者向けに難易度を下げながら、トレーニングの重要性が伝わるようにうまく工夫して取り込まれている。

▲こちらがそのディクテーション。ちょうどいい分量の穴埋め式にして初級者が敬遠しないようによく工夫されている。常に制限時間が設けられているのは、短い時間でも集中力を発揮してもらうためなのだそう。

独学スタイルで日常英会話を向上させることができるというのがスタディサプリのセールスポイントの1つでもあるが、「たまには生身の人間と実践的な英会話の機会があった方がいいのでは?」と思う人もいるでしょう。

その答えとしては「まさにその通り」で、実際の英会話では、ナレーションのような綺麗な英語を話す相手はおらず、また相手の言動に応じて反応する瞬発力も必要で、あらかじめ準備しておいたフレーズを話すということもないだろう。

ただ、スタディサプリは、スピーキングの練習教材としては非常に優れているので、英語でコミュニケーションをとる友人と話す、英会話カフェやオンライン英会話の利用、海外旅行など実践的な英会話の機会を持てば、よりスピーキング練習の効果が実感しやすいはずだ。

◆2019年11月に「新日常英会話コース」がリリース!

新規登録すれば、新・旧どちらのコースも自由に利用できます。新旧でダウンロードするアプリが別々になので、使い分けが可能です。

日常英会話コース新日常英会話コース
◎レッスン内容
・内容理解クイズ
・ディクテーション
・会話文チェック
・重要表現
・文法事項の解説動画
・なりきりスピーキング
・クイックレスポンス

◎リスニングPLUS
(音声変化を学べる)
◎レッスン内容
・内容理解クイズ
・ディクテーション
・会話文チェック
・キーフレーズチェック(動画)
・リード&ルックアップ
・瞬間発話プラクティス

◎基礎英文法講義
(基本の文法事項を網羅・全30講座)
▼新日常英会話コースを受講してみた所感
・旧コースのコンテンツをやりつくした人向けの新コンテンツで、トレーニング手法などはほとんど同じ。
・旧コースにあった発音チェックがなくなったのは残念
・新コースは初級者以上向けなので、英語入門レベル(超初心者)の人は、旧コースから始めた方が良い
・新コースに追加された基礎英文法講座(動画とテキスト)は懇切丁寧で、かなり作りこまれているので、そちらは超初心者にもおすすめ。

▼旧コースにあった発音チェック機能

この発音チェッカーはかなり正確かつシビアですので侮るなかれ。難しい母音や子音も一つ一つ判定されており、ちゃんと正しい口の形で言わないと通過できないようになっている。

また、正誤判定だけでなく、どこがどんな感じで間違えていて、どう直せばいいかの解説と発音矯正の動画も見ることができる。

▼新コースに開設された基本文法講義

文法学習がつまらなくてしょうがない、という人のためのアニメーション文法講義だ。講師の解説を受けたあとには、練習問題も準備されている。

料金・コース月額料金:年間契約の場合(キャンペーンなどにより変動)
新日常英会話コース / 1,980円
TOEIC L&R対策コース/ 2,980円
ビジネス英会話コース / 2,980円
◎上記コースを契約すると、日常英会話コースは無料で利用可能
無料体験期間7日間
対象レベル初心者~上級者
音声ネイティブスピーカーによる収録音声
こんな人におすすめ他の英会話教材で挫折してしまったことがある日常で使える英会話を身に付けていきたい英語勉強法がよくわからず自分で計画が立てられないスピーキングを習慣化させたい

「スタディサプリEnglish 新日常英会話コース」の
7日間無料体験を受ける

2. 1000時間ヒアリングマラソン|英語学習ノウハウの全てが詰まった教材

出典:アルク

ヒアリングマラソンは、本気の英語学習者に向けて、「効果的で理にかなったトレーニング」と「成長を実感する楽しみ」を提供してくれる英会話教材。

私は、「聞き流すだけ系・ラクラク系」の教材が苦手なのだが(効果がないため)、ヒアリングマラソンは、「本当の意味での“習得”はそんなに甘くないし、時間も労力も必要だよ」と断言しており、これなら信頼できると感じた。

