本記事では、社会人生活をしながら無理なく現実的に英語力を向上させる英語勉強法を、手順に沿って詳しく解説。
本記事の英語勉強法を実行し続ければ、今の自分の英語力に足りないものは何か、どんなトレーニングを行なえば目標を達成できるかが自分で判断できるようになるはずだ。
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初心者の社会人がゼロから英語を勉強しても問題ない?
結論からいうと、社会人が英語をゼロから勉強しても全く問題ない。
むしろ大人になってから勉強する方が、何となく勉強している学生時代よりも明確な目的がある場合が多いため、早く習得できる可能性が高いといえるだろう。
とはいえ、本職が勉強の頃の学生時代と比べて社会人は勉強時間を確保するのが難しい。途中で挫折したり、諦めてしまう方も少なくないのが実情だ。
しかし、諦めずに勉強を進めていけば社会人でも問題なく英語を習得できる。年齢も関係ない。何歳から始めても、どこに住んでいても英語を習得できる環境は整っている。
社会人が陥りやすい英語学習に関する悩み
初心者の社会人でも英語は習得できるが、英語学習には悩みがつきものだ。ここでは、社会人が陥りやすい英語学習に関する悩みを紹介していこう。
事前に陥りやすい悩みが分かっていれば、回避できる可能性は高くなるはずだ。
自分に合った効率的な勉強法が分からない
初心者の社会人は、自分に合った効率的な勉強法が分からなくて悩むことが多い。
忙しい日常の中で、効率的に学習を進められる方法を見つけるのは容易ではない。特に昨今は、さまざまな媒体から多くの勉強法が紹介されているため、どれが良いか分からないと悩んでしまうだろう。
人により空いている時間や目的が違うため、効率的に英語学習を進めるためには、自分に合った勉強法を見つけることが何より重要だ。
効率よく英語学習を進めたいと考えている方には、英語コーチングをおすすめしたい。英語コーチングに関しては、以下の記事で詳しく紹介しているため参考にしてほしい。
忙しくて英語を勉強する時間が作れない
忙しくて英語を勉強する時間が作れないというのも、社会人が陥りやすい定番の悩みだ。
社会人の本職は英語学習ではなく仕事だ。結婚して子どもがいる方は、家族で過ごす時間も確保しなければいけない。
英語を勉強しなくてはいけないと分かっていても、プライベートの時間を削って勉強するのは並大抵のことではない。忙しくて、ついつい英語学習を疎かにしてしまう方は多いだろう。
英語学習で重要なのは継続だ。1日10分でもコツコツ積み重ねて継続していけば、忙しい社会人でも十分に英語力を伸ばすことはできる。
多忙な社会人でも英語を習得できる理由
社会人が英語を勉強しようと意気込む理由は人によってさまざま。
「会議で言いたいことが英語で言えず、同僚にため息をつかれてやる気に火がついた!」
「昇進のためにTOEICスコアのボーダーラインをクリアしないといけない。」
「海外プロジェクトにアサインされて、今まで避けてきた英語を勉強しなければいけなくなった。」
「英語を習得してビジネススキルの幅を広げたい。」
しかし、自発的にせよ半強制的にせよ、社会人が「英語を勉強しなければ!」と思っているのにも関らず、あと一歩のところでなかなか実行に移せない理由。それは「多忙な社会人が今から英語を習得するって現実的に達成可能なの?」という疑念ではないだろうか?
社会人にとって、スキルアップにかける時間は貴重なもの。もし途中で断念して中途半端に終わってしまうのなら、最初から時間をかけたくないと思うだろう。
しかし、英語の学習は、社会人にとって決して無駄ではない。短時間でも集中できる時間を積み重ねることで、英語力は飛躍的に伸ばせる。
むしろ時間に圧迫されがちな社会人こそ、英語はスキルアップを実現しやすいのだ。
社会人でもスキマ時間を活用すれば英語の勉強はできる
まず「社会人がそんなに毎日まとまった時間を確保できない……」という心配がある人。安心してほしい。英語の勉強時間はスキマ時間をカウントしてもOKだ。
2〜3時間ぶっ通しで机に向かう必要はなく、英語力はスキマ時間を活用した勉強でもしっかりと蓄積されていく。
実際に、多くの社会人向けのコーチング式英語スクールでは、多忙な毎日からスキマ時間を捻出させ、徹底的に活用したカリキュラムを個別に作成するところからスタートし、2〜3ヶ月の短期間でTOEFLやVERSANTのスコアを飛躍的に伸ばすことに成功している。
実は、ノンストップで本番形式の模試を解くといったこと以外は、長時間まとまった時間を確保しないと英語を勉強できない場面はあまりない。
というのも、ひとくちに英語学習と言っても、さまざまな勉強方法があり、何をどう勉強するかによって習熟する英語力の要素が異なるからだ。
数時間まとまった時間での英語学習は、読解力を高めるための精読学習の時間、単語学習の時間、リスニング力向上のために英語の音を聞く時間など、それぞれの勉強法に充てる時間を繋ぎ合わせているに過ぎない。
それぞれの勉強法を1日の中で連続して行うか、分散して行うかの違いだ。
歯を磨いている間に英語音声を聞いたり、往復1時間の通勤時間や昼休みを活用したりすればいい。さらに、朝早く起きて15分でもいいから時間を作る、帰宅後に必ず30分は勉強する、などスキマ時間を活用すれば社会人でも意外と時間はまだまだ残っているのではないだろうか?
英語は細切れに集中して勉強した方が定着しやすい
英語は語学。言葉をスラスラと話せるのは、「このシチュエーションにはこの表現が合う」という経験則が、暗記を通して脳に焼き付いているからだ。
母国語の場合は「暗記」という意識はないものの、赤ちゃんのころから大量のインプットとアウトプットを繰り返し、日々経験を蓄積してきたことで、私たちは子どものころから日本語を話せている。
時間をかけてひとつの表現を覚えるよりも、さまざまな場面で何度もその表現に出会う方が記憶に残る。反復練習が必須の英語学習は、スキマ時間の活用した勉強法が適しているのだ。
また、数分単位でコマ分けされたトレーニングは集中して取り組むことができ、無駄な思考停止時間が発生しにくい。短時間の集中を何度も繰り返し積み重ねていくことが、社会人の英語の勉強法として最適だ。
社会人が英語を勉強する5つのメリット
忙しい社会人でも、スキマ時間を上手に活用すれば英語を習得できる。重要なのは、英語を習得するメリットを理解したうえでモチベーションを維持することだ。
社会人が英語を勉強するメリットは主に以下の5つが挙げられる。
- メリット1:キャリアアップの選択肢が増える
- メリット2:海外で働くことができる
- メリット3:プライベートが充実する
- メリット4:コミュニケーション能力が向上する
- メリット5:多様性の理解度が深まる
ここでは、それぞれのメリットを一つずつ詳しく解説していこう。
キャリアアップの選択肢が増える
社会人が英語を習得すると、仕事の幅が広がりキャリアアップの選択肢が増える。
英語が必要な仕事と聞くと、英語教師や通訳などが思い浮かぶかもしれないが、外資系企業との取引や外国人をターゲットにしている会社であれば、幅広い業界で英語を話せる人は必要だ。
ビジネスレベルで英語を話せるようになれば、今までは対象外だった仕事へ従事できるため選択肢の幅が広がる。その結果、自身の年収を上げる可能性も高まるはずだ。
海外で働くことができる
英語を話せるようになれば、仕事をする場所の選択肢も広がるだろう。
日本語しか話せなくても海外で働くことはできるが、言語の違いは高いハードルになる。英語が話せれば海外で働くハードルが下がり、海外赴任がある会社への転職も可能だ。
将来の夢として「海外で働きたい」「海外に住んでみたい」と考えている場合は、英語を話せるようになっているだけで選択肢が広がっていくだろう。
プライベートが充実する
英語を勉強することで、仕事だけではなくプライベートを充実できるメリットがある。
休日を何もせずダラダラと過ごしている場合は、明確な目標がある英語学習が人生の楽しみになるだろう。また、英語学習を通じて人脈を広げられる点も大きなメリットだ。
英語が話せるようになれば海外へ行くハードルが下がり、海外旅行で新たな知見を広げられたり、旅費を貯めるという目的が仕事のやりがいにつながる可能性もあるだろう。
コミュニケーション能力が向上する
英語を勉強することで、自身のコミュニケーション能力が向上するメリットがある。
英語を話すためには、インプットだけではなくアウトプットが重要だ。リスニング力を高めるためには、英語を話せる人と会話しなければいけない。
英語学習を通じてさまざまな人と交流すれば、コミュニケーション能力は自然と上がっていくだろう。
多様性の理解度が深まる
英語学習を通じて、多様性の理解度が深まるメリットがある。
英語を話せるようになると、異なる国で生まれ育った人と会話できる。もちろん国が変われば異なる価値観や文化があるため、身をもって多様性を理解できるようになるだろう。
多様性の理解は人間関係の構築にも重要だ。異なる価値観や文化を尊重できる人間になれば、海外の人とも信頼関係が築きやすくなる。
社会人のための英語勉強法・独学を成功させる4つのステップ
学生に比べて時間的な縛りが大きい社会人は、効果の高い英語勉強法を最適な計画下で取り組むことが重要だ。まずは、以下4つのステップを踏んで英語の勉強計画を立てよう。
- ステップ1:英語力が向上する仕組みを知る
- ステップ2:目標設定と現状把握
- ステップ3:英語を勉強する期間を決める
- ステップ4:効果的な英語勉強法を徹底的に実行する
以下、ひとつずつ詳しく見ていこう。
ステップ1. 英語力が向上する仕組みを知る
スポーツでも学問でも、何かを習得するには適切な手順というものがある。
手あたり次第がむしゃらに取り組むことでも成長しないことはないが、正しい道筋に沿って基礎から応用へと能力を積み上げていく方が無駄が少なく効率的だ。
英語を独学で習得する場合も、まずは英語力が向上する仕組みを把握しておかなければ、目標達成に向けた勉強計画を最適化することはできない。
英語力をアップさせる学習のロードマップは至ってシンプル。
- 文法と単語
- 発音
- 実用技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)
上記をスキルに置き換えると「1. 英文を読んで理解する」 →「2. 文字を音にする」 →「 3. 実用的に使いこなす」のイメージになる。
1. 文法と単語
日本語ほどではないものの、英語にも「書き言葉」とは違う「口語表現」や「スラング」というものがある。
ただし、英語は友達同士で話すようなカジュアルな口語表現を除き、多くの場合は“英文の形”で存在しており、英語圏のニュースや大統領演説で語られるフォーマルな英語は、そのまま文字起こしをしても「書き言葉」として遜色の無いものである。
単語は英文の構成要素、文法は英文中の単語を並べるルールと捉えることができる。
つまり、文法と単語(慣用表現なども含む)さえわかっていれば、英文を読んで理解したり、書いたりできるようになるはずだ。
2. 発音
次に、英語を聞いたり話したりするには、英文を音に変換しなくてはならない。そのためには「発音」のルールを学ぶ必要がある。
発音と聞くとスピーキングにフォーカスされがちだが、リスニングや単語学習にも大きく影響する。単語のスペルを知っていても音を知らないと聞き取れないし、自分が発音できない音は聞き分けることが難しい。
3. 実用技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)
以上の「文法」「単語」「発音」は、英語を構成する基本要素である。
この土台を固めておけば、あとは実際に使いこなすトレーニングをしていくのみ。この「英語を使いこなす力」は、頭の中にある英語を無意識下で臨機応変に引き出せる能力とイメージしよう。
英語力に必要な「読む、書く、聞く、話す」の要素をまとめて英語の4技能という。
習熟度は、それぞれ「リーディング(Reading)・ライティング(Writing)・リスニング(Listening)・スピーキング(Speaking)」のスキルで表される。
これらの実用4技能にはさまざまな勉強法があるが、それぞれの技能の向上に必要なのは「自分が英語を使えるようになりたい分野について、使えるようになりたいレベルになるまで反復トレーニングを積む」ことのみ。
例えば、以下のような感じで考えられる。
- ニュースを理解できるようになりたいなら、毎日ニュースを聞いて英字新聞を読む
- 新規プロジェクトの企画提案を英語で発表しないといけないなら、その事業の専門用語やプレゼンで使う表現を繰り返し練習する
- 日常英会話ができるようになりたいなら、身の回りのできごとを英語で表現する練習をする
日本語でも、初めてプレゼンするときには喋る内容を丸覚えするくらい練習するだろう。それと同じで、英語の実用技能は “慣れ” そのもの。特別な才能は必要ない。
英語でプレゼンを控えている人は、以下の記事もあわせて読んでほしい。
ステップ2. 目標設定と現状把握
英語学習以外でも言えることだが、スタート地点とゴール地点が定まっていなければ、その距離を埋めるために何をすればいいのかわからず、学習計画を立てることはできない。
簡単な例を挙げると、「TOEICスコアを350点から500点に上げる」のと「TOEICスコアを700点から850点に上げる」のでは、取り組むべきことが異なってくる。
まずは英語学習の目標(ゴール地点)を設定し、現状(スタート地点)を把握することが大切だ。
あなたが英語を勉強する目的は何か?