特徴は、プロのナレーターの収録音声でなく、会話やスピーチ、インタビューを生録音した音源を使用しているということ。リアルな英会話の現場では、詰まりや言い直しもあれば、アクセントもみんなそれぞれ違い、雑音もある。

もちろんネイティブスピーカーのトークや海外のニュースも入っているが、基本的には全て取り直し無しの自然な英語の音を拾ったものだ。

この音源をもとに、内容理解(読解・英文処理)や英作文、シャドーイングや音読をはじめとしたスピーキングトレーニングを実施しながら、リスニング力を向上させていこう。

“ヒアリング” と聞くとリスニングに特化したような教材に思えますが、実用4技能(読む、書く、話す、聞く)を駆使して、英語的な思考法を養っていく学習法となっていおり、発話力や単語力も身につけることができる。

受講を開始して3〜4ヶ月ほど経過すると、「この能力を伸ばすにはこのトレーニングが効果的」「今の弱点はここだから重点的にこのパートに取り組もう」というのが自分でわかるようになり、本質的な英語の勉強法が習得できるだろう。

1年間やり終えてからは、自分の中で英語学習のメソッドが確立されて、英語教材の良し悪しを見る目も肥えてきたと感じた。

受講料は1年間で54,780円、半年で30,800円と高いが、月あたりで換算すると4,500円程度と、オンライン英会話の月額相場6,000円よりも低価格だ。ただし、初月でやめたいと思っても返金できないので、不安な人は、体験キット(500円)で自分に合うかどうか確認した方がいいだろう。

▼ヒアリングマラソンを本気でおすすめできるポイント
・本質的な英語の勉強法が習得でき、独学でも自分で成長を実感できる。
・テキストは毎月新しく制作されたものなので、テーマが新鮮。
・毎月「もう次の教材が送られてくる!」という焦りの中で、必死で学習に取り組める。
・本気で取り組める人は、テキストの指示通りに学習を進めていくだけで必ず成果が得られるようになっている。
・生きた英語(ネイティブ・ノンネイティブ・生録音)を学べる。
▼こんな人におすすめ
・英語の習得は一筋縄ではいかないものだと気付いている人
・本気で英語力を上げたいと思っている人
・中級者以上の人(基本文法と単語を習得済みの人)

「1000時間ヒアリングマラソン」の詳細を見る

ヒアリングマラソンの対象レベルの目安はTOEIC 550点以上となっているが、個人的には550点だと「語彙」「精読のスピード」「英語に対する慣れ」の部分で、少し大変かもしれない。

初級者向けのコーナーも準備されているが、テキストの7割は中上級者向けとなっているので、先に1〜2ヶ月でがっつり基礎を習得してから始めた方が、無駄なく取り組めるはずだ。

ちなみに本教材では、初級者をTOEIC 550〜730点、中級者をTOEIC 730〜860点程度としている。

私が受講していた時には無かったコーナーもあるが、現在の1ヶ月分のテキストの内容は以下の通り。

レベルコーナー詳細
初級これで聞ける!英語の音自然な英語にで発生する「連結」「脱落」「消失」などの音声現象を、その音声を学ぶために作られた「収録音声」で練習した後、教材ではないニュースやスピーチの「生音声」ではどうなるか聞き比べる。
初級英語スケッチング日本語では、聞いた言葉を頭の中で無意識に行う「映像化」を、英語でも行えるようにする情報整理トレーニング。単語やフレーズだけでなく、文脈まで捉えるためのコツをつかむ。
中級スピーキング魂リアルなビジネス会話を題材に、スピーキング力を磨く。豊富なアウトプット練習に正しい順番で取り組み、会話に出てきた表現を瞬時に使えるよう、頭を「英語スピーキング脳」に切り替える。「言える音」が増えると、聞き取れる音も増えることを実感できる。
中級気になる話題でトーク!台本なしの生の会話に耳を傾け、聞き取る力を身につける。生の会話は口ごもったり言い直したりの連続。自分がトークに加わった際に意見を言えるよう、話す力も身につく。
中級ニュースの斬り方実際に海外のメディアで報道された英語のニュースの聞き取りに挑戦。最終的には内容を伝えられるようになることを目指す。
上級カルチャー再発見さまざまな文化や世界観が味わえる物語の数々。読み応えのある英文を素材に、内容をつかみ、奥行きまで立体的に見るスキルを身に付ける。
上級シネマ試写室映画に出てくるセリフを聞きながら、生英語のスピードやリズムについていける耳をつくる。本編の後のScreening Room Loungeでは、映画ファンのネイティブスピーカーの話を聞いて、映画について語る表現を学ぶ。
全員ディクテーション・コンテスト1分間程度の音声を聞いて書き取り、書き取った英文を応募する、受講生参加型コーナー。2カ月後の誌面で、多くの受講生がつまずいたポイントを確認。発音、文法、語彙、文脈の総合的な観点から、正確に聞き取る力を鍛える。
全員マンスリーテスト HEMHET聞き取りの力を客観的に評価するTOEIC形式のテスト。毎月提出することで学習のペースメーカーにもなるテストで、リスニング力の伸びを定期的に確認する。