目標設定に入る前に、ひとつ明確にしておきたいことがある。それは、下記のような「今自分が英語を勉強する目的」だ。
- 外国人の同僚と英語でコミュニケーションを取れるようになりたい。
- 海外移住して仕事がしたい。
- 会社の海外駐在枠の公募に挙手したい。
というのも、英語学習において一番難しいのが「勉強を継続すること」だからだ。
英語学習の反復トレーニングには正直つまらないこともある。社会人なら「やっぱり忙しいから」「今は他に優先すべきことができたから」という勉強しなくていい理由を探してしまうこともあるだろう。
その時に「何のために勉強しているのか?そうだ、アレを実現するために今このトレーニングは必要だ!」と思えるように、英語を勉強する “最終目標” を今一度自分に言い聞かせてほしい。
目標設定
英語学習の目標設定には、「英語試験のスコア」の活用がおすすめ。
というのも、語学学習、特に英会話は、相手によって話すスピードや聞き取りやすさの差もあり、本当に英語力が上がっているかを自分で判断しづらい。
そこで、定量的に自分のスキルアップ具合を判断するために、英語試験のスコアを目標指標にすると良い。成長の度合いが具体的な数値で確認でき、自分で目標までの距離(勉強の進捗具合)を測ることができる。
▼スコアで算出される主な英語試験
試験名 | 試験開催頻度 | 測定可能な英語技能 |
---|---|---|
TOEIC | 年10回 | リスニング、リーディング |
TOEFL IELTS | 年43回 年34回 | リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング |
TOEIC SW | 年24回 | ライティング、スピーキング |
VERSANT SPEAKING | 随時オンライン受験 | スピーキング |
また、上記の英語試験には試験料がかかるため、少なくとも試験までは頑張って勉強しようというモチベーションの維持にもつながる。受験の必然性に関わらず、これから英語学習を開始する人は、数か月以内の受験を目指して何らかの英語試験の目標スコアを設定しよう。
現状把握
受験する英語試験が決まったら、現状スコアと目標スコアとの距離を測ろう。
例えば、目標が「TOEICで “700点” を取ること」として、現状のスコアが500点であった場合、「目標達成には200点アップが必要」となる。
その試験を初めて受ける場合や現状で自分のレベルがわからない場合は、1度受けてみるか模試を解いて現状で何点取れるかを把握するといいだろう。
ステップ3. 英語を勉強する期間を決める
次に、目標達成にかける期間を決定しよう。順番が前後するが、先にタイムリミットを決めている場合は、勉強期間から逆算して達成可能な目標を設定するという方法もある。
英語の試験対策の取り組み方としては、気長にダラダラ勉強するのではなく、数か月間を集中して勉強することが望ましい。
これから英語学習と長期間向き合っていく覚悟がある人も、目標を小まめに切って数か月単位で更新していこう。
最初は、スキマ時間を含めて総計100時間程度を達成できる期間を設定すると良い。総計100時間は平日3時間・土日5時間だと4週間、平日2時間・土日3時間だと8週間で達成できる数値だ。
(※勉強時間を確保する方法は後述)
ステップ4. 効果的な英語勉強法を徹底的に実行する
ありがたいことに、先人の研究や体験談によって、今や英語試験のスコアを伸ばすノウハウはいくらでも入手できる。
「IELTSのライティングを5.0から6.0に上げるためにやるべきこと」「TOEICで850点の壁を越える方法」「この方法でリーディングを制限時間以内に解き終えれるようになった」など、どんな症状にどんな対策が効くのかということも実体験ベースで知ることが可能だ。
自分が今何を取り組むべきかがわかれば、あとはその勉強法に従って時間を費やすのみ。
ここで注意すべきことは、あれこれと手を出して勉強効率を半減させないこと。特に受験者数の多いTOEICはそれだけ情報も多く、何が最適な勉強法なのかわからなくなってしまうこともある。
以降では、ノウハウコレクターになってしまわないように、いくつかの英語トレーニングとそれぞれに対応する効能を紹介していく。
忙しい社会人が英語学習を継続させる5つのコツ
忙しい社会人が英語を習得するための最重要課題は、継続させることだ。どれだけ効率的な勉強法を理解できていても、継続できなければ意味がない。
忙しい社会人が英語学習を継続させるコツは以下の5つだ。
- 継続させるコツ1:基礎から勉強する
- 継続させるコツ2:日々の勉強をルーティンにする
- 継続させるコツ3:スキマ時間を上手に活用する
- 継続させるコツ4:切磋琢磨できる勉強仲間を見つける
- 継続させるコツ5:絶対に無理をしてはいけない
ここでは、それぞれのコツを一つずつ詳しく解説していこう。
基礎から勉強する
英語は基礎から体系的に勉強を進めていくことが重要だ。
例えば、英語の基礎が身についていない状態で会話の練習をしても、単語や文法の知識がないため練習が成立しない。英語を効率的に勉強するためには、まずは基礎を固めることが重要だ。
また、基礎から勉強することは継続させるためのコツとしても有用といえる。なぜなら、初心者がいきなり会話の練習を始めても、意味が分からず成功体験を積み重ねられないからだ。
まずは基礎から勉強していき、少しずつ知識を積み重ねて成功体験を増やしていこう。
日々の勉強をルーティンにする
英語学習を無理なく継続させるためには、日々の勉強をルーティン化するのがおすすめだ。
具体的には、決まった時間・場所・方法で勉強するのをルーティンにするのがおすすめ。人間が一定の行動を習慣化できるまでに要する期間は、以下の通りだ。
- 行動に関わる習慣化:約1ヶ月
- 身体のリズムに関わる習慣化:約3ヶ月
- 思考のリズムに関わる習慣化:約6ヶ月
英語学習は行動に関わる習慣化に分類されるため、どれだけ辛くても約1ヶ月は我慢して継続することでルーティンにできる。一度ルーティンにしてしまえば、英語学習が苦ではなくなるはずだ。
例えば、「毎朝20分は英単語の勉強をする」「お風呂に入ってから1時間は机に向かう」など、日々の英語学習を生活の中に上手に組み込んでみよう。
スキマ時間を上手に活用する
忙しい社会人が効率よく英語学習を進めるためには、スキマ時間の活用が不可欠だ。
通勤時間、移動中、食事中、お風呂の中、就寝前など、普段は何気なく過ごしているスキマ時間を英語学習に充てる習慣をつければ、手間なく英語学習を継続するための環境を構築できる。
英語学習を継続するためには、英語を勉強する時間を作ることが重要だ。集中して机に向かう時間を確保できない社会人は、スキマ時間を有効的に活用しよう。
切磋琢磨できる勉強仲間を見つける
英語学習を継続するコツとして、切磋琢磨できる勉強仲間を見つけるのもおすすめだ。
どれだけ具体的な目標を掲げていても、自分一人だけで高いモチベーションを維持するのは容易ではない。その点、勉強仲間がいれば「あの人も頑張っているから」という気持ちが芽生えるだろう。
また、勉強仲間がいれば英語学習に関する情報交換も容易にできる。アウトプットのために英語カフェに行く際も、仲間がいれば心強い存在になるだろう。
勉強が長続きしないと悩んでいる方は、まずは勉強仲間を見つけるというのも一つの方法だ。
絶対に無理をしてはいけない
英語学習を継続させるためには無理をしないこともコツだ。
あまりにも高い目標を掲げてしまうと、それが達成できなかった際にモチベーションが落ちる可能性がある。完璧にこなそうとするのではなく、重要なのは少しずつでも続けていくことだ。
そのため、どうしても英語のモチベーションがないときは休んでみるのも良いだろう。絶対に毎日勉強しなくてはいけないということはなく、疲れているなら1日位は休んでも問題ない。
英語学習を長く継続させるためには、無理をしないというのも重要なマインドだ。特に社会人は仕事や家庭に忙しい。自分ができる範囲で続けていくと良いだろう。
社会人でもできるスキマ時間の作り方
とにかく忙しい社会人が英語学習を効率的に進めるためには、いかに上手にスキマ時間を作るかが重要だ。ここでは、スキマ時間を駆使した1日のスケジュール例を紹介していく。
スキマ時間を駆使した1日のスケジュール
そもそもの勉強量が少ないと、いくら効率化を図っても英語力は向上しない。
仕事が忙しくて勉強時間をこれ以上確保するのは無理と言われてしまったらそれまでだが、その前にもう一度「ホントにこれ以上時間作れないの?」と自問してみてほしい。
- 朝30分早く起きる
- ランチを早めに済ませる
- 通勤時間を活用する
これだけでもすでに1時間程度は時間を作れるのではないだろうか?
ちょっとコンビニに行くとき、お風呂に浸かるとき、気分転換にランニングしに行くとき、リスニングの問題を解いたり、サイレントシャドーイングをしたりと英語の勉強に充てるタイミングはいくらでもあるはず。
あまりにも細かくスケジュールを組むと達成できなかった時の修正が面倒になってしまうが、ある程度は「こういう時はこれをする!」というように決めておくといいだろう。スキマ時間を確保する度に「今から何をやろうかな?」と考えるのは時間がもったいない。
例えば、TOEICのスコアアップを目標とした英語学習を行なうのであれば、このような感じでスケジュールを組むと良い。
<平日のスケジュール例>
【6時30分】:起床
【6時55分~7時15分】(机20分):精読トレーニング
【7時40分~8時20分】(スキマ40分):朝の通勤。単行本などを使って文法問題を解く
【12時25分~12時45分】(スキマ20分):ランチ後、残りの昼休みで勉強
【19時~19時40分】(スキマ40分):帰りの電車で朝の分を復習
【20時30分~21時10分】(机40分):オンライン英会話とレッスンの復習
【21時45分~22時45分】(机60分):公式問題集を使った勉強(ディクテーションや音読)
これで平日3時間以上を英語学習に充てられることになる。社会人ゆえに仕事の関係上スケジュール通りにいかないことも多いので、平日はざっくりとやることを決めておいて週末に調整するといいだろう。
スキマ時間にやってはいけない英語学習法
スキマ時間や外出中の空き時間にやってはいけないこと、それは「聞くだけ」「読むだけ」のような受け身の勉強だ。
例えば「移動中にイヤホンで英語を聞く」という作業は、最初のうちは聞いて理解していこうと集中していても、だんだんボーっとしてきて20分後にはBGMと化している……なんてことはないだろうか?
そういった無駄を避けるために、スキマ時間の英語学習には、頭をフル回転させて英文処理を繰り返さないと続かないシャドーイングや、問題を読んで聞いて頭で考えて解くといった集中し続けざるを得ないトレーニングが有効である。
効果を実感できる英語教材の選び方
英語教材の選び方の基本は、「受験する英語試験の模試や問題集」「オンライン英会話」の2点だ。
英語の定着は反復練習が肝となる。短期間で多く出会った単語はすぐ覚えられる一方で、たまにしか出会わない単語はなかなか覚えられないもの。
そこで、教材にはあれこれと手を出さずに、同じ過去問や模試を何周も繰り返すことを心がけよう。
模試1回分で出てきた単語や表現だけでも、覚えて使いこなせるようになるところまで持っていけると目に見える成長が得られるはず。
また、スピーキング力を鍛えたいか否かに関わらず、オンライン英会話は必ず活用することをおすすめしたい。
- アウトプットの機会が増えること
- 自然な英語に触れられること
- 英語に関する悩みや疑問をすぐに聞けること
- 英語学習のモチベーションを維持しやすいこと
などなど、英語学習におけるメリットしか得られないからだ。
オンライン英会話には予約なしで即レッスンを受けられるもの、録音・録画機能付きのもの、試験対策コースが準備されているもの、ネイティブ講師が選べるものなどサービスによって異なる。
一度無料体験を試してみるなどして、自分にあったものを選択しよう。
社会人におすすめの机に向かって行うトレーニング5選
英語学習のトレーニングの中でも、20分以上のある程度のまとまった時間を必要とするものや、声を出したり書き取ったりと外出先や移動中での実施が難しいものを紹介していく。
特に社会人におすすめの机に向かって行う勉強法は以下の5つだ。
- ディクテーション
- リピーティング/オーバーラッピング/音読
- シャドーイング
- オンライン英会話
- 精読
ここからは、おすすめの勉強法をそれぞれ一つずつ解説していこう。
ディクテーション
ディクテーションは、聞こえてきた英語音声を一言一句書きとる英語学習の王道トレーニングのひとつ。慣れないうちは「30分~1時間」の勉強時間を想定しておきたい。
ひたすら英語音声を聞いて書き取るだけの時間と労力を要する地味な作業だが、リスニング力は確実にかつ格段に向上する。
ディクテーションのやり方は下記の通り。
進め方 | 補足 |
---|---|
1.何度も聞いて一字一句書き取る | 聞き取れない、スペルがわからない部分は空欄でもよい。クリアに聞こえず自信がないところは、文法や文構造、または文脈から推測する。これ以上は何度聞いても無理というところまで書き取る |
2.スクリプトを見て答え合わせ | 大文字・小文字、冠詞、複数形sの抜け、句読点も細かくチェック |
3.聞き取れなかった理由を分析する | 単語(熟語)ミスか、文法知識の抜けか、聞き逃しやすい音(強弱、音声変化(連結や消失))など。 |
リピーティング・オーバーラッピング・音読
英語を耳で聞いて声に出し、英語の音・リズム・強弱を体に染み込ませるトレーニング。音声付きスクリプトを準備し、以下の要領でそれぞれ自分で納得がいくまで繰り返す。
- リピーティング:まとまりごとに音声を止めて、声に出して繰り返す
- オーバーラップ:聞こえてくる音声にぴったり被せてスクリプトを読む
- 音読:音声を聞かずにスクリプトを読む
これらは、英語をスラスラ喋れるようになるための「口の筋トレ」。
英語の発音は、日本語では使わない口の形をすることが多く、最初は唇や舌がプルプルすると思うが、筋肉がついてくるとナチュラルにその形をキープできるようになる。
また、ネイティブの英語がどのように聞こえるかを理解し、自分の声で再現できるようになることでリスニング精度も向上するだろう。
リピーティングは、英語を英語のまま理解する練習。この時点でスクリプトの内容をしっかり理解しておこう。
次にオーバーラップでは、ただタイミングを合わせるだけでなく発音・リズム・強弱など全ての音要素をマネるようにするのが秘訣。
そして音読では、オーバーラップで練習した発音・リズム・強弱に注意しつつ、詰まらずに読めるようになるまで繰返す。
どれくらい繰り返し練習するかだが、それぞれ「できるようになるまで」。そう言われると甘えてしまうという方は「20回ずつ」とノルマを決めると良い。
シャドーイング
ディクテーションと同じく英語学習の王道トレーニングであるシャドーイング。聞こえてくる音声に1,2語遅れて、聞こえた通りマネていく。
聞こえた英語を前から理解して正しく繰り返せるのは、正しい文法知識と文構造・瞬時の文脈理解できてこそ。この点は、先に同じスクリプトでディクテーションを行なっておけば解消できるだろう。
またスピードが上がってくると英語を詰まらずにスラスラ発声できる状態にあることが求められるので、口が慣れないうちは音読トレーニングを重点的に行なっておこう。
オンライン英会話
英会話は、週に1回まとめて3時間話すよりも、毎日20分英語で話す方が定着する。要は筋トレと同じだ。1週間のうち、6日間を日本語で過ごし、7日目にいきなり英語を話すというのでは、なかなか英語脳に慣れることはできない。
日本人は英語学習において、読む・聞くのインプットよりも話す・書くのアウトプットが圧倒的に不足していると言われている。どの試験を受けるにしても、毎日25分のオンライン英会話は必ず習慣化しよう。
オンライン英会話サービスは多数あり、それぞれ特徴が異なる。学習目的やレベルに応じて、実にさまざまなレッスンから自分に合ったものを選ぼう。
オンライン英会話について詳しく知りたい人は、以下の記事がおすすめ。主要サービスの概要と、目的別に徹底比較した分析を紹介している。ぜひ参考にしてほしい。
精読
英語を前から読んで理解する英文処理能力は、前述した音読トレーニングでも身につけることができる。
精読は、その英文処理をさらにスピードアップさせる「速読トレーニング」だ。こちらは、5〜10分あれば実施でき、声を出さなくてもいいトレーニングだが、自分が一番集中できる環境で行なってほしい。
実は、日常的に英語に触れていると自然と読解スピードが上がっていきそうな気もするが、人間必要に駆られないと居心地の良いところで停滞してしまうもの。
そこで、スピードを意識して読むトレーニングを自ら課して、読解スピードを上げていくことが重要である。
精読のルールは3つ。
・目標のwpm(words per minites・1分あたりに読む単語数)を決める
・短時間でもいいので、その時間は集中して行なう
・英文は前から読み、返り読みや飛ばし読みはしない
時間を計って返り読みせずに理解できるMAXスピードで読む。途中で追いつけなくなっても最後まで読み通すことが重要。その場合はもう一回最初から読んでいく。
ちなみにネイティブの読むスピードは、小学3年生で150wpm、中学2年生で250wpm、大学生で450wpmほど。話すスピードは一般的な日常会話で160~200wpm、朗読やスピーチで150wpm程度だ。