音声を聞いて理解する、要約する、書きとる、シャドーイング、音読、が基本なので、テキスト自体は地味だ。下記一部紹介する。

▼これで聞ける!英語の音

▼ニュースの斬り方

このほか、特別企画や英語学習のコラム、雑学、クロスワードなど息抜きコーナーも用意されている。

あとは副教材としてテキスト以外に月刊誌『English Journal』も付いてくる。私は、そこまで余裕が無かったので、『English Journal』の方は、読み物としてパラパラと見ていた。

これだけやって、英語力が上がらなかったらおかしいと思える内容になっているので、本気で英語に向き合いたい人には是非おすすめしたい。

料金一括払い・分割1000時間ヒアリングマラソン
1年コース / 54,780円
6ヶ月コース/ 30,800円
体験キット / 550円
対象レベル中級者~上級者
音声生録音(ネイティブ含む多国籍)、雑談、ニュース、スピーチ
こんな人におすすめ英語の習得は一筋縄ではいかないものだと気付いている人
本気で英語力を上げたいと思っている人
中級者以上の人(基本文法と単語を習得済みの人)

「1000時間ヒアリングマラソン」の詳細を見る

スピーキングの弱点強化のために、英会話教材と併用したい英語参考書

ここでは、総合型の英会話教材ではカバーしきれない、英文法や発音学習に特化した書籍教材をご紹介。

  1. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
  2. 英語耳:発音ができるとリスニングができる
  3. 英語喉:50のメソッド
  4. English Grammar in Use

トレーニング系の参考書(上記1.~3.)は単体ではつまらないと感じるかもしれないが、英会話教材での学習と併用して行うことで、効果が目に見えやすくなりるだろう。弱点強化にご活用しよう。

1. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

出典:Amazon

英会話上達のコツの1つに、自分の言いたいことをサッと英語で言えるフレーズやパターンを増やしていくことが挙げられる。

本教材は、フレーズそのものでなく、基礎英文法を体に叩き込み、瞬時に引き出せるようにするトレーニング本です。中学レベルの単語と文法のみで構成されたシンプルな例文しかなく、負荷の低いトレーニングを大量にこなすことができる。

「実用性が全くない!!」「簡単すぎる!!」というレビューも多いですが、実際にやってみると簡単な文章でもパッと出てこないものだ。

確かに、例文自体に実用性は見られないが、本書のコンセプトは「頭でわかっているつもりの基礎文法を自由に瞬発的に使いこなせるようになること」。文法の土台ができていれば、あとは単語や表現を応用して英作文ができるようになるはずだ。

私も半信半疑で手にしたが、最初は恥ずかしいくらいスピードについていけず、瞬発的に口から英文が出てくるようになるまで20周以上行う必要があった。

2. 英語耳:発音ができるとリスニングができる

出典:Amazon

本書はリスニングをマスターすることを目的とした“発音教本”。発音記号と英語の音声変化について学んだ後、実際の会話でそれらの音を自然に使いこなせるようになる具体的な練習法が記されている。