当然だが、自分が読んで理解できるスピードよりも速い英語を聞きとることはできないので、リスニング対策も兼ねて目標は200wpm以上、最低でも180wpmは達成できるようにしよう。
ただし、急にスピードアップできるわけではないので、現状のプラス10wpmくらいを積み上げていけば良い。継続して徐々にラインを上げていこう。
また自分のMAXスピードで読み続けるのは疲れるため、疲れてスピードが落ちてきたと感じたら一旦トレーニングをストップ。短時間集中を繰り返すことがポイントだ。
社会人におすすめの外出時やスキマ時間にできるトレーニング5選
次に、場所を選ばず数分から取り組むことのできるスキマ時間用のトレーニングを紹介していく。
特に、計画した英語学習期間中は「暇さえあればこれをやる!」というのを決めておき、スキマ時間の英語学習を最大化しよう。
特に社会人におすすめの外出時やスキマ時間にできるトレーニングは以下の通りだ。
- 試験の問題集を繰り返し解く
- サイレントシャドーイング
- 瞬間英作文
- アプリや英語学習サイトを利用する
- YouTubeで英語学習動画を見る
ここでは、おすすめのトレーニングを一つずつ詳しく解説していこう。
試験の問題集を繰り返し解く
TOEICのパート1,2(短文理解)やパート5(文法)に見られる一問一答形式の問題集であれば、1~2分のちょっとのスキマ時間でも解くことができる。
1問解いたら次のページに解答が載っている手のひらサイズの問題集や電子書籍を持ち歩くか、またはスマホアプリをダウンロードしておけば、ちょっと電車を待つ間や1駅間でも数問解くことができるはず。
試験問題には必ず出題パターンがあり、同じ問題を何度も経験することで傾向も頭に馴染んでくるので、問題集は「これ1冊!」というのを決めて、問題を見た瞬間に選択肢を見なくても空欄を埋めることができるくらい何周も繰り返しチャレンジしよう。
サイレントシャドーイング
サイレントシャドーイングとは、サイレントの文字通り、声には出さずに英語の音声を聞いて頭の中でシャドーイングをすることである。
頭の中でリピートするだけなら簡単なのでは?と思うかもしれないが、やってみると意外と思い通りにできないもの。
音声の流れるままに英文を理解していくトレーニングとしては、サイレントでも十分効果がある。恥ずかしくなければ少し口を動かしながらやってみるといいだろう。
瞬間英作文
瞬間英作文は、クイックレスポンス(日本語⇒英語の高速変換トレーニング)によって、基本英文法を頭に叩き込む英語教材である。
“この小さな猫はあなたのお姉さんのペットですか?”
“Is this small cat your sister’s pet?”
一見簡単な例文に思えるが、使用する単語が違うだけで実際の英会話では頻繁に使用する基本形の文法である。
瞬間英作文の良いところは音声だけで学習できるところ。日本語→ポーズ(瞬間英作)→英語(答え合わせ)で音声が流れ続け、出てくる単語は非常に簡単なので辞書も一切いらないのだ。
シャドーイングがまだ難しいという方やまだ文法に自信がないという方には特におすすめの勉強法。
机に向かって取り組むのも構わないが、これを家の中でひたすら続けていると飽きてくるので、ランニング中や料理中など何か他の動作をしながら行なうくらいがちょうど良いかもしれない。
アプリや英語学習サイトを利用する
英語学習は英会話スクールや教材だけでなく、アプリや学習サイトでも勉強することができる。アプリはリスニング・発音などそれぞれに特化したものが多く、1回5分程度と隙間時間に学習しやすい。
また、ほとんどのアプリが無料・有料版を設定しており、「無料で使ってみて良かったら課金する」という使い方ができる。
一方、英語学習サイトは、中学・高校レベルの英語から学習し直せるサイトや、ゲーム感覚で進めていくサイトなど、気軽に利用できるのが魅力。よく学習で使われているほとんどのサイトが無料のため、メインの学習にプラスアルファで加えるのもおすすめだ。
以下の記事では、編集部が厳選したおすすめの英語学習アプリ・サイトを紹介している。あわせて、各サービスの特徴や選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。
YouTubeで英語学習動画を見る
スキマ時間にできるトレーニングでは、YouTubeで英語学習動画を見るのもおすすめだ。
YouTubeなら、どこへ出かけるにも持っているスマホでいつでも視聴可能。最近は、聞き流すだけでリスニング力を向上できる動画も多く投稿されている。
そのため、動画はもちろん移動中のスキマ時間でも聞き流すことが可能。筋トレ中やランニング中など、日々の運動時間と組み合わせるのも良いだろう。
もちろんYouTubeには多種多様なコンテンツが投稿されているため、文法や英単語の勉強、効率的な勉強法やノウハウなど、さまざまなことを学べるはずだ。
社会人の英語習得におすすめの英語コーチング12選
急に仕事で英語が必要になり、できるだけ早く英語力を上げたい!という人は、英語コーチングサービスを利用するのもひとつの手。
英語コーチングは、専属のコーチやコンサルタントが受講者一人ひとりに合わせた英語学習プランを組んでくれるサービスだ。
現状課題の把握から目標設定、カリキュラムの設計、進捗状況の把握とアドバイス、学習時間の管理などを徹底的にサポートしてくれる。
男の隠れ家が厳選したおすすめ英語コーチング12選は以下の通りだ。
スクール名 | 特徴 | 入会金 | 料金 |
---|---|---|---|
イングリード | オンライン完結型の英語コーチング →概要 →公式サイト | 55,000円 | 119,625円(月額)~ |
Boost Coaching | “発話瞬発力”向上に特化したプログラム →概要 →公式サイト | 55,000円 | 437,800円 |
スピークバディ | LINEで専属コーチとのやりとりが可能 →概要 →公式サイト | 無料 | 283,800円(12週間)~ |
レアジョブ英会話 | 追加レッスンやサポートが無料 →概要 →公式サイト | 無料 | 550,000円(16週間) |
産経オンライン英会話Plus | 短期集中プログラムのコーチングサービス →概要 →公式サイト | 無料 | 132,000円~ |
ビズメイツ | 日本人専任コンサルタントのサポートが受けられる →概要 →公式サイト | 無料 | 33,000円~ |
フラミンゴ | ネイティブによる英語コーチング →概要 →公式サイト | 55,000円 | 275,000円~ |
プログリット | 全コースが通学とオンラインに対応 →概要 →公式サイト | 55,000円 | 380,600円(2ヶ月)~ |
トライズ | 完全オーダーメイドで英語学習を最適化 →概要 →公式サイト | 55,000円 | 499,900円~ |
マネーイングリッシュ | 基礎学習を重視したカリキュラム →概要 →公式サイト | 無料 | 49,800円(月額)~ |
RIZAP English | 最短2ヶ月で英語力を向上できる独自メゾット →概要 →公式サイト | 55,000円 | 437,800円~ |
Gariben | 低価格で独自の学習継続システムを導入 →概要 →公式サイト | 無料 | 136,800円 |
教材選びに時間を割かずに英語学習に集中できるので、短期集中で英語を習得したい人におすすめしたい。ここでは、一つずつ詳しく特徴を紹介していこう。
英語コーチングについては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。
イングリード
イングリードは、短期間で英語力を向上させることを目標に、専属英語コーチが学習をプランニングするオンライン完結型の英語コーチングサービス。
現状の英語レベルはもちろん、性別や年齢に関係なく誰でも短期間で英語力を向上させるため、海外で活躍するスポーツ選手や起業家、著名人も多く利用している。
コーチ陣は採用率0.3%という狭き門を突破した選りすぐりの布陣。専属コーチがカウンセリングの上、学習方法をパーソナライズ。
世界基準のテストを毎月受験し英語力を客観的に測りながら、最短で目標達成するための軌道修正を行なっていく。
学習管理に特化した専用アプリを使用し、日々の学習を記録、無駄のない学習スケジュールを管理する。
LINEを使用したサポートも充実しており、学習が正しく実践できているかの確認やアドバイス、疑問や悩みの相談、週ごとに達成度を振り返ることで、モチベーションを維持することができる。
個別のカリキュラムで学び、専属コーチのマンツーマンサポート、サブスク方式(月額定額制)のシンプルな料金プラン、オンライン完結、といった特徴で多くの人に選ばれている英語コーチングサービスだ。
無料カウンセリングでは、英語力診断を含めて60分間とたっぷり。学習の悩みなどまずは相談してみては?
入会金 | 55,000円 |
期間 | 2ヶ月〜 |
料金 | サブスクプラン: 137,500円(月額) ※最低受講期間2ヶ月 長期一括プラン: 119,625円(月額) ※6ヶ月以上のご契約で適用 |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング 英語力診断 学習アドバイス サービス紹介 |
Boost Coaching
Boost Coachingはオンライン英会話のQQEnglishが開発した“発話瞬発力”向上に特化したプログラム。
受講期間が100日間に定められているのは、短期間で学習効果を実証する“カランメソッド”を採用しているため。明治大学との実証試験では参加者全員のTOEICスコアが平均110点・最高250点アップした結果も出ている。
専属の日本人コンサルタントと週1回の面談が実施され、タイムマネジメントやモチベーション管理などを徹底的にサポート。学習面ではTESOLを取得し厳選されたフィリピン人教師がコーチングを担当。
また、オンラインレッスンの受講可能時間は24時間対応で、学習できる時間に合わせた学習メニューの調整も可能だ。
100日間で学習習慣を確実に身につけ、一人でも英語学習が続けられるようサポートしてくれる。「効率的にスピーキング力を高めたい」という学習者の希望を叶えるプログラムとなっている。
無料カウンセリングでは学習目的の確認や英語力診断が行われるので、まずは気軽に申し込んでみよう。
入会金 | 55,000円 |
期間 | 100日間 |
料金 | 437,800円 |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング 英語力診断 学習目的の確認 サービス紹介 |
スピークバディ
スピークバディパーソナルコーチングは、語学学習アプリの開発会社が提供するオンライン完結型の英語コーチングサービス。
コーチはTOEIC900点以上もしくは英検1級レベルの英語力を持ち、全員英語を使った実務経験があるため、ビジネスシーンで使える英語力の習得を目指せる。
日々の学習状況に関する報告や相談はLINEを使って専属コーチとやりとり。週に1回提出する音声スピーチへのアドバスと毎週45分の通話コーチングで英語学習をサポートしてくれる。
通常コースは毎日の自学時間は1時間程度で、無理なく続けられるのが特徴。直近で英語を使う仕事があるという場合は1日2〜3時間の課題で短期習得を目指すコースを選ぶこともできる。
レベルチェックは初回と中間・最終の3回で、学習成果を可視化できる。また、トレーニングツールとして同社が開発していAI英会話アプリ「SpeakBuddy」を利用可能。AI相手に対話の練習ができる。
無料カウンセリングでは、レベルチェックもできるのでまずは気軽に相談してみよう。
入学金 | 無料 |
期間 | 3ヶ月 |
料金 | スピーキングレギュラーコース: 283,800円(12週間) エクスプレスコース: 511,500円(12週間) ※入会後30日以内の返金保証 |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング+レベルチェック |
レアジョブ スマートメソッド
レアジョブ英会話の「スマートメソッド」は、16週間(約4ヶ月)で、英会話力を伸ばすことを目的とした英語コーチング。
与えられる各カリキュラムに沿って、平日週5回×50分の英会話レッスンを中心に、苦手課題を克服する自主学習、週末のウィークリーテストと3時間程度のホームワークを繰り返し行うことで、学習習慣を定着させ、実践で使えるスピーキング力を鍛えることができる。
本コーチングでは、世界中で使われている英会話力の指標「CEFR(セファー)」を基にした「CEFR-J」を1レベル以上あげるレベルアップ保証付き。
受講期間終了後にレベルアップできなかった場合は、追加のレッスンやサポートを無料で受けられるので安心だ。
入学金 | 無料 |
期間 | 16週間 |
料金 | 550,000円(16週間) |
無料体験(カウンセリング) | 無料相談+レベルチェック |
産経オンライン英会話PLUS
産経グループのオンライン英会話サービス「産経オンライン英会話PLUS」の短期集中プログラムで、コーチングサービスを受けることができる。
オンライン英会話の通常プランにプラスするオプションサービスで、コンサルタントは学習内容のプランニングや、おすすめの講師リストの作成、週1回の進捗チェックカウンセリングなどを行う。専用アプリを使って、コンサルタントに質問も可能。期間中は回数無制限で利用できる。
オンライン英会話レッスンの講師はフィリピン人講師・日本人講師・ネイティブ講師から選択可能(選択講師によって必要コイン数が異なる)。
コイン制なので、週1回は日本人講師のレッスンを受講する、というように、自由に組み合わせできる。また、一日集中してレッスンを数回受けることもできるので、仕事の予定に合わせてスケジュールを組みやすいのもおすすめのポイントだ。
入学金 | 無料 |
期間 | 8週間・12週間 |
料金 | 基本プラン(コイン制): ・プラン200(200コイン) / 4,620円 ・プラン620(620コイン) / 6,380円 ・プラン1240(1240コイン)/ 12,100円 講師種別必要コイン数: ・フィリピン人講師 / 20コイン ・日本人講師 / 200コイン ・ネイティブ講師 / 200コイン 短期集中プログラム(通常プランにプラス): ・8週間(カウンセリング回数8回)/ 132,000円 ・12週間(カウンセリング回数 12回)/ 165,000円 |
無料体験(カウンセリング) | カウンセリング(30~60分) |
ビズメイツ
ビジネス特化型のオンライン英会話サービス「Bizmates(ビズメイツ)」では、英語コーチングプランをオプションとして利用すると日本人専任コンサルタントのサポートが受けられる。
価格は他社の1/4以下ととてもリーズナブル。1ヶ月単位で受講できるという手軽さも魅力だ。
コンサルタントは全て、第二言語として英語を習得し、英語でのビジネス経験者。学習理論に基づいたコンサルティングで英語学習をフォローしてくれる。
それぞれのレベルや課題に合わせた学習プランを立ててくれ、コンサルティングは月4回(1回15分)。1回15分なので、忙しいビジネスパーソンでも受けやすい。他の受講生と学習状況などの情報交換ができるコミュニティツールも利用できる。
入学金 | 無料 |
期間 | 1ヶ月~ |
料金 | コーチング+英会話25分プラン:33,000円 コーチング+英会話50分プラン:39,600円 |
無料体験(カウンセリング) | 無料体験コンサルティングはなし ※オンライン英会話の無料体験は1回 |
フラミンゴ
英語初心者におすすめなのは「フラミンゴオンラインコーチング」。ネイティブレベルの英語力を持つ日本人コーチによる英語コーチングを受けられる。
週に1回(50分)のオンライン面談と、毎日1時間程度の自学自習で効率よく英語の勉強ができる。毎日の仕事が忙しくて、勉強時間が十分に取れないという人でも無理なく続けられるだろう。
「基本コース」「ビジネス英語基礎コース」「試験対策コース」のほか、4ヶ月間で初心者を脱出できる「英語初心者脱出コース」もある。
「ビジネス英語基礎コース」は8ヶ月のプランで、日常会話や旅行会話ができる人向け。打合せや電話応対、プレゼンテーションなど、ビジネスで使える英語力を身につけることが目的。ビジネスシーンに相応しい表現を学べる。
入学金 | 55,000円 |
期間 | 4ヶ月・8ヶ月・12ヶ月 |
料金 | 4ヶ月プラン:275,000円 8ヶ月プラン:528,000円 年間プラン:792,000円 ※入会後30日以内の返金保証 |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング(1時間) |
PROGRIT(プログリット)
プログリットは、マッキンゼー出身の起業家が設立した、本気で英語力を伸ばしたい人のための英語コーチングサービス。