サブタイトルに「発音ができるとリスニングができる」とある通り、英語の音を聞き取るには、自分がその音を発音できなければならない。つまり「自分が発音できない音は聞き取れない」ということだ。

日本人が苦手な“L”と“R”も、自分が発音できるようになれば簡単に聞き分けられるようになり、むしろ全然似てないなということにも気づくはずだ。

発音に関する書籍の多くは言語学・音声学の研究者向けで複雑だが、本書は程よくシンプルにまとまっているので、まずは入門編として手にとって欲しい。

最初はうまく口の形ができなかったり、舌に力が入ったりで、ぎこちなく練習していたが、だんだん力を抜いて自然に発音できるようになっていった。口周りの筋トレという感じ。

3. 英語喉:50のメソッド

出典:Amazon

「発音は結構うまくなったのに、まだ何かが違う。」と悩んでいる人は「声の深み」に着目してみよう。

本書は、よりネイティブらしく、英語っぽく、伝わりやすい英語の音を出せるようになる発声教本

英語やヨーロッパ言語を話す人の声は、ただ大きいだけではなく、“太さ”や“力強さ”を感じることがないだろうか? 実は、日本人と英語圏の人では根本的に声帯周りの筋肉が違うのだ。

日本語が、息を継続的に吐きながら口先で発音されるフラットな言語なのに対し、子音中心に発音される英語は鋭い息遣いや腹式呼吸が要求される言語と言われている。

日本人が英語を口先だけマネて発音してもネイティブっぽくならず、逆に日本語を喋る外国人が強弱の激しい喋り方をするのはそのためだ。

この喉の使い分けについては、『英語喉』の著者・上川カズ氏が動画でも解説してくれている。興味ある人は是非チェックしてみてほしい。


発声法も発音と同じく、日本人が普段使用していない体の部位を使うので、トレーニングを継続しなければ、急にはできるようになるものではない。

応急処置として、喉の奥を広げて喋るようにすると、多少低く太めになるので、女性はここを意識するだけで聞きやすさが改善することもあるだろう。

4. English Grammar in Use

出典:Amazon

世界中で使用されている英文法テキスト。「使える英語を身につける」ことが目的で作られているため、英語という言語が持つ独特のニュアンスを感覚的に理解することができる。

また、使われている例文も自然で実用的なものばかりなので、「英会話ができるようになりたい」人にもおすすめだ。

パッと見た感じは英語だらけで難しそうだが、難しい文法用語は出てこないし、イラストも多いので、日本語の文法テキストよりもわかりやすいでしょう。

実践力をつけるために、英会話教材と併用したいオンライン英会話サービス

ここまでの6つの教材は、英会話に必要なスピーキング能力やリスニング能力を高めるための自主トレーニング教材を紹介してきた。

英会話学習を完成させるには、これらの能力を実際のコミュニケーションに落とし込まなければなりません。その機会を海外に行かずとも強制的に作ることができるのが「オンライン英会話」だ。

相手のいるオンライン英会話では、個人のスピーキング練習では得られないものがあるでしょう。

その一方で、スピーキングの練習量が十分でなければ、英会話でのアウトプットが乏しくなり、せっかくの実践の場を有意義なものにはならないだろう。

スピーキング練習と英会話練習にはお互いのレベルを高め合う相乗効果があるため、英会話教材の勉強の流れに慣れてきたら、早い段階でオンライン英会話を取り入れておくことをおすすめしたい。

以下、英会話教材と併用しやすいオンライン英会話サービスを紹介しよう。

1. ネイティブキャンプ|英会話の練習が回数無制限でできる

英会話レッスンを毎日受講する、週末などに1日2回以上受講したいという人は、月額6,480円でレッスン受け放題の「ネイティブキャンプ」がおすすめだ。

ブラウザとアプリのどちらでも利用できるため、決まった時間帯にレッスンの予約を取ることが難しい、という人でも、空いた時間ができれば外出先でもスマホでレッスンが受けられる。