仕事で使える英語を身につけられると評価が高く、受講生の94%がビジネスパーソンだという。
応用言語学や第二言語習得論における科学的知見に基づいた学習カリキュラムの設計と、専属コンサルタントによる徹底したサポートが受けられる。仕事が忙しい人でも続けられるよう、生活習慣まで踏み込んで計画を立ててくれるから安心だ。
関東・関西・中部に校舎があり、全コースがオンラインに対応。通学・オンラインとフレキシブルに受講スタイルを選べる。
コースはビジネス英会話コース、TOEICコース、TOEFL・IELTSコース、初級者コースの4種類。専属コンサルタントによるチャットサポートや音声添削サービスが毎日利用できるほか、週1回の面談でカリキュラムを調整。定着度にあわせて専用のカリキュラムを組んでもらえる。
入学金 | 55,000円 |
期間 | 2ヶ月・3ヶ月・6ヶ月 |
料金 | ビジネス英会話コース ・380,600円(2ヶ月) ・544,500円(3ヶ月) ※入会後30日以内の返金保証あり |
無料体験(カウンセリング) | 英語力診断+専属コンサルタントによる学習法の提案 |
トライズ
日本人コンサルタントとネイティブコーチが伴走してくれる「トライズ」。
とことんまで突き詰めた実用的な英会話学習を提供しており、専属コンサルタントが正しく効率的な学習をサポート。短時間で成果を出す仕組みを構築してくれる。
一人ひとりの英語力やゴールに合わせて学習プログラムをカスタマイズしてくれるため、ゼロから英語を始める初心者も1年間で英語を話せるようになるというわけだ。
コンサルティングはまず英語力を測定し、共にゴールを決定していく。その後は、教材の選定と学習スケジュールを構築してくれるため、何をすれば良いか分からない初心者でも安心だ。
まずは無料カウンセリングを受けてみて、自分に合った勉強法を相談してみよう。
入会金 | 55,000円 |
期間 | 3ヶ月~ |
料金 | 英語コーチング本科 ・432,900円(3ヶ月プラン) ・607,300円(6ヶ月プラン) ・986,100円(12ヶ月プラン) |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング |
マネーイングリッシュ
オンライン完結の英語コーチングサービスの「マネーイングリッシュ」。
第二言語習得論に基づいた学習方法で、個々のレベルを分析したうえでパーソナライズされた専用のカリキュラムを構築。経験豊富な講師陣が伴走してくれるため安心だ。
一人ひとりの目的、レベル、強度に合わせて無駄のない学習カリキュラムを提案してくれるため、仕事と両立しながら勉強を進めたいと考えている方にもおすすめできる。
また、専属の日本人コーチが伴走してくれる点も魅力だ。モチベーション管理や学習進捗チェックをしてくれるため、挫折しにくい環境が構築されている。
月額費用も安く抑えられるため、何からすれば良いか分からない初心者には特におすすめだ。
入会金 | 無料 |
期間 | 3ヶ月~ |
料金 | ベーシックプラン ・49,800円(月額)~ ※6ヶ月長期割引適用時 プレミアムプラン ・99,800円(月額)~ ※6ヶ月長期割引適用時 |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング |
RIZAP English
専属トレーナーによる完全マンツーマンで英語力を劇的に上げられる「RIZAP English」。
アウトプット重視のプログラムで、レッスンルームは完全個室。全レッスンでオンラインも受講可能であるため、遠方に住んでいる方や忙しい社会人も安心だ。
最大の魅力は、日本人の専属トレーナーがオーダーメイドの学習プランを作成してくれる点。起床から就寝までのスケジュールを作成してくれるため、初心者でも安心して任せられる。
また、レッスン以外でのサポート体制も万全だ。「仕事が忙しくて自習できない」「モチベーションを維持できない」などの悩みは、いつでも気軽に相談できる。
結果にコミットするRIZAP Englishで、自身の英語学習の効率化を実現してみよう。
入会金 | 55,000円 |
期間 | 2ヶ月~ |
料金 | 英会話コース ・437,800円(16回)/週2回(各50分) ・580,800円(24回)/週2回(各50分) ・723,800円(32回)/週2回(各50分) |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング |
Gariben
新感覚のグループ英語コーチング「Gariben」。
5人(参加状況により4~6人に変動)が1チームとなり3ヶ月を共に走りきるグループコーチングで、第2言語習得理論に基づいた英語の学び方をじっくりと習得していく。
独自の学習カリキュラムと講義の連動によりハイブリッド学習を実現しており、期間内で合計6回の講義が実施される。講義では、効果的な復習の仕方や単語の覚え方を学ぶことが可能だ。
また、いずれのコースも12回払いにすれば月額11,400円という費用の安さも魅力。グループコーチングになるため、切磋琢磨できる仲間が見つかるのも大きな特徴だ。
入会金 | 無料 |
期間 | 3ヶ月 |
料金 | 基礎力強化コース ・136,800円(12回払いで月額11,400円) ステップアップコース ・136,800円(12回払いで月額11,400円) ハイスコアコース ・136,800円(12回払いで月額11,400円) |
無料体験(カウンセリング) | 無料カウンセリング |
英語を話せるようにならない社会人の特徴
どれだけ英語学習をしても、話せるようにならない社会人もいるだろう。いつまで経っても英語が話せない理由は、考え方や勉強法が根本的に間違っている可能性がある。
ここでは、英語を話せるようにならない社会人の特徴を紹介していこう。
アウトプットができていない
アウトプットができていなければ英語は話せるようにならない。
独学で勉強している社会人に多い特徴だが、英語はインプットだけでは話せるようにならない。英語を習得するためには、インプットした英語を話すアウトプットすることが重要だ。
継続的にアウトプットを続ければ英文法の理解度が高まり、自分が何を話せないかも把握できるため、インプットしなければいけない内容が分かるだろう。
継続的かつ実践可能なアウトプットとしては、英語で日記を書く、音読する、外国人と会話するなどが挙げられる。英語学習がインプットだけにならないように注意しよう。
勉強のハードルが高すぎる
勉強しても英語が話せない社会人は、自身でハードルを高く設定している可能性がある。
英語学習はインプットとアウトプットが重要だが、ここまで覚えなければ会話の練習はしないと自身でハードルを設定してはいないだろうか。
確かにインプットは重要だ。しかし、多少のインプット不足があったとしても、積極的にアウトプットを重ねていかなければ英語は覚えることができない。
自身でハードルを高く設定しすぎると進捗状況も悪くなる可能性があるため、「失敗しても良い」という軽い気持ちでアウトプットを継続することが重要だ。
明確な目的がないまま勉強している
明確な目的がないまま勉強を続けると成果が出にくくなる。
目的は簡単ものでも良い。例えば「参考書の答えが完璧に分かる」「外国人の友達と日常会話ができる」など、明確な目的は必ず設定しておこう。
また、モチベーションを維持するためにも、目的だけではなくある程度の期間も決めておくことを推奨したい。海外旅行の予定があれば、当日までを期間として設定できるだろう。
【Q&A】社会人の英語勉強法に関するよくある質問
挫折してしまったらどうしよう?英語の勉強ってキリがなさそうだけどどのくらい継続すればいいんだろう?社会人になってから本格的に英語の勉強を始めるとなると、取り組む前や勉強し始めたばかりの頃は不安に感じることも多いだろう。
最後に、社会人の英語勉強法に関するよくある質問とその回答をまとめてみた。
Q1:社会人生活をしながら英語を習得するのにはどれくらい時間が必要か?