7日間の無料体験中もレッスンは受け放題なので、これだけでもかなりの英会話の練習をこなすことが可能だ。

さらに本会員なら本来1回あたり1,000円かかるネイティブ講師のレッスン予約も、無料体験期間中は1日1回まで無料で受けられる特典付きなのはうれしい。

料金
月会費制
教材費基本無料
※一部コースで有料
プレミアムプラン(レッスン回数無制限):6,480円
◎プレミアムプランの家族会員の人は1人につきプラス1,980円で同様にレッスン受け放題
◎レッスンの予約は有料(100コイン)
無料体験レッスン7日間でレッスン回数無制限
対象レベル初心者~上級者
レッスン可能時間24時間
講師の国籍フィリピン多め、ほかネイティブも多く含む世界各国

無料体験レッスンの詳細をみる

2. イングリッシュベル|レッスン回数を抑えて、自己学習を確実に

英会話教材での自主トレーニングを毎日着実に行いながら、英会話での実践練習を週1~2回したいという人は、1ヶ月あたりのレッスン回数を選択できるイングリッシュベルがおすすめ。

英会話教材で学んだことをすぐに実践できる日常英会話コースやフリートークレッスンのほか、発音矯正、DME(※)、時事英語、ビジネス英語など自由にレッスンを選択できる。

※DMEとは、英語を母国語としない人たちのために開発された、「カランメソッド」をベースに、グラマーにも重点をおいた学習方法。

カランメソッドは、講師の早口での質問に素早く回答することを繰り返すトレーニング。負荷の高い状態を保ちながら英語に対する瞬発力を鍛えることができ、通常の4分の1の速さで英語を習得できる学習法とされている。

料金月額制・教材費無料レッスン1回25分の月額制
月5回プラン / 3,900円
月10回プラン / 6,400円
月20回プラン / 9,800円デイタイム
月40回プラン:15,400円 (8:00~18:00限定)
いつでも月40回プラン:17,900円
無料体験レッスン2回
対象レベル初級者~上級者
レッスン可能時間24時間
講師の国籍フィリピン中心

無料体験レッスンの詳細をみる

3. エイゴックス|毎レッスン選べる優秀な講師陣(ネイティブ・フィリピン・日本)

レッスン回数と価格を抑えながら、ネイティブ講師のレッスンを受講したいという人は、「エイゴックス」がおすすめ。毎回のレッスン予約時に、講師をネイティブ・フィリピン人・日本人バイリンガルから選べ、他のサービスと比べて低価格でネイティブ講師のレッスンが受けられる。

ネイティブ講師は、以下のように4段階のグレードに分けられており、キャンペーン講師であれば1レッスン350円から受講可能。

ネイティブの英語の音やスピードに慣れたいという時はキャンペーン講師、自分の弱点や英語力を分析して的確に指導を受けたい時はプレミアム講師を選ぶといった使い方ができる。

英語を第2言語として学んだ日本人バイリンガル講師に、英会話学習について相談できるのもポイントだ。

料金月額制教材費無料ポイント定期プラン:
・200ポイント / 1,980円
・400ポイント / 3,900円
・800ポイント / 7,500円
・1200ポイント / 11,100円
・5600ポイント / 39,200円
◎毎月ポイントが支給され、レッスンごとにポイントを消費。
◎ネイティブ・日本人講師は1レッスン100ポイント、フィリピン人講師は1レッスン40ポイント
毎日プラン:
・フィリピン講師 1回25分 / 5,800円
・全講師 1回25分 / 15,800円
無料体験レッスン1回
対象レベル初心者~上級者
レッスン可能時間24時間
講師の国籍ネイティブ、フィリピン、日本

無料体験レッスンの詳細を見る

まとめ|「良質な教材」と「最適な学習手段」で英会話は独学で習得できる

今回は、数ある英会話教材の中で本気でオススメできるものだけを紹介した。

これまでさまざまな英語教材を使ってみて気付いたことは、良質な教材は何十年経っても良質なまま使い続けることができるということ。加えて英語アプリやオンライン英会話の発展で学習手段の選択肢も増え、英語はどんどん独学しやすくなってきているように感じた。

質の高い教材と自分に合った最適な学習方法を組み合わせて、使える英語をマスターしていこう。