受ける試験や目標にもよるが、TOEICなら100時間勉強して40~60点アップする。駐在要件でTOEFLを受ける人でも、その準備期間は長くても半年ほどでクリアしている人が多い。
社会人は「1日3時間を1年間継続して勉強時間1,000時間を達成しよう」とよく言われるが、勉強時間だけを目標にすると中だるみしやすく、また自己満レベルの目標に甘んじてしまいがち。
数か月単位で試験の目標を作り、その間は生活の自由時間を全て英語に費やしてしまえば、成果を得られるはずだ。時間を目標にするのではなく、時間を忘れるくらい英語に没頭できる環境を自分で作ることの方が大切である。
Q2:スキマ時間の積み重ねだけでもTOEICのスコアは上がるのか?
結論から述べると、上がる。
TOEICは、一問一答式の問題が多く、設問あたりの分量が少ないため、設問を細切れに解いていくことができる。他の試験と比べて反復練習もしやすく、スキマ時間を活用しやすい。
ただし、時間配分の感覚を掴んだり、長時間集中力を保つことに慣らしておくことも必要なので、試験直前は本番と同じように2時間通しで模試を解く時間を確保しておこう。
Q3:モチベーションを維持するコツはあるのか?
モチベーション維持のコツのひとつは目標設定の仕方にある。
それは、自分がギリギリ達成できる目標を設定し、クリアしたら小まめに更新していくこと。目標を甘く設定したくはないけれど、高く設定しすぎて達成できなかった時のショックが大きいという人は、最低目標と最高目標を設定するなどの工夫をしてみよう。
もうひとつは、英語力を向上させることに対する憧れを強く持つことだ。英語力を高めることでどんな夢が実現するのかを想像してほしい。かっこいい夢である必要はない。モチベーションが高まるのであれば、「国際結婚がしたい」などでも良いのだ。
定期的に海外旅行に行って、自分の英語がどこまで通用するようになったかを試してみるのもいいだろう。前回よりどれだけ成長したか、どんな楽しいことがあったか、もっとこんな内容の話を現地の人と話したい、というのも英語学習を継続しようというモチベーションに繋がるだろう。
Q4:もしも挫折して、学習習慣が途切れてしまった場合はどうすればいいのか?
まず、今この時点で「英語学習に挫折は付きものだ」ということを知っておいてほしい。英語学習の挫折ポイントは、ある程度自信がついてきたときに、まだまだこんなに勉強しないといけないのか・・・と気付く瞬間。
しかし「え?こんなに勉強したのに自分はまだこのレベルなの?」というのは、英語学習に労力を費やしてきたからこそぶつかる壁である。
モチベーションの低いまま数日単位で断続的にダラダラ勉強しても辛いだけで成長しないので、しばらく英語を語学として捉えずに、趣味として洋画や洋書などに触れるくらいの気持ちに切り替えるのがおすすめ。
一時的に勉強をストップしたとしても、英語を勉強する目的や憧れさえあれば、また戻ってこられるはずだ。
【まとめ】最適な英語勉強法で効率的に英語を習得しよう
以上、忙しい社会人のための英語勉強法について計画から具体的なトレーニングまで全て解説してきた。本記事の重要なポイントは以下の通り。
・多忙な社会人でも英語を習得することは可能
・英語力は集中した短時間を積み重ねることで伸びる
・スキマ時間を駆使すれば社会人でも勉強時間は作れる
・成果を可視化するため、目標には英語試験のスコアを設定する
・英語の実用技能は徹底的に反復練習することで向上する
本記事で紹介した英語勉強法は、限られた時間の中で集中して行なうことで効果を発揮し、また少しのスキマ時間でも行なえる社会人のための英語勉強法である。
短期集中で英語学習に取り組み、一度成果を出してしまえば、その後のモチベーションにも繋がり、また次期目標に向けて最適な英語勉強法を自分で選択できるようになるだろう。
是非、英語力の向上に積極的に取り組んでほしい。
#英語勉強法
#英語コーチング
ベルリッツのオンラインプログラムで効率よく英語学習!
全国に約60校を展開する大手英会話教室のベルリッツが提供してるオンライン学習プログラム「Berlitz Flex」は、マンツーマンのオンラインレッスンとネット学習を組み合わせた約半年の短期プログラム。
ビジネス経験がある講師による質の高いオンライン英会話レッスンが受けられるほか、自習に最適なAI技術を活用したオンライン学習コンテンツを利用できる。コンテンツは1回10分~で効率よく学習できるので、スキマ時間にピッタリ。
学習コンテンツは教室レッスンを再現した動画や、語彙・フレーズの学習、発話練習など。オンラインレッスンの復習コンテンツやチェックポイントテストも利用できる。
7日間の無料体験も用意されているので、まずは試してみては?
▼こちらもチェック
- 社会人生活をしながら英語の習得はできる?
- 多忙な社会人でも英語を習得することは可能だ。英語力は集中した短時間を積み重ねることで伸びるため、スキマ時間を駆使すれば社会人でも勉強時間は作れる。
机に向かってじっくり取り組む学習と、スキマ時間にできるトレーニングを組み合わせて、総計100時間程度を達成できる期間を設定すると良い。総計100時間は平日3時間・土日5時間だと4週間、平日2時間・土日3時間だと8週間で達成できる。
机に向かって取り組む学習には「受験する英語試験の模試・問題集」や「オンライン英会話」がおすすめ。オンライン英会話について、詳しくはこちら。
- 社会人の英語学習におすすめのスクールは?
- 効率よく英語の学習をしたいなら、プロのアドバイスを受けるのがおすすめ。英語系スクールは、大きく分けると3種類ある。
・通学型英会話教室…教室に通って直接授業を受けられる従来型の英会話教室。わからないところを講師に質問しやすい。
→詳しくはこちら。
・オンライン英会話…オンライン上で英会話レッスンを受けられるサービス。場所や時間の自由度が高く、忙しい社会人におすすめ。
→詳しくはこちら。
・英語コーチング…専属のコーチがつき、個別にカリキュラムを組んでくれるサービス。自分のレベルと目標に合わせた最適な学習プランが提示されるので、短期間での英語力向上を目指せる。
→詳しくはこちら。